境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編) [2012年5月22日]

案の定というか、何と言うか…

第73回オークス(GI)

1着ジェンティルドンナ
2着ヴィルシーナ
3着アイスフォーリス

全体ラップ
12.6-10.9-11.6-12.0-12.0-11.9-12.4-12.3-12.2-12.1-11.8-11.8
時計 2.23.6

予想コラムにて、オークスというレースの本質を指摘しました。

【オークスというレースは、果たして何なのか?】
1.2400mで行なわれることにあまり意味がない。
2.3歳牝馬だけで争われるレースである。


このポイントから、「桜花賞上位組を無闇に軽視してもロクなことはない」と書きましたが、まさにその通りの結果。3着にアイスフォーリスが入りましたが、そのアイスフォーリスからハナ差の4着がアイムユアーズ。あやうく(?)桜花賞の着順がそのままオークスの着順になるところでした。いやはや、恐ろしい限りです。
基本的には予想コラムで詳しく書いたので、興味のある方はもう一度お読みいただきたいのですが、要するに、このレースは「3歳牝馬の実力比べ」がその本質。距離適性や馬場適性をあまり深く突っ込んで考えても意味がないんですね。よっぽど流れがタイトになったり、馬場が鈍重になった際に、適性のある人気薄が3着くらいにヒョコッと顔を出す程度で、今年のような超高速馬場で行われてしまうと、そもそもの力で劣る人気薄は到底勝ち負けには参加できないことになります。悲しいかな、これがオークスというレースの本質です。来年以降も、これだけは絶対に忘れないようにしたいものです。桜花賞馬が3番人気など、このレースの本質からすると有り得ないことなんです。

私の本命馬サンシャインは、それなりの見せ場を作ってくれたものの、及ばず8着まで。先ほども書いたとおり、この時計ではツライです。現状の力不足をハッキリと露呈する形になってしまいました。手元の計算で馬場差-1.8秒。これではお手上げです。

最後に、ディープインパクト産駒が2400mのクラシックを制したことは、今後に向けて明るい材料と言っていいでしょう。海外G1奪取の偉業まで達成しながら、いまだマイルのタイトルしか持っていなかったディープインパクト。しかも、牡馬クラシック戦線をステイゴールドにまとめて持っていかれていたわけですから、結構事態は深刻だったと思います。
それが、今回のレースでようやくクラシックタイトルを獲ったわけです。これで勢いが付いてくれれば、日本最高峰の種牡馬として、さらにステップアップすることは必至。かつてのサンデーサイレンスのように、栄華を極めることになるでしょう。

やれやれ、やっとこの偉大な名馬にこういった言葉を言うことができました。真面目な話、結構危ないレベルまで来ていたと思いますよ。本当に穴が少ない種牡馬であるディープインパクトですが、その万能性ゆえに“器用貧乏(どこでも安定して走る反面、突出した要素を要求される大舞台に弱い)種牡馬”に成り下がってしまう危険性を孕んでいましたから…。今後は一気に駆け上がってもらいたいものです。

【by境和樹】

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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