第49回小倉記念(G3)
1着メイショウナルト
2着ラブリーデイ
3着マイネルラクリマ
:
9着◎セイクリッドセブン
ラップ:
12.3-10.8-11.1-12.0-11.8-11.9-12.2-11.8-11.3-11.9
時計:1.57.1
今年唯一のグレイソヴリン系保持馬のセイクリッドセブン。結果は出ませんでしたが、このレースにおいてグレイソヴリン系が重要であるということに変わりはありません。来年以降も絶対にこの血統傾向は覚えておいていただきたいと思います。予想コラムでも指摘した通り、本当に人気と無関係に馬券になることが多いので。
ちなみに、今年の勝ち馬メイショウナルトは、父ハーツクライがサンデー×トニービン。2着ラブリーデイは母母父トニービン。ともにグレイソヴリン系内包馬でした。今年はストレートに保持している馬がいたのでコチラを取ることはしませんでしたが、来年以降、グレイソヴリン系保持馬がいない場合には、内包馬でもOKというスタンスが取れることはハッキリしましたね。
ちなみに、私は「保持」と「内包」という言葉を使いますが、「保持」が『父か母父に持っている』ことで、「内包」が『父、母父だけでなく、父母父、母母父に持っている』こと、という意味で使っています。あくまで私が使い分けているだけなので一般的には通じないかもしれませんが、今後、予想コラムやツイッターをご覧いただく際の参考にしていただければ。
レース自体は典型的な先行勢の雪崩れ込み競馬。上位3頭のコーナー通過順は
1着メイショウナルト 5-5-3-1
2着ラブリーデイ 5-5-6-3
3着マイネルラクリマ 4-4-3-2
というとおり。後方待機組には出番がない競馬となりました。セイクリッドセブンは正攻法では苦しいと見て道中はほとんど最後方。まあ一発を狙うならこういう競馬でしょうから、これ自体はしょうがなかったと思います。
それにしても、勝ち馬メイショウナルトの武豊騎手は相変わらず冴えた手綱捌きでした。マイネルラクリマの動くタイミングをしっかりと見極め、内から押し出す形。ラクリマがああいう競馬をすることを読み切り、先に前に出られないことをずっと意識していたんだと思います。逃げて失速したメイショウサミットを絶妙なハンドリングでかわし、マイネルを外に置いたまま自分が前に出る…。この4角の攻防は芸術品だと思います。何度も見直したいレースになったと思います。グッときましたね。やっぱりこの人は日本一上手いですよ。
【by境和樹】
Mail:cheer@umasq.jp
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