境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年1月28日]

鈍足馬が間に合う舞台

【土曜の穴馬券ネオメソッド】
京都11R シルクロードS 芝1200m
(15)ツルマルレオン

まず、徹底先行有利だった京都芝コースをどう見るかですが、昨年の回顧コラムを読み直して答えが出ました。

(昨年同週の回顧コラムより抜粋)
驚いたのは(何となく予想はしていましたが)、Bコース替わりによる急激な外差し変化。あの前開催の徹底内有利、前残りの馬場はどこへやら…。個人的には、単に仮柵を移動したという理由だけで起こった変化だとは思いませんが、まあ、ものの見事に激変しましたね。

と、昨年もやはり1回開催の終盤は徹底内有利、先行馬がバンバン馬券になり、差し馬届かずという競馬ばかりでしたが、開催替わり、コース替わりで傾向が激変しました。まだやってないことなので何とも言えませんが、おそらく、今年も同様の傾向になると見ています。
そもそも、一開催使った後の連続開催。馬場の悪化は避けようもなく、その意味で、時計の掛かる重たい芝状態になることは必然。昨年の同週も、馬場差は-0.1秒程度。ほとんど標準並みの時計の出方となっていました。この馬場状態なら、軽いスピードタイプには不利であり、代って台頭するのは、脚の遅いタイプのスプリンター。結果として、前半の追走で遅れを取る差し馬が、ラストで殺到するシーンが生まれるわけです。

【サンデー系の好走例】
11年1着ジョーカプチーノ(父マンハッタンカフェ)
11年2着アーバニティ(父マンハッタンカフェ)
10年1着アルティマトゥーレ(父フジキセキ)
09年2着ソルジャーズソング(父サンデーサイレンス)
08年1着ファイングレイン(父フジキセキ)
07年2着タマモホットプレイ(父フジキセキ)
07年3着ビーナスライン(父フジキセキ)

とまあ、過去5年、毎年馬券に絡む活躍を見せているのがサンデー系保持馬。これも、鈍足スプリンター向きのレースという見解の裏付けとなります。1200mにおいて、毎年のようにサンデーの系統が馬券になるわけですから、通常の1200mで要求される前掛かりのスピードとは違う要素が必要になっていると言うことができます。
そして、上記したサンデー系のどれもが、「なぜ1200mを走っているのか?」と疑いたくなるような血統、キャラクターの馬。これが間に合ってしまうところに、このレースのカラクリは存在します。

ということで、このレースにおいて探すべき馬は、「サンデー系保持馬」「一見すると1200mでは追走に窮するだろうなと思えるような鈍足タイプ」。今年なら(15)ツルマルレオンでしょう。父がハーツクライで、母父キングマンボ。母母の系統にはシルヴァーホークですから、普通に考えれば主戦場は2400m以上の距離。これが1200mで走っているのは本当に不思議なことです。そのレース振りを見ても、明らかに通常の1200mに対応するスピードはありません。しかし、これこそが、今の時期、そしてシルクロードSにおいて要求される適性。過去のサンデー系保持馬の好走例に合致します。
もちろん、昨年がマンハッタンカフェ産駒のワンツー。同じくサンデー系の中で長距離部門を担当するハーツクライも高い適性を発揮する可能性が強いという見立てもあります。休み明けということもあって人気はないでしょうが、ゴール前ズバッと差し込んで来てくれることを期待します。

1月27日(金)の購入馬券:京都11R シルクロードS

【by境和樹】

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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