境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編) [2012年5月1日]

決してアクシデントではない決着

第145回天皇賞・春(GI)

1着ビートブラック
2着トーセンジョーダン
3着ウインバリアシオン

ラップ:
13.0-11.6-11.3-11.7-12.4-11.9-11.9-12.7-12.7-12.7-12.1-11.9-11.4-11.7-12.3-12.5
時計:3.13.8

昔から、「長距離は騎手で買え」という格言がありますが、これは、単純に上手い騎手を買っておけばいいという意味だけでなく、「長距離戦は、道中の駆け引きをはじめ、乗り方が勝敗を分けるポイントになりやすい」ということを示します。今回のビートブラックも、石橋脩騎手の思い切った騎乗がなければ勝ち切るのは厳しかったと思います。超高速馬場の最内枠、もう行くしかないという状況でも、なかなか腹は括れないものですからね、人気薄の気楽さもあったでしょうが、一世一代の大博打に成功したという印象です。
「後続は何をやっているんだ!?」と思ってしまいがちな結末にも見えますが、あの形になってしまうと、本当に後ろは動けないんですよね。動いた者負けになってしまいますから。「もっとアグレッシヴに乗ってくれないと面白くない」というのは、外野の意見であり、自分の馬を勝たせるために乗っている騎手にとってみれば、「誰かに動いてほしい」と思うのは当然の話です。こういったことも全部ひっくるめて、長距離戦はこの手の駆け引きで勝敗が分かれることがあるわけです。

個人的には、マイナー血統であるミスキャスト産駒のビートブラックが勝ったこと自体に大きな驚きはなく、「ああ、これだったか」と思った程度。キングカメハメハ産駒のローズキングダムあたりに勝たれるより、よっぽど理解しやすい決着でした。予想コラムでも指摘したとおり、このミスキャストのような、一般条件では用無しのマイナー血統が、グンとパフォーマンスを上げるのが長距離戦の特徴ですからね。ビートブラック自体、いかにも晩成型ステイヤーらしいキャリアから菊花賞でも好走していた馬であり、その血統背景、超高速馬場の最内枠という条件を加味すれば、少なくとも単勝万馬券になるような馬ではなかったと思います。
なぜ本命にしなかったか?という点ですが、昨年と同じ1枠1番に入ったから、実はただそれだけです。これで変わる要素がないと判断してしまったんですね。正直、それ以上突っ込んで検討せず、フワッと評価を下げてしまった感じ。熟考したところで本命にできたかどうかは微妙ですが、やや集中力を欠いた一打だったと言わざるを得ません。これは猛省します。

本命にしたヒルノダムールに関しては、後方追走から伸び切れず。敗因は分かりませんが、傾向的には本命にする価値がある馬だったわけですから、後悔はありません。ちょっと最近のレースが淡白になってきているのは気になります。

最後に、オルフェーヴルについても触れておかなければなりませんね。
硬い芝が合わなかった、状態が一息だった、など色々な敗因が考えられますが、非常に残念な結果でしたね。三冠馬がこんな負け方していいの?と、そう思ってしまう私は、意外と頭の堅い古臭い人間なのかもしれません。理由はどうあれ、三冠馬は簡単に負けてはいけないと思いますよ。
ただ、オルフェーヴルがディープインパクトやシンボリルドルフのような天才型の三冠馬ではなく、ナリタブライアンに近い努力型の三冠馬であることは、これまでのキャリアからも明らか。そのナリタブライアンも、怪我から復帰後は連敗しましたが、阪神大賞典でマヤノトップガンと歴史的名勝負を繰り広げ、復活を果たしました。オルフェーヴルには、そんな先輩を是非見習ってもらいたいものです。このまま三冠という偉大なる勲章に泥を塗ったまま終わってはいけません。

【by境和樹】

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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