採れたて!トレセン情報

第254回[2013年10月12日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【秋華賞】春の時点で「秋」と話していた!?

【関西事情通チョッといい話】

●春の時点で「秋」と話していた!?●

今週は3歳牝馬3冠最終戦、秋華賞が行われる。今年の3歳牝馬クラシック戦線、桜花賞ではトライアルのチューリップ賞を圧勝したクロフネサプライズが1番人気、しかし結果は7番人気のアユサンが制した。優駿牝馬オークスでは、やはりトライアルのフローラSを圧勝したデニムアンドルビーが1番人気、しかし結果は9番人気のメイショウマンボが勝利。毎回ヒロインが替わり、しかも本番では人気薄が勝利と、例年以上に混戦となっている。この秋華賞も、トライアルを激勝したデニムアンドルビーが人気を集めそうだが、極悪馬場で競馬した影響の心配、そしてなんと言っても、先週のゴールドシップをイメージしてしまうあのスタート、開幕2週目の京都内回り芝コースで果たしてあの競馬で勝ち負けまで来れるのか…心配材料ではある。

この秋華賞が行われる京都内回り芝2000mは、1コーナーまでのポジション取り、4コーナーまでの下り坂、そして328mと桜花賞やオークスに比べ短い直線と、非常に器用な競馬が求められるコース、この舞台設定を考えれば、レースセンス抜群のスマートレイアーに注目してみたい。

この馬のデビュー戦は桜花賞が行われた同日、その桜花賞と同じ芝1600mの3歳未勝利戦に出走。普通、既走馬を相手、しかも牡馬、しかもフルゲート18頭立てのレースに、レース経験の無い初出走馬が挑んだ場合、相当厳しい競馬を強いられる。ゆえに、そこで勝つ様なら、すでに2クラスは上の存在と言える。しかもこのスマートレイアーは、スタートして好位で折り合い、直線で仕掛けると突き抜けるという、初出走とは思えない大人びたレースで快勝した。桜花賞の勝ちタイムとコンマ3秒差、既にこの時点でGI級の可能性はあった。

実はその能力の高さを裏付ける話がある。スマートレイアーの2戦目は5月の東京、NHKマイルC当日の第6Rだった。1000m通過が64秒台というスローの流れを2番手でピタリと折り合い、勝ちタイムは平凡も上がり3F32.8秒という決め手をくり出しゴール前で差し切り勝ち。ここもセンス抜群の勝利を挙げた。このレース後、「秋華賞へ行きましょう!」鞍上の武豊騎手が言ったそうだ。まだ2勝目を挙げたばかり、しかも2週後にオークス・クロフネサプライズの騎乗が控えているにも関わらずにだ。要するに、その競馬センスと能力が「秋華賞を勝てる」だけのモノと感じていたことに他ならない。

さらに続きもある。3戦目の新潟三面川特別、速い追い切り一本で挑んだからか取りこぼしてしまい、秋華賞への出走に黄色信号が点った。その2週後に小倉の西海賞でティアーモを勝利に導いた武豊騎手、即「秋華賞でも」と騎乗依頼があったのだが、まだ賞金も権利も無い状況ながら「スマートレイアーが居るので乗れない」と断ったそうだ。

数々の名馬の背中を知る名手がそこまで拘るのだから、その素質・能力は間違いなく勝てるだけのモノがあるはずだ。枠順も絶好と言える1枠1番、ディープインパクト産駒であし毛のニューヒロインが誕生するか!とにかく注目したい!!


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●天皇賞へ向けて大事な一戦●

少頭数のうえ、非常に低調なメンバーの組み合わせ、秋華賞の裏ということもあって注目度は低い東京のメインレース、アイルランドトロフィーだが、圧倒的1番人気が予想されるサトノギャラントにとってはレース内容もだが、絶対に取りこぼせない大事なレースになりそうだ。

なぜかというと、勝てば天皇賞へ、負ければ見送りと、管理する藤沢和調教師が発言しているから。

14日月曜日に天皇賞の2週間前登録があるのだが、フェノーメノやショウナンマイティなど有力馬が多数回避したことによってフルゲート割れが予想されるほどの頭数しか出走を表明していないので、例年なら除外確実といえるほどの本賞金しか持っていないサトノギャラントでも出走可能な状況。

しかし、藤沢和調教師からすれば、ここで勝てないようではGⅠという舞台はまだ早いという判断なのだろう。

今のところ藤沢和厩舎はレッドスパーダ、コディーノ、出否未定のルルーシュと3頭がスタンバイ。

コディーノは前走の四位騎手ではなく、すでにリスポリ騎手で決定。

レッドスパーダはサトノギャラントの結果次第。

つまり、サトノギャラントが今週勝てばそのまま北村宏騎手が騎乗、レッドスパーダは田中勝騎手・後藤騎手・三浦騎手あたりと乗り替わりの予定。

北村宏騎手の評価はレッドスパーダよりもサトノギャラントの方が上ということになる。

実際、今夏は函館へサトノギャラントのために2度も遠征。

跳びが大きくギアチェンジが上手ではないので小回りの函館は不向き、それは北村宏騎手が一番分かっていたようだが、「これから大きいところを狙っていく馬がそんなことは言っていられない。競馬は東京だけではなくてトリッキーな中山もあるので経験が大事」と話してくれたことを思い出す。

2着と4着で結果は残せなかったが小回り平坦の函館の経験はこのレースのため、また次に目指す天皇賞のための大きな経験になったはずだ。

内容、勝ちっぷりともに大事で天皇賞へ向けて注目してほしい。

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