うまスクエア

第332球 ［2013年8月3日］

【越後Ｓ】昇級でもこの距離なら

先週は期待していたランギロアが、まさかのタイムオーバー。余程、ダートが合わなかったのか、レース中に何かあったのかと心配しましたが、友道先生によると、ランギロアはＤＤＳＰというノドの病気を持っているようです。

このＤＤＳＰは、ノド鳴りほど深刻ではないとのことですが、走っている最中にノドがゴロゴロと鳴ったり、場合によっては窒息したようにスピードが落ちてしまうらしいですね。炎症が原因で起こることが多く、まだ免疫力が低い若い馬や夏場に多くみられる症状で、成長と共に良くなるという話でした。

タイムオーバーによる出走制限でしばらくは走ることができませんので、今後は、スーパー未勝利に合わせて調整するか、無理せずに一度、名古屋に出してプロスパーと同じような道を辿らせるかを選ぼうと思っています。

まあ、そんなことで私も友道先生もランギロアの分は、お兄ちゃんに頑張ってもらおうと今日の新潟10Ｒへ出走するファルスターの走りに期待しています！


それでは、土曜は新潟のメイン【越後Ｓ】を検討していきます。

新潟でありながら関西圏で行われているようなメンバー構成ですが、関西馬の中で私が目を付けたのは、３歳馬のルミナスウイングです。クビ差でしたが、前走の勝ちっぷりには余裕がありましたし、千二以下に良績が集中していますので、この距離なら昇級でも十分やれるでしょう。横山典騎手が続けて乗るのもプラス要素のひとつです。

相手には、ひと叩きした上積みが見込めるコース実績十分のナムラジュエル、岩田騎手と相性の良いキングオブヘイロー。ダートでは底を見せていないウインラーニッドに、意図的に左回りを狙ってきているリックムファサ。以下、ヤマノサファイア、カネトシイナーシャ、プリンセスキナウまでを押さえようかと考えています。


【by佐々木主浩】