馬券ネオメソッド(レース回顧編)
秋華賞の回顧
第21回秋華賞
1着
ヴィブロス
2着
パールコード
3着
カイザーバル
ラップ:
12.4-10.5-12.9-12.2-11.9-12.6-11.7-11.4-11.3-11.7
時計:1.58.6
例年の秋華賞とは異質の流れになった今年の秋華賞。時計も速く、基本的には内を通った先行~好位馬に有利な競馬だったと思います。それを外から一気に差し切ったヴィブロスは優秀な瞬発力の持ち主です。春の重賞で全く走れていなかったのはなんなんでしょう? 成長力なんでしょうか、腑に落ちないところはあります。とはいえ、この勝利は掛け値ナシに優秀なものだと思いますし、今後はマイルくらいの距離で瞬発力を活かす方向性がいいんじゃないでしょうか。まあ、この先の使い方に関しては、私より発言力の強い方がページ上の方にいらっしゃるので、そちらに聞いてください(笑)。
血統的には、結局ディープでした。これは動画予想の方では少し触れたのですが、ずっとディープ産駒が来ているレースなんですよね。ジェンティルドンナ、スマートレイアー(2着)、ショウナンパンドラ、ミッキークイーン、そして今年のヴィブロス。最近、ディープは以前に増して逆境に強い面が濃くなっており、それは同時に一般レースで恐ろしいくらい取りこぼしているということでもあるのですが、他のレースで全然来ていないのに、重賞になると突然息を吹き返すというケースが多発しています。もっとも、重賞のディープは意外に儲かったりする(先週終了時点で、単勝回収率100%超え)ので、それはそれでいいんですが、意外に使いづらいと考えている方も多いかもしれません。
今年、唯一のキングマンボ系保持馬だったエンジェルフェイスは、16着惨敗。スタートは出ていたと思うのですが、その後は行く気も見せず、内で頭を上げて引っ掛かって終了。何がしたかったんでしょうか? もっとも、走り方を見ると力感が強くて、どうも今日のような高速馬場は不向きだったのかもしれません。同時に、ダート馬っぽい雰囲気も感じました。この厩舎はダートでも上級の馬を何頭も輩出していますし、ひょっとしたら今後は路線変更があるかもしれませんね。
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