境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

ダブル重賞の回顧

第65回ラジオNIKKEI賞
1着ゼーヴィント
2着ダイワドレッサー
3着アーバンキッド

ラップ:
12.4-10.6-12.3-11.9-12.4-12.4-11.8-11.5-11.7
時計:1.47.0

印象としては、凄く綺麗で、かつ、チャレンジ精神に溢れる好レースだったと思います。2頭ほど出遅れて残念な形になってしまった馬はいましたが、勝ち馬を筆頭に、各馬がやれる限りのことをやっていて、結果は度外視して納得できるレースでした。
勝ったゼーヴィントは、最内枠をどう捌くか注目していましたが、落ち着いて無駄な動きを一切せず、空いている(空きそうな)スペースに瞬時に反応してそこに入るという、お手本のような競馬でした。さすがはリーディングジョッキー。馬の力も一枚抜けていたかなという印象。
ちなみに、福島芝1800は、ディープインパクト産駒を堂々と買える(回収率ベースの成績が凄く良い)条件です。今後も同産駒には注目しておいた方がいいでしょう。

2着ダイワドレッサーも、一度も先頭には立っていませんが、内容的には差し馬殺到の流れの中、よく頑張っていると思います。

期待したキングハートは、好スタートからロスなく運び、4角では勝ち馬と同じような手応え。これは一瞬ゾクッとしましたが、追い出してから伸びなかったあたりは距離ですね。血統傾向的にはこれだったと思うのですが。



第52回CBC賞
1着レッドファルクス
2着ラヴァーズポイント
3着ベルカント

ラップ:
12.2-10.7-10.9-10.9-10.8-11.7
時計:1.07.2

いや~難しい。やはり中京コースは本当に難解だなぁと改めて感じさせられました。ハンデ差があったとはいえ、この日の馬場でベルカントが条件馬に潰されますか。時計の出方としては、小倉に近いくらいの高速馬場だと思いますが、かといって軽いタイプの馬が来るわけではないのが、中京らしいところ。時計の裏付けが必要に見えて、実はそうではない。額面の時計に目を奪われて、本質的なコース適性を見失うと痛い目に遭う。このレースを勝ったレッドファルクスがそのことを証明したと言えます。
血統的にも、今年に入ってサッパリだったミスプロ系がワンツー。重賞には重賞固有の血統傾向が生まれるということは、これまでの経験上分かっていることですが、それにしてもこの結果には唖然とさせられました。見る目が無かったですね。このレースに関しては本当に的外れだったと反省しております。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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