うまスクエア

第260球 ［2012年11月25日］

【ジャパンＣ】私の天敵に期待します

最近の中では最もメンバーが揃った今年のジャパンＣですが、どの馬を中心に取り上げるか、今回はかなり悩みました。一流の厩舎が仕上げた馬に一流の騎手が跨るわけですから、少なくともどの馬にもチャンスはあります。2000ｍ以上を走って数センチの差で勝負が決まるのが競馬の醍醐味のひとつですからね。色々と検討を重ねた結果、私の天敵でもあるジェンティルドンナからいくことにしました（笑）

ダービーよりも時計が速かったオークスを思えば、東京の芝2400ｍが彼女の力を最大限に引き出す舞台。事実、オークスの時が一番、ヴィルシーナは着差をつけられました。更に53キロという裸同然の斤量。凱旋門賞で３歳牝馬が活躍するように、牝馬が古馬と対戦するなら斤量差のある３歳の今が最大のチャンスでしょう。ジェンティルは、今年、幾度となく悔しい思いをさせられた馬ですが、ここで彼女が惨敗するような姿を見たくはありません。ジェンティルが結果を残してくれれば、ヴィルシーナの来年も楽しみになりますからね。史上４頭目の３冠牝馬に今年は期待します。

相手には、前走時とは追い切りの動きがガラッと変わったダークシャドウ、不安は大外枠だけのオルフェーヴル。有力馬の中では唯一、内枠を引いたフェノーメノに、叩き２戦目の上積み＋鞍上強化が魅力のルーラーシップ。以下、ソレミア、オウケンブルースリ、メイショウカンパクまでを穴で押さえておきます。


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【by佐々木主浩】