うまスクエア

第189球 ［2012年3月24日］

【毎日杯】今回こそ直線一気のゴボウ抜き

いよいよ愛馬の初のＧＩ出走が明日に迫っています。中尾先生からも状態面に関していい話を聞いていますし、調教後の馬体重も510キロならほぼ理想的な体で出走できそうです。明日のメルマガでは、そんなマジンプロスパーに対する私の思いを綴りますので楽しみにしていて下さい。

それでは、本日も東西のメインレースの検討に入りたいと思います。

まずは、皐月賞へ向けての最終便【毎日杯】からいきます。難解な今年の牡馬クラシック路線を象徴するかのように、毎日杯の時期になってもまだこれだけの馬達が出てくるのかというくらい、近年に比べてレベルが高いメンバーが集まった印象です。

紙面上での印も割れていますが、これまでに戦ってきた相手を考慮すれば、やはり前走でワールドエースとコンマ２秒差の競馬をしているヒストリカルの力がここでは抜けているのではないでしょうか。ワールドエースは本番を見据えてコーナー４回の内回りコースを次走で選択しましたが、最低でも２着が欲しいヒストリカルは、能力を出し切る為に前走と同じ外回りを選択。今回こそ直線一気のゴボウ抜きを見せてくれそうです。

相手には、前走は正攻法の競馬でコンマ３秒差なら負けて強しのアドマイヤブルー、前々走だけ走ればここでも勝ち負けに持ち込めるスピルバーグ。連勝中で勢いのあるマウントシャスタに、一戦毎に進境が窺えるエアソミュール。以下、エロイカ、ダローネガ、ピタゴラスコンマまで押さえようかと思っています。

中山のメイン【日経賞】は、武豊騎手と新コンビで前走からの巻き返しに燃えているウインバリアシオンから。相手には、ルーラーシップ、トーセンラー、マイネルキッツを本線に、フェイトフルウォー、ヤングアットハート、コスモロビン、ネヴァブションを相手として考えています。

【by佐々木主浩】