日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2016年07月07日]

開幕週狙いの勝負馬


土曜福島10R
松島特別
ストレンジクォーク
クラス編成後の勝負話
この時期はクラス編成後の勝負情報を多数入手するが、中でも小島良助手が「引き続きいい状態を維持できている。降級戦なら負けられないところ」と自信満々なのがストレンジクォーク。

何しろ、4歳を迎えた今年は充実ぶり目覚ましく、2月の中山で1000万を勝ち上がると、続く準オープンを連続2着。オープン入りを目前にした馬が降級するのだから、地力は一枚も二枚も上の存在だ。周囲の声も「焦点は2着争いだろう」が大勢を占めている。



土曜福島11R
阿武隈S
ケイアイチョウサン
福島狙いで師も強気
福島開催で組まれている準オープンは、芝1200M、芝1800M、ダート1700Mの3鞍で、この阿武隈Sが唯一の芝中距離戦。本来なら骨っぽい顔ぶれになっていいところだが、次開催の新潟を狙っている馬が多く、ここはかなり小粒な組み合わせ。これなら福島巧者ケイアイチョウサンでイケる。

3歳時にはラジオNIKKEI賞を勝ち、昨年のこのレースはトップハンデの57キロで2着に好走。福島は4戦して[1.2.1.0]の好成績で一度も大きく崩れていない。

和田雄師も「夏場に向けて調子を上げるタイプで、1戦ごとに状態は良くなっている。昨年より1キロ軽い56キロのハンデならチャンス」と強気の構えだ。



日曜福島9R
織姫賞
アルスフェルト
絶対に落としたくない
尾関師が「絶対に落としたくない一戦」と力が入っているのがアルスフェルト。それもそのはずで「秋は秋華賞を使いたい」が尾関師の本音なのだ。

昇級の前走は2着も、降級古馬を相手の好走で、クラス通用の下地は十分。今回は中2週になるが、関係者は「牝馬にしてはタフで、未勝利を勝った時が中1週だったし、稽古の動きも良いので全く心配していない」とのこと。

まだ1勝の身だけに、トライアルで権利を獲れば話は別だが、少なくともあと2勝は挙げておきたいところ。それだけに2勝目へ全力投球のここは、指揮官の強気に乗る手だ。



日曜福島12R
彦星賞
レッドマジュール
500万の馬じゃない
福島初日の平場戦を除外になり、1週スライドして特別戦に出走。普通ならローテが狂ってメンバーも強くなるケースが多いだけに、マイナス材料となるところだが、手塚師が自信満々なのがレッドマジュール。

師いわく「除外で延びてもうひと追いできたおかげで、状態は更に良くなった。先週よりも頭数は少ないし、相手関係も今回の方が楽だよ」と本音のコメント。

1000万では同型が強力で結果を出せなかったが、500万に下がれば地力は上で、稽古に乗った戸崎も「500万の馬じゃない」と高評価。ここはスピード能力の違いで一気に押し切りそうだ。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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