日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2016年09月22日]

叩き台の気配なし


土曜中山9R
九十九里特別
フォワードカフェ
助手も色気タップリ
中山で現級を勝ちの実績を誇るフォワードカフェを本命に推す。降級後の2戦は札幌で2,3着と勝ち切れなかったが、いずれも先行した同馬には厳しい展開。それで好走するあたりが地力の高さで、得意の中山に替われば巻き返しのチャンスだ。

小島勝助手も「札幌から戻ったあともデキはいい。2500Mの距離も問題ないし、少し時計の掛かるレースになればさらに面白い」と色気タップリ。

休養前は、アデイインザライフ、ツクバアズマオーと現オープン馬と上位を争っており、能力的にも1000万では明らかに上の存在。競馬週刊誌では印が分散しているだけに、人気的にも妙味は十分だ。



土曜中山10R
茨城新聞杯
クロフネビームス
中山で惜敗にピリオド
1000万に再昇級後の2戦を、福島・新潟でいずれも2着に好走しているクロフネビームスに本格化ムードが漂っている。以前よりも折り合い面で格段に進境を見せており、関係者も「追ってからシッカリと脚を使えるようになったのが大きい」と解説。

先行有利だった新潟から、差しが決まり易い中山に変わるのはプラス材料。状態面に関しても、尾形充師は「夏場に使った疲れもなく、依然として元気一杯」とデキに太鼓判。メンバー的にもレースが流れる組み合わせで、スローで脚を余すこともないだろう。ここは惜敗続きに終止符を打つチャンスだ。



日曜中山10R
外房特別
オルレアンローズ
中山狙いで一発
昇級+休み明けとあって、某大手競馬週刊誌では△だけと伏兵扱いのオルレアンローズに一発ムードあり。

3ヶ月ぶりだが、高木師は「使い込むとテンションが高くなる馬。勝ったあとはリフレッシュして、ここに備えてきた」と狙い澄ました一戦を強調。

さらに「マイルは気持ち長いかも知れないが、精神面がフレッシュな今ならこなせるはずだし、能力的にはこのクラスでも十分にやれる馬。久々の方が走るので、レースを楽しみにしている」と話しているうちに、トーンもどんどん高くなっていた。まだキャリア5戦で伸びシロも十分で、これは狙って面白い。



日曜中山11R
オールカマー
ゴールドアクター
叩き台の気配なし
5ヶ月の休み明けでも今週の追い切りで絶好の動きを見せたゴールドアクター。まさかの12着に敗れた天皇賞(春)は「輸送によるイレ込みなどの影響で、レースでも掛かってしまった」と関係者。1人気を裏切ったとあって、始動戦といえども、有馬記念を勝った得意の中山で陣営は雪辱に燃えている。

中川師も「休み明けでも態勢は整った。当日の落ち着きがカギになるが、目標のジャパンC、有馬記念に向けていいスタートを切りたい」とキッパリ。叩き台の気配は感じられず、ベストの中山で強いゴールドアクターが見られそうだ。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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