佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第443球]

【九州スポーツ杯】道悪も小回りも問題なし

まずは愛馬の近況報告から。今週は日曜の札幌にスペルヴィアがスタンバイしています。ダートの新馬戦を勝ってから2勝目を上げるまで約1年かかり、その後もなかなか路線が定まっていませんが、血統的にはもっとやれていいタイプだけに、休み明けの今回は何かきっかけを掴む走りを見せてくれればという思いです。

名古屋で3勝し、中央に戻ってきたランギロアはノドの手術を行いました。術後も順調との事で近い内にレースへ向かうようです。そして、8/23の札幌の芝1500mでヴェルステルキングがデビューし、翌週のキーランドCにはマジンプロスパーが出走。更に、9/21の阪神・芝2000mには、期待のシュヴァルグラン(ハーツクライ×ハルーワスウィート)が祐一とのコンビでデビュー予定です。どの馬も暑さに負けず、とにかく無事にレースを迎えて欲しいと心から願っています。


それでは、土曜は小倉のメイン【九州スポーツ杯】を検討していきます。

開幕週の競馬を見る限り、芝の根付きがいいのは分かりましたが、今週は台風11号の影響で、先週以上に道悪になることが予想されます。そうなれば、大トビで小回りコースが決していいとは言えないサトノアラジンよりも、前々走で既に準OPを勝ち、道悪も小回りも問題ないバッドボーイの先行力は大きな武器。他馬が道悪を嫌がれば嫌がるほど、この馬のパワーが有利に働く展開となり、後続を封じてくれるはずです。

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大リーグボール22号とは?

驚異の相馬眼を持つG1オーナー【佐々木主浩】のメインレースの最終見解が読めるのは『うまスクエア』だけ。また、愛馬の最新情報など、ここでしか絶対に読めない内容が超満載。
佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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