うまスクエア

う～ん…消化不良

第64回毎日王冠（Ｇ2）

１着エイシンフラッシュ
２着ジャスタウェイ
３着クラレント
:
４着◎レッドスパーダ

ラップ：
13.0-11.0-11.5-12.7-12.6-12.6-11.1-10.9-11.3
時計：1.46.7

道中で大きくラップが緩み、上がり３ハロンが11.1-10.9-11.3秒という典型的瞬発力ラップの競馬になってしまいました。上がりの速い瞬発力勝負は勝ち馬エイシンフラッシュの土俵ですから、こういう結果になってしまいますね。私の本命馬レッドスパーダとは適性が真逆の競馬。今の充実度や馬場を味方に付けて圏内まであと一歩のところまで迫りましたが、内容的には完敗。というか、いわゆる、私がいつも言っている“明らかな適性ズレの負け方”。能力が足りている分だけソコソコには来るけど、適性がズレているからソコソコまでしか来ないというヤツです。
２番手に控えるところまでは良かったと思いますが、直線に入ってもまだ追い出しを待つシーン、あれを見てああダメだと思いましたね。脚を溜めたところでこの馬はたかが知れていますから。
無論、もっと強引な競馬をしていれば大きく負けてしまった可能性もあると思います。ただ、逆に嵌って勝つシーンもあったのではないでしょうか？このあたりが騎手と馬券を買う側にある意識の差なんでしょうね。我々にとっては４着でもケツでも同じ負けですが、乗っている方にとっては４着とケツとでは大きな違い。最後まで一つでも上の着順を目指そうと思えば、必然的にああいう形になってしまいますね。

好位につけて速い上がりを使った瞬発力型が上位入線し、後方の馬はスローに嵌って間に合わず。瞬発力不足の先行馬はよく頑張ったけど切れ負け。今年の毎日王冠は実にセオリー通りの決着に終わったようです。

続けて、京都大賞典についても一言触れておきたいと思います。

「競馬は適性」

以上（笑）。

ゴールドシップの敗戦に関してはある程度想定できるものだったと思います。まあ、さすがにここまで負けるか？ヒットザターゲットにまで負けるか？とは思いましたが、この馬は典型的な馬力タイプで、阪神や中山のような力のいる芝、または道悪でないとパフォーマンスを著しく下げます。逆に、得意の舞台になればオルフェーヴルと並んで現役最強クラスです。
もう言いたいことはお分かりだと思います。『高速馬場が予想されるジャパンカップでは完消し、有馬記念で本命級の評価』。有馬で５番人気くらいまで人気が落ちてくれればかなりヤル気が出てきますね。
さすがに無理か…？？

【by境和樹】

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