境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年8月18日]

ダート的な馬力と持続力

【日曜の穴馬券ネオメソッド】

小倉12R北九州記念 芝1200m

(7)シゲルスダチ

動画で解説 ~北九州記念(G3)~

動画内では土曜日の札幌11Rの狙い馬も紹介しています!

本来、開催後半の小倉芝1200mにおいては、「1200mより少し長めの距離に適性のあるサンデー系の差し馬」が絶好の狙い目になります。馬場が荒れることで、内を回るスピードタイプの先行馬が苦しくなり、外を回す差し馬に出番が来る結果、少し長めの距離を走っていた馬(本質的に1200mが距離不足)が間に合うという寸法、この傾向にサンデー系が乗っかるという図式です。

この北九州記念というレースも、かつてはこの傾向がド嵌りしたことがありました。キョウワロアリングが勝った07年ですね。勝ち馬キョウワロアリングは、サンデーサイレンス産駒で、前走、小倉芝1200mで差し遅れていた馬。良績は1400mに集中していました。当時の3着馬も、1400mを連勝して臨んで来たアグネスタキオン産駒のワイキューブ、まさに、開催後半の小倉芝1200mの傾向に沿った決着でした。

ただ、この北九州記念というレースを全体的に見てみると、別の傾向が見えてきます。それが、「ダート的な馬力と持続力の要求値が極めて高い」ということ。ダートでも走れる馬力血統を持った馬が毎年のように馬券になっています。

【ダート血統保持馬の好走例】
11年2着エーシンリジル(父フレンチデピュティ)
11年3着エーシンヴァーゴウ(母父サンダーガルチ)
10年2着スカイノダン(母父ワイルドアゲイン)
10年3着サンダルフォン(母父ジェイドロバリー)
09年1着サンダルフォン(母父ジェイドロバリー)
09年2着レディルージュ(父ブライアンズタイム)
09年3着カノヤザクラ(母父ウッドマン)
08年1着スリープレスナイト(父クロフネ)
07年1着キョウワロアリング(母父シーキングザゴールド)
07年2着アルーリングボイス(父フレンチデピュティ)
06年3着ホーマンテキーラ(母父ストームバード)


そのほかでも、昨年の勝ち馬トウカイミステリーの父キングカメハメハは芝、ダート兼用血統ですし、08年2着のマルカフェニックス、06年の勝ち馬コスモフォーチュンは、ともに父がダンスインザダーク、マイネルラヴと、ダート的な持続力が要求される芝1400mに強い血統を持った馬でした。これらの馬をも含めることで、この北九州記念というレースが、「ダート的な馬力と持続力」を要求しているということが分かります。

そもそも、後述するラップ推移が示すとおり、ダ1200mっぽい超ハイペースの前傾雪崩れ込みラップが前提のこのレース。序盤のハイラップを追走し、そのまま雪崩れ込む形に強いダート血統が走りやすいということは、ある意味で必然と言えます。

【北九州記念のラップ推移】
11年 11.8-10.0-10.6-11.1-11.4-12.3 32.4-34.8
10年 11.6-10.0-10.5-11.2-11.5-12.3 32.1-35.0
09年 11.8-10.3-10.6-11.3-11.4-12.1 32.7-34.8
08年 11.8-10.3-10.9-11.4-11.4-11.7 33.0-34.5
07年 11.5-10.0-10.6-11.4-11.6-12.6 32.1-35.6
06年 11.9-10.1-10.9-11.3-11.5-12.3 32.9-35.1


cf 中山ダ1200mOPクラスの平均ラップ
12.0-10.4-11.0-11.7-11.9-12.6 33.4-36.2

(芝、ダートの違いの分で時計差はあるが、ラップの形は類似している)

この傾向に即して、今年の狙いは7.シゲルスダチに定めました。
父クロフネ、母父ブライアンズタイム。いかにもダートを走らせてみたくなる血統背景を持つこの馬。こんなダート的な馬力を秘めた血統こそ、このレースにピッタリ嵌ります。競走中止のアクシデントがあった後のCBC賞は度外視していいでしょうし、前走の1800m使いはお門違いもいいところ。この2戦がブラインドになるなら好都合、1200mへの距離短縮、ダート血統隆盛のレースへの出走とくれば、ガラリ一変の期待は高まります。
また、シゲルスダチの父クロフネが属するヴァイスリージェント系は、上述の通りこのレースと好相性。昨年2着のエーシンリジル、08年の勝ち馬スリープレスナイト、07年2着のアルーリングボイスがこの系統に属していました。
さらにさらに、直近の小倉芝1200mでも、この系統は効果的に馬券圏内に入ってきています。先週の西部日刊スポーツ杯では、4番人気アンプレシオネ(父クロフネ)が2着。土曜の最終レースではピサノベッテル(父クロフネ)が勝ち切っており、フェニックス賞ではフレンチデピュティ産駒のエーシンセノーテが勝っています。
過去の傾向&直近の傾向からも買い材料のある7.シゲルスダチ。一票投じて大穴に期待します。

相手関係についても触れておきます。
昨年の

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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