佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第933球]

【フェブラリーS】後継種牡馬としての使命

ナナコちゃんのGI初騎乗ということもあり、例年以上に盛り上がっている今年の【フェブラリーS】。6連勝中のインティや、コパノキッキングなどの新顔も、それぞれが個性的で惹かれる部分はありますが、東京のマイル戦なら③ゴールドドリームの力が一枚抜けています。中央開催にダートのマイル戦は東京にしかなく、さらに芝スタートということで、適性の差が出やすいコースだと思いますが、ゴールドドリームはそこで5戦5連対。最近の2戦は地方で明け4歳世代に敗れてはいるものの、ホームグラウンドに戻れば逆転は可能でしょう。

木曜に発表された調教後の馬体重「+30」を見て、最初はさすがに驚きました。ただ、よく見ると元々減っていた体が戻っていて、むしろ今回の方が近走よりも状態は良さそうです。また、6歳という年齢が気になるかもしれませんが、昨年の勝ち馬ノンコノユメも6歳でしたし、そのノンコが当時キャリア20戦だったのに対し、ゴールドドリームのキャリアは18戦。まだまだ老け込む年齢ではありません。

2年前に急逝した父ゴールドアリュールの後継種牡馬としての価値を高めるためにも、今年はもう一度最優秀ダートホースのタイトルを手にしたいはず。その大きな目標へ向けて、今回は幸先の良いスタートを切ってくれると思います。

相手は、⑥インティ⑦サンライズノヴァ⑩サンライズソア⑭オメガパフューム⑬ノンコノユメ②ユラノト⑪コパノキッキング⑧モーニンあたりを考えていますが、馬券は、ゴールドドリームと同じく東京が得意な⑦サンライズノヴァとの3連複2頭軸にします。

【参考買い目】
●3連複2頭流し(7点)
[軸]3=7
[相手]6.10.14.13.2.11.8


福島記念の1~4着馬が出てきた【小倉大賞典】は、その福島記念でも本命を打って的中をプレゼントしてくれた⑫スティッフェリオから。馬券は3連複と押さえのワイドで③タニノフランケル④マウントゴールド⑤レトロロック⑧マイスタイル②エアアンセム⑥マルターズアポジー⑩ケイティクレバーが相手候補です。

【参考買い目】
●3連複フォーメーション(7点)
[1頭目]12
[2頭目]3.4
[3頭目]3.4.5.8.2.6.10

●ワイド(5点)
[軸]12
[相手]3.4.5.8.2

JRA現役馬主でGⅠ5勝オーナー【佐々木主浩・大リーグボール22号】はレース当日10時頃公開!
次回の更新を楽しみにお待ちください!!

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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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