うまスクエア

第219球 ［2012年7月14日］

【函館２歳Ｓ】２歳Ｓを勝つ為に必要な力

今週はセレクトセールへ足を運び、サルスエラの2012（父サクラバクシンオー）を購入しました。サクラバクシンオーのラストクロップということもありますが、サルスエラの母がハルーワソング（ヴィルシーナの祖母）ということで、この血統はもう私にとって親戚みたいなものですからね（笑）買うしかないだろうと思って競りました。ヴィルシーナと同じく友道先生にお願いします。

そして、ヴィルシーナの兄・ファルスターがいよいよ来週の札幌でようやく中央に復帰します。私は金曜にソウルで行われる韓日プロ野球レジェンドマッチに出場した後、ソウルから飛行機で札幌へ応援へ向かう予定です。一昨年の９月以来となる中央復帰ですが、牧場でも乗り込まれているようなので久々でも楽しみにしています。


それでは、土曜は【函館２歳Ｓ】を検討していきます。

例年、２歳Ｓを検討する際に必ず言っているような気もしますが、２歳Ｓを勝つ為に必要なのは、『ある程度、前に行ける先行力』と『ある程度、切れる末脚が使えるかどうか』の２点です。

極端に速いスピードや大外からひとマクリで差し切る豪脚は、年齢を重ね古馬になった時には大きな武器になるかもしれませんが、キャリアが浅い若駒同士で走る間は、２、３番手につけて最後もしっかりと伸びるという競馬で十分勝ち負けになります。今年、このタイプに当てはまるのがアットウィルです。昨年の勝ち馬で全姉のファインチョイス同様、アットウィルも好勝負を演じてくれると思います。

相手には、前走の走破時計が優秀なストークアンドレイ、１週前倒しでデビューさせた分、大きな上積みが見込めそうなローガンサファイア。新馬戦の勝ちっぷりが良かったティーハーフに、出負けしながらも差し切った前走が優秀なコスモシルバード。以下、コナブリュワーズ、ジーブラック、シーギリヤガールまでを押さえるつもりです。


【by佐々木主浩】