境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

東京新聞杯の回顧

第68回東京新聞杯(GⅢ)
1着リスグラシュー
2着サトノアレス
3着ダイワキャグニー

ラップ:
12.4-11.4-11.6-12.2-12.4-11.1-11.0-12.0
時計:1.34.1


1着から15着までが1.0秒以内に入っていることからも分かる通り、スローの団子状態から決め手比べになった今年の東京新聞杯。馬自体の瞬発力もさることながら、どこを通すか、何を相手と見て追い出すかなど、ジョッキーの手腕が問われるレースになったと思います。あと、少しの運。

勝ったリスグラシューは、少し行きたがるのを宥めながら、直線はいたずらに外へ出さずに進路が空くのをジッと待つ形。ちょうどウオッカの安田記念を思い出させるような騎乗だったと思います。最小限のロスで最短距離を駆け抜けることが、こういう流れ、こういう形のレースでは重要ですから、それを体現した武豊騎手に軍配が上がったということでしょう。

このリスグラシューという馬は、ハーツクライにアメリカンポスト(ネイティヴダンサー系)という配合の馬で、母母父にはミルリーフのラインを持っています。以前にも言及したかもしれませんが、ハーツクライは『母系が貧弱なほうが走る』というセオリーがあり、主に米国血統や短距離血統を母系に置いた方が成功しやすい種牡馬です。その意味で、このリスグラシューの成功は結構画期的だと思うんですよね。

アメリカンポストは、現役時代にフランスの2000ギニーを勝っているコテコテの欧州血統(ちなみに、ネイティヴダンサー~レイズアネイティヴ~ミスタープロスペクターと続くわけですが、ネイティヴダンサーに関しては欧州性が強くて、レイズアネイティヴやミスタープロスペクターとは少し違った理解をしておいた方が、活用しやすいと思います)。さらに母系の底に鈍重スタミナ血統ですから、本来のハーツクライの成功パターンとは少しベクトルが異なっているんですね。
これが成功したことで、ハーツクライの奥行きがまた少し広がったかなと思っています。まあ、基本的には“×貧弱血統”の方が爆発力があって好みではありますが。


2着にサトノアレス。今年も来ました、微妙な人気のディープ産駒です。
今年は、1番人気に推されたグレーターロンドンもディープ産駒。こちらは圏外に飛んでいます。
『東京新聞杯のディープ産駒は、人気馬よりも人気薄の期待値が高い』
このレースにおけるひとつの血統セオリーは、今年も実証された形です。


3着ダイワキャグニーは、何とも歯痒い馬ですよね。かなり能力はあると思いますが、典型的な持続力タイプのため、流れに注文が付くというのが致命的。今回のような瞬発力勝負は明らかに向いていません。
同じ東京マイルで行われたキャピタルS(1着)の流れが12.4-11.2-11.6-11.7-11.5-11.3-11.4-11.5。
12秒台を全く挟まない平坦性の強いラップなら、マイルでも十分足りるはずで、今回はいかにも流れが向きませんでした。そして、こういう負け方が非常に多い馬でもあります。どこかでチャンスは来るはずなので、追い駆けている方は引き続き追い駆けていいと思います。

期待したデンコウアンジュは4着。最後まで伸びていますし、悲観する内容ではなかったと思います。惜しむらくは、内枠で最後まで広いところに持ち出すチャンスがなかったこと。やはりこの馬は、だだっ広いところをグイグイ伸びる形が一番合っているのでしょう。
馬券にはなりませんでしたが、人気を上回る上出来の競馬を見せてくれました。

最後に、京都で行われたきさらぎ賞について。

遂に1戦1勝馬が勝ちました。
もちろん、そのことは重く受け止めなければいけないことですが、勝ったサトノフェイバーの母父にご注目。『母父ディストーテッドヒューマー』。フォーティナイナー系の短距離血統です。2着グローリーヴェイズが母父スウェプトオーヴァーボードだったことも含めて、改めてこのレースにおける
『母系短距離血統』
の重要性が証明された点は、ひとつ大きな収穫だったと思います。
スタミナや底力が問われにくいレースだからこそ、こういった貧弱に見える血統が頻繁に来るというレース自体の展望は、来年も継続していいでしょう。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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