境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編) [2013年7月16日]

異例の高速決着は痛かった

第49回函館記念(G3)

1着トウケイヘイロー
2着アンコイルド
3着アスカクリチャン
:
7着◎メイショウウズシオ

ラップ:
12.2-11.0-11.7-11.8-12.1-12.1-12.0-12.0-11.6-12.1
時計:1.58.6

まず、本命に期待したメイショウウズシオについての回顧から。
手元の計算で当日の馬場差は-1.2秒。時計の速い馬場で函館記念らしくない高速決着になってしまいました。この状況で終始外を振り回されてしまってはどうしようもありません。ましてや、オペラハウスにブライアンズタイムという少し重たさが勝った配合ですからね。余計に厳しかったです。
ちなみに、過去10年で2番目に速い時計での決着となった今年ですが、最速は10年の1.58.5秒。それと0.1秒差であるばかりでなく、10年と今年以外はすべて2分00秒近辺での決着。かなり特異な馬場状態だったと言えるでしょう。このあたりは、ロングラン開催を見据えた馬場造園のためだと思われます。
大外枠に関しては予想の段階から分かっていたことでしたが、テーマに合致した馬の中では一番加点材料が多かったと思っているので、今回に関しては負けて悔いなしです。実際、隣のアスカクリチャンは内に潜り込んで3着に来ているわけですからね。今日のところは高速決着と乗り方がマッチしませんでした。

勝ったトウケイヘイローは鳴尾記念に続いての逃げ切り勝ち。また上手くやったなという感じですが、上記ラップ推移を見ていただければわかる通り、結構良いペースで飛ばして終い3Fを12.0-11.6-12.1秒でまとめたわけですから、決してフロックとは言えないでしょう。前残り傾向の強い馬場を差し引いても、なかなか上等な内容だったと思います。
父ゴールドヘイローはダート色の強いB級サンデーですが、母父ミルリーフ、母母母の系統にハイペリオンと密かに重たいスタミナ血統を持っていることがミソですね。

アスカクリチャンはニジンスキー系内包馬ということで候補までは挙がりましたが、僕自身、なまじ七夕賞で本命にして結果が出ていたこともあり、どうしても函館芝2000mのイメージが湧きませんでした。これは痛い馬を逃しました。それにしても、岩田騎手らしい立ち回りでしたね。四位騎手には四位騎手のいいところがあり、岩田騎手には岩田騎手のいいところがあるわけですが、今回の枠の並びでは圧倒的に岩田騎手の特徴が有利に働いたという感じです。

最後に、土曜の注目レースとした函館10R大森浜特別◎ヤマイチパートナーについて。
まさかの単勝1番人気にはビックリしましたが、ハッキリ言って今回は馬券云々が問題ではありませんでした。菊花賞へ向けて、今後のローテーションを考えれば絶対に落とせない一戦できちんと結果を出してくれたことは何よりです。着差が僅かだったあたりも最高です。ブッちぎられたらみんなに気づかれてしまいますから。まだ道のりは遠いですが、どうにかして本番に出走してほしいものです。今年の菊花賞はこの馬だとまだ信じていますから。

【by境和樹】

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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