境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

京都記念の回顧

第111回京都記念(GⅡ)
1着クリンチャー
2着アルアイン
3着レイデオロ

ラップ:
12.5-11.5-13.3-13.0-12.7-12.6-12.2-12.2-12.2-11.8-12.3
時計:2.16.3


先週までは内ラチ沿いが圧倒的に有利で、内+前のバイアスが強烈だった京都芝コース。今週は雨の影響を受けて、土曜日は一転して外差し有利の馬場に転化。そして、その雨が上がった日曜日は、ほぼフラットな馬場状態、各人、思い思いのコース取りをしていたことが印象に残りました。

そんな状況下で、GⅠ馬たちを負かす金星を挙げたのがクリンチャー。
道中は内でジックリ脚を溜め、直線はポッカリ開いた馬場の真ん中を力強く伸びて差し切り勝ち。これまでのクリンチャーとはひと味違った、柔軟性のあるレース運びに確かな成長の跡が見られました。
この馬は、ブライアンズタイム母系にありがちなパワータイプで、軽い馬場で速い上がりを要求されるような競馬は全く向いていません。その意味で、今回の馬場状態は絶好だったということでしょう。不良馬場の菊花賞で2着、そこで垣間見せていた無尽蔵のスタミナも、底力欲求の強いこのレースでは大きな武器になったようです。

2着アルアインは、週中の新聞等でも「少し太い」という点が指摘されていましたが、それでもGⅠ馬の意地を見せる2着。この馬もディープ産駒ながら荒れ馬場適性が非常に高い馬なので、今回の馬場状態は打ってつけでしたね。

3着レイデオロは、何とか意地で馬券圏内は死守したというレース内容。
この馬は、母が切れ味自慢だったラドラーダということでミスリードされてしまうところ、実際はあまり速い上がりに耐性がないタイプ。その意味で、今回のような馬場設定は理想的かなと思ったのですが、同じ上がりが掛かる馬場でも、もう少し欧州的な緩い馬場の方が合っているのでしょう。今回は米国的な馬力を求められるタイプの馬場だったこともあり、伸びを欠きました。

それにしても、今年も海外遠征を控えた人気馬が敗れる結果になりました。先を見越した仕上げが祟っているのでしょうか。これだけの豪華メンバーが集まりながら、そういう結果に終わってしまったことは、馬券を離れて少し残念ですね。

期待したケントオーは見せ場を作ってくれましたが、最後は地力の差がモロに出た格好の5着。掲示板確保は立派な走りだったと思いますが、それを押し上げたのは母系の底に眠るブラッシンググルームの血だったと考えています。少し夢を見させてもらいました。

共同通信杯のお話も少し。

いかにも雨上がりの東京芝コースという状況で、この日の東京芝は内、前が圧倒的に有利。外を回した差し馬はほとんどが伸びあぐねていましたね。
その意味で、アメリカンワールドは本当に僅かだけ出遅れてしまったことが痛恨。普通に出して2~3番手で好枠を活かす形が取れていれば違ったでしょうが、あの僅かな出遅れで好枠の利を放棄させられてしまい、直線も外に出さざるを得ない形を強いられました。
本質的に溜めて切れるタイプの馬ではないので、余計に厳しかったですね。結構感触のある本命馬だっただけに、悔しい。

勝ったオウケンムーンは、そのTBをフルに活かした競馬だったにせよ、強い馬だと思います。オウケンブルースリ産駒ということでマイナー色は強いですが、これまでのレース振りはいずれもハイレベル。未勝利勝ち時に3番手からメンバー最速の上がりを使って勝った経験があり、このレースの好走パターンには合致していたので、候補馬に取り上げるべきだったかと後悔した次第です。
新潟で未勝利を勝った時に、モタれる面を見せていましたが、今回は(まだ完全とは言えませんが)上手く修正できていたと思います。このあたりの成長も見逃せないポイントでしょう。こういうマイナー種牡馬には是非頑張って欲しいので、価値のある勝利でした。

月曜日のクイーンCはテトラドラクマが勝利。

まあ、未勝利勝ちの内容だけ走ればこれだけ走るのも当然なのです。各種媒体で何度か指摘した通り、この馬の未勝利勝ちのラップ推移は、是非見直していただきたいですね。位置取り、上がり、全、中、後のラップバランス、全て教科書に載るような強い馬の強い勝ち方を示す形です。

前走で短距離色の強そうなレース振りをしていたので、正直、少し心配もあったのですが、終わってみれば手応え十分の逃げ切り勝ち。追い駆けてきた相手が潰れていますから、一枚上の内容だったとは思います。欲を言えば、もう少し人気を落としてくれるかな? と思っていたのですが(苦笑)。

タイプ的に桜花賞っぽくなくなってしまった印象もあるので、この後は使うところに迷いそうですが、能力は十分です。

血統的には、昨年に続きトニービン内包馬の種牡馬が勝ちました。欧州性のこれが来年以降の最も信用できる血統傾向ということになりそうです。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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