重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
9/5 レース名の注目はこの2頭!
先週の新潟記念(G3)は、[データ注目馬]カデナが後方集団から直線勝負で上がり3F33秒6の末脚を使って3着。8番人気の低評価を覆す激走を見せてくれた。異なる競馬場で4戦連続の馬券圏内なら完全に復調したと言える。重賞3勝目も十分に有り得そうだな。
第64回 京成杯AH(G3) 注目馬
データ
クリノガウディー
昨年の朝日杯FS(G1)では、後のNHKマイルC勝ち馬アドマイヤマーズの2着、後の桜花賞馬グランアレグリアに半馬身差先着という堂々たる実績を残している。
皐月賞で16着、NHKマイルCで14着と、3歳G1路線では思うように結果を残せなかったが、前走の中京記念(G3)では、勝ち馬の外から末脚を伸ばしてハナ差2着と健闘。古馬相手のマイル重賞で活躍のメドを立てた。
過去10年で新潟開催を除く9年分では、3歳馬が【2.0.3.10】と勝率13.3%、複勝率33.3%がどちらもトップ。今年は4頭の3歳馬が出走予定だが、13年に3番人気1着、16年に6番人気2着、18年に3番人気2着と【1.2.0.0】という破格の成績を持つ戸崎騎手がパートナーというのは心強い。
溜めれば堅実な脚を使えるタイプで、最後の追い比べに加わってくることだろう。
気配
ロードクエスト
3年前、3歳時にこのレースを勝ったのがロードクエスト。その後はしばらく勝ち切れず、善戦マンという印象が強かったが、M.デムーロ騎手と初コンビを組んだ昨年のスワンS(G2)では、その年の安田記念を制したモズアスコットをまとめて差し切ってみせた。
鞍上は、それ以降もタイミングが合えば騎乗しているように、能力を買っている1頭で、この夏も中京記念、関屋記念と近2走でコンビを組んでいる。その前走も6着ではあったものの、上がり3F31秒9という末脚で0秒3差の6着まで詰めていて、復調の手応えを掴んでいた。
M.デムーロ騎手といえば、夏競馬後半は新潟に腰を据えていたように、関東でアピールをしていた。開催3位の10勝、新潟記念(G3)ではジナンボーで2着に食い込むなど、上昇ムードで来ている。秋本番に向けて存在感を示すためにも、ココでも一発を狙っていることだろう。
※9/5日時点での注目馬となりますので、ご了承ください。
サマーマイルシリーズは僅か3戦で、この最終戦を勝たないと王者になれない馬が大半。ココで勝たなくても優勝の可能性があるのはグルーヴィットのみとなる。
シリーズを通しての馬券のポイントとして、どの陣営が本気で勝ちに来ているのか、シリーズを意識せずに参戦しているのか、その気配の見極めが挙げられる。更に、開幕週の馬場傾向や有利不利の出やすい中山マイルの枠順なども重要となる。
そういった多角的な要素を精査については、最終的に公開する5頭の馬券候補を参考にしてもらいたい。
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サマーマイルシリーズも
中京記念(G3)
グルーヴィット
プリモシーン
の2頭が馬券に!
関屋記念(G3)
ミッキーグローリー
ソーグリッタリング
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