境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

大阪杯の回顧

第62回大阪杯(GⅠ)
1着スワーヴリチャード
2着ペルシアンナイト
3着アルアイン

ラップ:
12.8-11.3-12.4-12.4-12.2-11.8-11.2-11.1-11.4-11.6
時計:1.58.2


一言でいえば、デムーロ騎手に良い様にやられたなぁという印象。言葉は悪いですが、決して悪い意味ではありません。このレースは、完全にデムーロ騎手の支配下に置かれていました。

上記ラップ推移を見ていただくと、前半5Fと後半5Fで全く違うレースが行われていることにお気付きいただけると思います。ちょうど、デムーロ騎手が外からマクり気味に動いたのが、5F通過地点。これ以上ないというタイミングでレースを動かし、他馬はそれに対応する必要が生じました。この時点でレースプランが狂った馬が何頭もいたことでしょう。

そのデムーロ騎手が駆ったスワーヴリチャード。これだけ長く脚を使い、結果的に最後まで差を詰められることもなかったわけですから、能力を出し切るとこれだけ強いんだということを証明した一戦でした。

このスワーヴリチャードがハーツクライ産駒。ハーツクライは、前日4Rの5人気3着スワーヴアラミス、同6Rの2人気2着ハギノアレスと、土曜日に行われた2鞍の阪神芝2000でともに好走馬を輩出し、日曜9Rに行われた明石特別でも6人気サトノグランが勝利。今回のスワーヴリチャード快勝の一因として、相当強力なハーツクライ・バイアスもあったのでしょう。

そして、ハーツクライ産駒が再び東京以外のコースでGⅠを制したことも、見逃せないポイントです。昨暮のホープフルSで、初めて東京以外の競馬場でGⅠを制したわけですが、その勢いのままに阪神でもGⅠ勝ちを収めました。

ともに新設(昇格)GⅠということで、まだ全幅の信頼は置きづらいかもしれませんが、もうGⅠは東京限定という縛りは外した方がいいかもしれませんね。複穴にはなれど、どうしても勝ち切れない天皇賞・春が試金石になると個人的には考えています。

話が前後しますが、今回、本命にしたアルアインについて。
一言で言えば、力負けでした。理想としては外から惰性を付けて押し上げるような競馬が理想なので、馬群の中で脚を溜め、そこを割って伸びるというスタイルは苦しかったかもしれませんが、結局、最後までスワーヴリチャードとの差が全く詰まっていませんからね。アルアインが弱いというより、スワーヴが強いという見方が正解でしょうが、少なくともこの2頭の能力差はハッキリしたかなと考えています。

もっとも、この馬を強調した「ディープ産駒」「ダート的馬力血統」という予想テーマ自体は、一応馬券圏内には入ったということで、来年も継続できるでしょう。勝ったスワーヴリチャードも非ディープながら母父はミスプロ系アンブライドルズソングでした。


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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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