境和樹の穴馬券ネオメソッド

穴馬券ネオメソッド(予想公開編)

変則条件ゆえの血統バイアス


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【穴馬券ネオメソッド】

東京11R ダイヤモンドS(芝3400m)

超が付く変則開催。改めて血統傾向を調べてみると、やはり偏りがありました。今年は、この偏りをベースに予想を展開していきたいと思います。

【ダイヤモンドSのテーマ】

・トニービン内包馬
・ノーザンテースト内包馬
・条件上がりでも十分戦える

この3つがダイヤモンドSを検討する際に考えるべきポイントです。

血統面に関しては実際の好走例を見ていきましょう。

【ダイヤモンドSとトニービン内包馬】

14年1人気1着フェイムゲーム
(父ハーツクライ)

13年1人気1着アドマイヤラクティ
(父ハーツクライ)

13年4人気2着ジャガーメイル
(父ジャングルポケット)

12年1人気2着ギュスターヴクライ
(父ハーツクライ)

11年6人気3着キタサンアミーゴ
(母父トニービン)

10年1人気1着フォゲッタブル
(母父トニービン)


人気馬が多いことは否定しませんが、何しろ、現在2連勝中、3年連続で連対馬を輩出しているハーツクライの存在感は無視できないですね。その他の該当馬もコンスタントに来ており、そもそもトニービンが持っているバイアス力を考えてもやはり重要系統と考えておくべきでしょう。

【ダイヤモンドSとノーザンテースト内包馬】

14年5人気2着セイクリッドバレー
(母母父ノーザンテースト)

13年4人気2着ジャガーメイル
(母母父ノーザンテースト)

13年6人気3着メイショウカドマツ
(父ダイワメジャー)

10年1人気1着フォゲッタブル
(母母父ノーザンテースト)

10年10人気3着ドリームフライト
(母母父ノーザンテースト)


過去5年で5頭が馬券に絡んでいる『ノーザンテースト内包馬』。好走例自体はトニービン内包に及びませんが、10番人気3着ドリームフライトをはじめ、人気薄で激走しているところは注目に値します。
また、この系統の相性の良さを裏付けるのが出走数です。

【ダイヤモンドSとノーザンテースト内包馬の成績】

14年 ②⑤
13年 ②③⑦
12年 ⑤⑯
11年 ⑧⑨
10年 ①③⑥


意外に該当馬が少なく、過去5年で12頭しかいません。その中で5頭が馬券になっているという点は見るべきところでしょう。ちなみに、先ほど挙げたトニービン内包馬は過去5年で17頭の該当馬が出走しています(これも意外に少ないですが)。率ベース、回収率ベースで見ると、ノーザンテースト内包馬が勝るという考え方もできます。

最後に、『条件上がりでも十分戦える』というポイント。これは特殊条件のレースでは常に考えるべきこと、いつも書いていることなので焼き直しのようで恐縮ですが、再度ご説明いたします。
滅多に施行されない特殊な条件では、特殊な適性が要求されるもの。そして、その特殊な適性は、ここまでの過程で披露する場面が少ない。条件自体が特殊なのですから、これは仕方ありませんよね。したがって、一般的な条件で勝ったり負けたりしているような、いわゆる出世の遅いタイプは、特殊な条件に対する適性をまだ隠している可能性が高いと考えられます。
一般的な条件で結果を出してしまっている(一般的な適性を持っている)馬よりも、一般的な条件で結果を思うように出せていない(一般的な条件の適性が低い)馬の方が、特殊な条件に対する適性を秘めている可能性が期待できる。1頭の競走馬が、一般的な適性も特殊な適性も両方持っている可能性と、一般的な適性は持っていないけれど、特殊な適性を持っている可能性。これは後者の方が高いと考えるのが自然です(あくまで適性という概念が存在するという前提に立てばの話ですが)。
条件馬を単なる能力の足りない馬と捉えるのではなく、持っている適性が特殊すぎるため、条件レベルのレースではその適性を発揮できていないと考えるところがポイント。こういった特殊条件において、血統やレース振りから「能力を出し切れていない」と思わせる馬は、たとえ重賞レベルの実績が不足していても、臆することなく検討すべきです。

以上のテーマを満たす、今年の候補馬は以下の通り。

①メジャープレゼンス
(父ダイワメジャー)

③ネオブラックダイヤ
(母母父トニービン)

⑥カルドブレッサ
(父ジャングルポケット)

⑦カムフィー
(母父ノーザンテースト)

⑫リキサンステルス
(母父トニービン、母母父ノーザンテースト)

⑬アドマイヤフライト
(母父トニービン)

⑯フェイムゲーム
(父ハーツクライ)


この中から、今年は穴馬として……

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『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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