境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年1月5日]

【京都金杯】鍵は長距離血統にあった!

【木曜の穴馬券ネオメソッド】
京都11R 京都金杯 芝1600m
(4)マイネルラクリマ

昨年の結果も踏まえて再考したのですが、どうも直近の京都金杯というレースは、「長距離G1で買いたくなるようなスタミナ血統」を持っている馬が好走しやすいという特徴があるようです。

11年1着シルポート 
菊花賞馬アサクサキングス、天皇賞・春馬イングランディーレの父ホワイトマズルの産駒。
11年2着ガルボ
自身が菊花賞、天皇賞・春を勝ち、産駒ヒルノダムールが天皇賞・春を制したマンハッタンカフェの産駒。
10年1着、11年3着ライブコンサート
サドラーズウェルズ系に母父キングマンボというスタミナ配合。
10年2着スマートギア
母父に菊花賞御用達血統のミルリーフ系を保持。
10年3着レインダンス
自身が菊花賞を勝ち、ザッツザプレンティ、デルタブルース、スリーロールスなど、菊花賞のドル箱血統でもあるダンスインザダークの産駒。
09年1着タマモサポート
天皇賞・春を勝ったタマモクロスの産駒。

このように、菊花賞や天皇賞・春といった、3000m超のレースと関連性の高い血統を持っている馬が、ここ数年バンバン馬券になっているという傾向があるんですね。今年はこの流れを重視して血統分析をしてみました。
ちなみに、この京都金杯というレースは、内枠徹底有利というトラックバイアスが毎年のように勝敗を分けます。全場の中で最も内有利になりやすいのが京都コースですからね。その開幕週とあれば、当然、この点は考慮すべきでしょう。

というわけで、今年の本命馬は4.マイネルラクリマ。天皇賞・春の勝ち馬マイネルキッツを輩出したチーフベアハート産駒。こういった、一見すれば長距離向きの血統を持ちながら、自身の活躍距離がマイル近辺にシフトしている馬、それが京都金杯で狙うべき馬だと考えるわけです。

相手筆頭は、7.ダノンシャーク。ご存知、長距離G1でも敵ナシだったディープインパクト産駒で、母父カーリアンに、母母父の系統が菊花賞御用達血統のミルリーフ。正直な話、去年の菊花賞で本命にする予定だった馬です。これも、やはり「血統的には長距離色が強いのに、自身のキャラクターがマイル近辺に寄っているタイプ」。直近の京都金杯で馬券になるパターンと言えます。

1月4日(水)の購入馬券:京都11R 京都金杯

【by境和樹】

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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