境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

スプリンターズSの回顧

第51回スプリンターズS(GⅠ)
1着レッドファルクス
2着レッツゴードンキ
3着ワンスインナムーン

ラップ:
11.9-10.8-11.2-10.9-11.1-11.7
時計:1.07.6


ミスプロ系の1~3着独占。狙ったアドマイヤムーン産駒もワンスインナムーンが3着。改修前の支配的な血統だったバクシンオーやノーザンダンサー系は今年も凡走し、改修後、2年間は好調ながら今年はイマイチだったサンデー系も馬券に絡まず。ほとんど読み切っていたレースだったと思います。

ただひとつ、これは終わった後に物凄く後悔したことですが、「ニジンスキー系内包」を深追いしすぎたことが致命的な失敗でした。
過去2年の傾向と今年を比較して、サンデー系危うしと提唱したのなら、その過去2年で穴馬を量産したニジンスキー系内包に関しても、同様に疑うのが筋でした。
とにかく人気薄をバンバン馬券にしていたという印象が強く残りすぎていたために、そこだけ昨年までの傾向を引きずってしまったことが、結果的に大きなミスに繋がりました。画竜点睛を欠くとはまさにこのこと。悔しい。

レースを振り返ります。

勝ったレッドファルクスは昨年に続く連覇。木曜日に出演させていただいたイベントでも、「意図のある休み明けに見えるし、去年のメンバーと比べて二枚は落ちるこの相手なら、普通に好走圏内」とお話しましたが、そんな感じの結果でしたね。
土曜日ほどではなかったとはいえ、日曜日もやはり内ラチ沿いが若干有利な馬場設定だったと思います。2着レッツゴードンキはそこを巧みに突く会心の好騎乗だったわけですが、それを外からねじ伏せているわけですから、やはり力が違ったなという印象。着差以上の強さだったと思います。

2着レッツゴードンキは、ひとつ前の10Rに行われた勝浦特別(芝1200)を、同じ馬番から勝ったクラウンアイリスをトレースするような作戦。逃げたワンスインナムーンがラチ沿いを少し開けていたところを狙う判断も嵌っています。これで勝てないのは不運としか言い様がない。それくらい完璧なレース運びだったと思います。相手を褒めるしかないでしょうね。

ワンスインナムーンは、前走でオープン特別の朱鷺S(芝1400)を勝っての参戦。ただ、その朱鷺Sが意外に辛勝だったため、ここに入っての力量差が不安視されたのか、人気薄での出走となりました。
しかし、以前から何度も言っている通り、かつて『1400のアドマイヤムーン』として名を馳せたアドマイヤムーンは、いまや完全に適性距離を1200にシフトしています。つまり、1400の辛勝はそう悲観する必要はなかったということです。今回はベスト条件である中山芝1200へのコース替わり。パフォーマンスを上げるのも必然だったといえるでしょう。

個人的に驚きだったのは、5着ブリザード。これはかなり強い競馬をしています。スタート直後に両サイドから挟まれてしまい、一旦後方に下がるロス。今日の馬場を考えればこの時点でほぼゲームセットの状況ですが、そこから怯まずスルスルとポジションを押し上げ、ゴール前でバテることなく脚を使い続けています。相当長い距離に渡って脚を使っており、ちょっと日本馬にはないイメージの走りでした。序盤がスムーズならどうなっていたか……そんな印象を持ちました。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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