境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年4月28日]

鍵はダービー連対馬の仔

【土曜の穴馬券ネオメソッド】

東京11R 青葉賞 芝2400m

(5)サトノギャラント

動画で解説 ~青葉賞(G2)~

例年、遅れてきたダービー馬候補が出走し、順当に人気に応えるのが青葉賞の特徴(ついでに言えば、よほど強い勝ち方をしても、だいたいダービーは2着までです)。その意味で、穴馬券党には出番がないようにも見えますが、過去の傾向を見ても二桁人気の馬でも馬券に絡んでいますし、意外と一筋縄ではいかないという結果が出ています。
特に、今年の場合は重賞で連対したことのある馬すらいない、例年にない大混戦。過去数年の中で、おそらく最も低レベルでしょうから、それだけ人気馬が押し出された馬である可能性が高く、人気薄にも十分チャンスがあると見ます。積極的に狙っていきましょう。

青葉賞のポイントは以下の通り。

1.ダービー連対馬を父に持つ馬がやたらと走る。
2.大きく崩れた経験がない馬が望ましい。
3.皐月賞戦線でチョイ足らずの競馬を続けてきた馬。

まずは、血統的に外せないポイントからご紹介します。

【青葉賞好走馬の父】
11年1着ウインバリアシオン 父ハーツクライ(ダービー2着)
11年2着ショウナンパルフェ 父アグネスタキオン
11年3着トーセンレーヴ 父ディープインパクト(ダービー1着)
10年1着ペルーサ 父ゼンノロブロイ(ダービー2着)
10年2着トゥザグローリー 父キングカメハメハ(ダービー1着)
10年3着ハートビートソング 父ゼンノロブロイ(ダービー2着)
09年1着アプレザンレーヴ 父シンボリクリスエス(ダービー2着) 09年2着マッハヴェロシティ 父マンハッタンカフェ
09年3着トップカミング 父ゴールドアリュール
08年1着アドマイヤコマンド 父アグネスタキオン
08年2着クリスタルウイング 父アドマイヤベガ(ダービー1着)
08年3着モンテクリスエス 父シンボリクリスエス(ダービー2着)
07年1着ヒラボクロイヤル 父タニノギムレット(ダービー1着)
07年2着トーセンマーチ 父フレンチデピュティ
07年3着フィニステール 父ダンスインザダーク(ダービー2着)


過去5年の3着内馬15頭のうち、10頭に当てはまる「父がダービー連対馬」という傾向。以前の青葉賞と言えば(当時はダービーもそうでしたが)、サンデー産駒を買っていればだいたい当たるという分かりやすいレースだったのですが、そのサンデー直仔が姿を消した07年以降は、この傾向が主流になっています。

そして、その血統傾向をベースに、それぞれの実績面から、「大きく崩れた経験がない」「皐月賞戦線でチョイ足らずの競馬を続けてきた」というファクターを足して絞り込みを掛けます。
特に後者、「皐月賞戦線でチョイ足らずの競馬を続けてきた」のパフォーマンスアップを狙うというポイントは、適性理論の基本ですね。
皐月賞戦線、つまり、1600~2000mの重賞レベルで、掲示板確保程度に終わってしまっていた馬は、「能力は足りているが、適性が合っていなかった」という可能性があり、東京2400mというこれまでとは違った舞台でパフォーマンスを上げ得るという期待を持つことができるわけです。

以上のポイントを総合すると、今年の青葉賞においては買うべき馬は、5.サトノギャラントということになります。
父がダービー2着のシンボリクリスエス。このレースでも好走馬を出しており、血統面は難なくクリア。そして、スプリングS、皐月賞で4、6着、このチョイ負けっぷりも、今回の条件でグッとパフォーマンスを上げる可能性に繋がります。どうせ人気は割れるでしょうから、このくらいの馬でも十分買う価値があると思いますよ。

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境和樹の馬券ネオメソッドとは?

『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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