佐々木主浩の大リーグボール22号

第391球[2014年2月17日]

【東京新聞杯】次に繋がるレースを


まず、東上する関西馬に関してですが、普段よりも早く栗東を出たものの輸送にかなりの時間を要したようで、各馬の馬体重には注意が必要です。勿論、ヴィルシーナも長時間、馬運車の中に閉じ込められ、ストレスが溜まっているとは思いますが、最近はレース前にカリカリした方がより集中して走れるとの事で、今回の状況をなるべく前向きに捉えるようにしています。ただ、本音としては、馬場状態も含め、出走各馬が力を出し切れる舞台で走らせてあげたかったのですが…。

1週延びたことに関しては、思った以上に疲れもなく、調教でも良い動きを見せてくれました。馬場は見てみないと分からない部分もありますが、除雪の後なら内枠よりも外枠の方がいいかなと。あらゆる事をプラスに考え、後は馬を信じてで応援するだけですね。まあ、今回に関しては、ここが本番ではないので、牡馬を相手に次に繋がるレースができればと思っています。

距離短縮によりパフォーマンスを上げそうなコディーノ、この条件では崩れない昨年の覇者・クラレント。東京マイル4戦4勝のサトノギャラントに、斤量さえ克服すればここでも上位争いができそうなホエールキャプチャ。以下、ショウナンマイティ、サクラゴスペル、エキストラエンドあたりがライバルでしょう。


シルクロードSで4着だったマジンプロスパーは、

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大リーグボール22号とは?

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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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