うまスクエア

第186球 ［2012年3月11日］

【フィリーズＲ】一発ありそうな雰囲気も十分

昨日もトライアルは一筋縄ではいかないと申し上げましたが、土曜のアネモネＳも大波乱の決着でした。１人気が勝ったとはいえ、上がりは37秒台。本番に直結するかは疑問が残る内容です。最近は週末の馬場が悪く、道悪適性が結果に直結していますので、その辺りを十分に考慮して本日は検討に入りたいと思います。

それではまずは【フィリーズＲ】からいきます。

４走前の札幌２歳Ｓは、稍重＋洋芝という条件ながら牡馬の一線級相手に６着と健闘。タキオン産駒ながらラシンティランテはある程度の馬場ならこなしてくれる思っています。また、折り合いに難のある馬なので今回の距離短縮もプラスでしょう。前走も着順ほど負けてはいませんし、四位騎手に乗り替わって一発ありそうな雰囲気も十分。お世話になっている友道厩舎のラシンティランテからここは入ります。

相手には、同じく距離短縮歓迎のＧＩ２着馬アイムユアーズ、早目に栗東入りして調整されたイチオクノホシ。出遅れ＋大外ブン回しの前走に見所があったプレノタートに、休み明けでも侮れない素質馬アンチュラス。以下、レッドクラウディア、ファインチョイス、大穴でサクセスセレーネまで押さえようと思っています。

【中山牝馬Ｓ】は、この枠でも地力で何とかなりそうなホエールキャプチャから。クロフネ産駒だけに、道悪がまるでダメということもないでしょう。相手には、アプリコットフィズ、ドナウブルー、アカンサスを本線に、コスモネモシン、レディアルバローザ、イタリアンレッド、マイネイサベルまでを考えています。

【by佐々木主浩】