うまスクエア

第168球 ［2012年1月9日］

【フェアリーＳ】鞍上の腕と勢いに期待

シンザン記念のジェンティルドンナは牡馬を相手に強い競馬でしたねぇ。これでジョワドヴィーヴルに続き、ヴィルシーナのライバルがまた１頭増えました。そして本日は、レース内容によっては、またまた新たなライバルが出現するかもしれない【フェアリーＳ】を検討していきたいと思います。

昨日のジェンティルドンナもそうでしたが、【フェアリーＳ】にも社台系生産牧場の馬が10頭もエントリーしています。その中でも私が目を付けたのは蛯名騎手騎乗のフライングバルーンです。

休み明けの前走は、牡馬相手にコンマ４秒差の６着と大きく負けていませんし、叩き２戦目での上積みが見込める今回は牝馬が相手。しかも鞍上は、初日は金杯を含む３勝を上げ、昨日も３勝と目下絶好調の蛯名騎手。彼は中山のマイル戦が抜群に得意なんです（過去３年で勝利数１位）。今回は鞍上の腕と勢いに期待してフライングバルーンから攻めてみたいと思います。

相手には、阪神ＪＦは中１週のローテーションが堪えたラシンティランテ、前走は勝ちに等しい内容だったパストフォリア。過去に戦ってきた相手が一枚上のオメガハートランドに、前走時よりも稽古の動きに迫力が増してきたトーセンベニザクラ。以下、ダイワミストレス、メイブリーズ、マイネエポナまで手広く押さえるつもりです。

クイーンＣに岩田騎手で出走予定のヴィルシーナは、1/11に放牧先から帰厩します。レースまで残り約１ヶ月。距離短縮、長距離輸送と課題はありますが、全てを無事にクリアしてくれることを祈っています。今から非常に楽しみで仕方がありません（笑）

【by佐々木主浩】