日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2017年4月13日]

ベスト条件で勝利を


土曜中山10R
下総S
クラウンシャイン
1年ぶりの勝利を
昨年の当レースの勝ち馬である、クラウンシャインに注目。外傷で前走の韓国馬事会杯を自重した影響は全く見られず、順調に出走態勢を整えた。冬場は今ひとつ馬体が絞りきれなかったが、暖かくなって重めが解消され、状態は確実に上向いていると言える。

蛯名師は「スタートを決めて1コーナーの入りまでにいいポジションに取り付ければチャンスは十分」と期待を寄せている。丸1年勝ち星から遠ざかっているが、昨年勝利を挙げているレースで、再びのオープン入りを果たす可能性は十分だ。



日曜中山8R
鹿野山特別
トーセンラーク
ワケアリの敗戦経て
2走前に10頭立ての9番人気で大激走を見せたトーセンラーク。しかし前走の野島崎特別では見せ場なしのシンガリ負けを喫した。管理する武市師は「気が抜けた感じで競馬にならなかったが、これはフケ(発情)の影響が出ていた」と話す。つまりこの敗戦は度外視可能というもの。

今回は連闘での出走となるが「力を出し切っていないので疲れはなく、巻き返しを期して使うことに決めた」というのが厩舎の考え。「中山2000M戦は2走前に2着したコース。フケはおさまったので改めて期待したい」と、師は改めての本領発揮に期待をかけている。



日曜中山9R
利根川特別
ダンディーレイ
厩舎初勝利を
前走までは菅原泰夫厩舎に所属していたダンディーレイ。その菅原師が3月に定年を迎えたことで、前走後は3月から新規開業している青木厩舎へと転厩している。それまで使い詰めて来た事もあって、前走後は放牧に出して心身をリフレッシュ。今回は中6週としっかり間隔開けられての1戦だ。

「帰厩後はしっかりと乗り込んだのでいい感じに仕上がっている。古馬なので状態面で大きな変動は無いけど、レースに行けば安定して走れるのがセールスポイント」と青木師は語る。展開が向けば十分にチャンスがあり、これが青木厩舎にとっての初勝利となり得るかもしれない。



日曜中山12R
春興S
ドーヴァー
ベスト条件で勝利を
休み明けを一叩きされたドーヴァーが狙い目だ。前走の幕張Sは4ヶ月ぶりの出走で、プラス16キロの馬体重が示すとおり少し重め残りの仕上がり。それでも勝ち馬から0秒3差の2着に好走したのだから、力があるところは存分に見せられたと言えよう。

管理する伊藤圭師は「勝ち馬はその後重賞で2着するような馬であったことを考えれば、前走は上々の内容と言える。中山のマイル戦はベスト条件で、秋まで開催が無いのでここで決めたい」と語る。上半期の中山開催最終週での勝ち上がりに意欲を見せている。


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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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