うまスクエア

第266球 ［2012年12月16日］

【朝日杯ＦＳ】この時期のマイル戦なら

コディーノとエーシントップという無敗馬同士の対決に注目が集る今年の朝日杯ＦＳですが、私はこの時期のマイル戦ならエーシントップにチャンスがあると思っています。

コディーノの強さは勿論、認めます。来年のクラシック路線でも主役を担う存在でしょう。だからこそ、ここでマイル戦を使うことに多少の戸惑いを感じるのです。これまで一貫して1800ｍ戦を使い、賞金も十分に加算しています。来年の春に向けて余裕のあるローテーションを組もうを思えばここで無理をする必要はありません。また、出走させるのであれば、来週のラジオNIKKEIでもいいのではと思ってしまうのです。まあ、能力の高さでこなしてしまう可能性は十分ありますし、生涯一度しかチャンスのない２歳限定のＧＩを使いたい気持ちも分かります。ただ、マイルはこの馬には少し短いかなという印象ですね。

対するエーシントップは、血統的にも短距離で活躍するパワータイプ。朝日杯ＦＳを目標に、この中間は好時計を連発。時計がかかる今の栗東坂路で２週続けて51秒台を出せる２歳馬なんてそういません。先々、お互いに成長を遂げた時にはコディーノが上に来そうですが、この時期のマイル戦ならということで今回はエーシントップから入りたいと思います。

相手一番手には当然、コディーノ。そして、中間の気配が良さそうなラブリーデイに、スミヨン騎乗のゴットフリート。以下、前走の敗戦だけではまだ見限れないマイネルエテルネル、テイエムイナズマ、ザラストロ、内枠から上手く立ち回れば一発があるかもしれないネオウィズダムまでを押さえるつもりです。


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【by佐々木主浩】