日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2019年4月11日]

中山最終週でメイチ


土曜中山10R
下総S
ローレルリーベ
師は反撃に手応えあり
準オープンへ昇級後は7,5着と今ひとつ結果の出ていないローレルリーベだが、いずれも明確な敗因があるとのこと。まず2走前は、他馬にぶつけられる不利。そして前走は、体質が弱い馬で「間隔を詰めて使ったのが失敗だった」と解説。

そこで今回はいつも通り十分に休養し、態勢を整えての復帰戦。奥平師も「いい状態で出られるのは何よりだし、このクラスでも十分に力は足りる馬。今回は好レースを期待」と反撃に手応えアリだ。

土曜中山12R
利根川特別
パレスハングリー
中山最終週でメイチ
現級の安定勢力パレスハングリーに期待する。少し乗り難しさのある馬だが、早めに動かして闘争心をかき立てる騎乗なら最後まで集中力を切らさず走れる個性。それがコーナー4つの中山ダート1800Mと合致し、この舞台では目下4戦して2,2,3,2着と馬券圏内に好走。

大江原師も「月に1度のペースで使っているが、今回も状態は変わりなくきている。中山は今週がラストなので、何とか決めたい」と力を込める。それもそのはずで、次の中山は9月開催。春の中山最終週でメイチの勝負態勢だ。 (※出走取消となりました)



日曜中山9R
鹿野山特別
ルヴォワール
立ち直れば違う
前走はマイナス16キロと大幅に馬体を減らしたルヴォワール。むろんこれが3着に敗れた原因で、中間は放牧でシッカリと立て直され「馬体は戻っているよ」と関係者。

今回は多頭数で馬群の捌きがポイントになるが、2着3回の東京より、2勝をマークしている中山向きは戦績が示す通り。コース替わりは明らかにプラス材料で、手塚師も「現級では間違いなく力は上なので、積極的に動かして、勝ちに行くレースをすればチャンスは十分」と反撃に意欲満々。



日曜中山12R
春興S
イレイション
7歳の今が充実期
2走前の1000万を中山マイル1分32秒8の好時計で楽勝したイレイション。この勝ちっぷりに当然、陣営も自信を持っていた昇級の前走だが、逃げ切った勝ち馬にクビ差及ばず惜しくも2着。

とは言え、クラスにあっさりメドを立てたのは事実。5歳時に脚部不安で1年以上も休んでいたため、7歳を迎えた今がピークと言える充実ぶりで、池上和師も「中山マイルはベスト条件なので、今回も勝ち負けを期待したい」と今度こその構え。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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