採れたて!トレセン情報

第291回&第293回

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【関西事情通チョッといい話】

●クラシック候補の「真打ち」は!?●

2月も終盤、早くも3歳クラシックの足音が聞こえてきている。先日には、その3歳クラシック戦線を占うきさらぎ賞が行われた。その一戦を制したのは池江泰寿厩舎のトーセンスターダム。先日の若駒Sでもトゥザワールドが快勝し、素質馬揃いのこの厩舎らしくすでにクラシック候補を2頭を抱えたことになる。この2頭に関しては、まだまだ途上でこれから成長していくと踏んでおり、この先の成長が楽しみな存在。そんな2頭ももちろんクラシックで注目なのだが、その素質馬揃いの池江泰寿厩舎にあって、昨秋の2歳時から常に「完成度の高さは抜きんでている」と言われる存在だったのが、今週の共同通信杯に出走するサトノアラジンだ。以前にもお伝えしたが、テキが本気で「凱旋門賞出走」を意識した馬でもある。ここで賞金加算出来れば、この馬も一躍クラシック候補に名乗りを挙げることになる。

まだ、その評判・期待ほどの結果は出ていないが、2走前の東京スポーツ杯は、内伸びの馬場で外を回ったことに加え、鞍上がこの馬の特性を掴みきれていないような、ギアがひとつ上がらない様な競馬だった。前走のラジオNIKKEI杯では、出負けした事も影響したが、元々大跳びでエンジンの掛かりが遅いタイプ、内回りコースな事に加え馬込みで窮屈な競馬をさせてしまいまた取りこぼしてしまった。そんな経緯からか今回は岩田騎手に乗り替え、ここでキッチリと賞金加算することを目論んでいる。大雪の影響で1週間スライドしたが、幸い輸送する前に中止が決まったため、状態は維持できているとの事。先日が豪快な勝ち方だっただけに、現時点ではトーセンスターダムがクラシック候補1番手と思われそうだが、実は「真打ち」はこのサトノアラジンである可能性は高い。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●ベテランの勢いは止まらない●

大雪の影響で月曜日と火曜日に代替となった先週の競馬。

月曜日の府中牝馬S、火曜日のクイーンカップはともにベテラン蛯名騎手が勝利。

今週は牡馬クラシック戦線のトップにいるイスラボニータが共同通信杯から始動。

勝ちを意識しているのは当然だが、今週はさらに狙っている大きなタイトルがあるようだ。

それはJRA全10場重賞制覇、という偉業だ。

過去に安田富男、武豊、藤田伸二の3騎手しか達成しておらず、現役では横山典、蛯名、佐藤哲、福永の4騎手がそれぞれあと1場で達成。

年明け早々からこの記録を狙っていたようで、あと1場、小倉競馬場行きを早い段階から予定。

同日に行われるフェブラリーSでは、前走自身が騎乗し根岸Sで2着になったノーザンリバーの依頼もあったようだが、そのまま小倉遠征を決定。

早い段階から小倉大賞典で騎乗を予定していたのが重賞タイトルこそないが、常に重賞で上位争いしているダコール。

ところが馬柱にその馬名がないように、ダコールは根岸S後すぐに回避を表明。

その時点で蛯名騎手も小倉遠征を回避しフェブラリーSで騎乗するプランもあったようだが、ノーザンリバーでのGⅠ参戦とJRA全10場重賞制覇を天秤にかけた結果、小倉行きを改めて決定。

つまり、小倉大賞典で騎乗しているサンライズメジャーはダコールの代役ではあるが、蛯名騎手が少なくとも「勝算はある」と思えたからこその騎乗ということになるはずだ。

果たして、偉業は達成されるのか!?


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●2分の1の抽選●

先週の時点で関東リーディングトップに立っている田辺騎手。

昨年は自身の最高勝利数となる88勝をマーク。3年前にも同数を勝利しているが、3年前はローカル開催中心、昨年は本場開催で挙げたものでその中身は数倍濃いものと言える。

その田辺騎手、リーディング獲得に必要な「運」も持ち合わせているようだ。

どういうことかというと、フェブラリーSで騎乗しているコパノリッキーは2分の1の抽選を突破しての出走となったからだ。

根岸Sの時点ではテスタマッタでフェブラリーSに臨む予定だったが、テスタマッタが故障・引退となり騎乗予定馬がいなくなっていたが、獲得賞金上位馬の回避が続いたためコパノリッキーまで繰り上がることになった。

テスタマッタとコパノリッキーは同厩舎、村山調教師の管理馬なのでそのまま田辺騎手にスライド。

獲得賞金が同じだったケイアイレオーネとコパノリッキーで一騎打ちの結果、見事勝利。

さすがにこれだけの強敵と実績を比較すれば勝ち負けとまではいかないだろうが、やはりそこは重賞勝ち馬の地力があるだろうし、田辺騎手の勢いと運は大きなプラス材料だろう。

もしかするとがないとは言い切れないので、穴に一考してみては。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●敢えて京都!●

ひと昔前に比べ乗り役(騎手)の数が減り、新馬戦やオープンでは投票する騎手が見付からない現象まで起きている話は以前にお伝えした。それでは何故乗り役の数が減ってしまったのか?

その理由のひとつに、最近は一極集中、リーディング上位の有名どころ、または上位騎手から順番に騎乗依頼が集まる傾向にあり、これも若手や中堅以下のジョッキーの騎乗機会を減らしている要因であり、乗り役が減ってしまった原因のひとつ。

リーディングイ上位、若しくは既にGIは幾つも制して名の通ったベテランジョッキーなら何も問題は無いが、まだ名も売れずチャンスも少ない若手騎手などは死活問題になる。よって、その最近の傾向を意識して、リーディング上位へ名前を連ねるためにも「まずは勝ち星優先」と、中央開催でもある程度乗れるジョッキーであっても、裏開催のローカルへ敢えて遠征するジョッキーも増えている。

例えば松山騎手、ひとつでも多く勝ち、ひとつでも上のランキングを狙い、年明けから中京、小倉と裏開催を主戦場としている。その甲斐もあってか、今年既に10勝を挙げ関西リーディング9位とベストテン内に食い込んでいる。そんな彼が、今週の土曜日は京都で騎乗している。しかも小倉には勝てそうなお手馬が居るにも関わらずだ。その理由は…!?

一見、メインのダイナミックガイのために来ている様に見えるが、実は9Rのコウエイタケルがお目当ての様だ。新馬戦で手綱を取り快勝、昨秋の東京でも朝日杯FSで好走したショウナンアチーヴの2着、ともに手綱を取っていたのは彼だった。このコウエイタケルの復帰戦が早くからココと決まっていた様で、松山騎手も早くから京都で予定を組んでいた。まずはこの馬のレース振りは注目だろう。

そして、松山騎手と同じ様に「勝ち星優先」で裏開催へ粛々と遠征している若手ジョッキーがあいる。関西リーディング10位の川須騎手だ。そんな彼も、何故か今週日曜日は京都で騎乗している。確かに、3開催場で重賞の無い「空き巣」ではあるのだが気になるところ。その真相は…!?

これまたメインのサワノパンサーと言うわけではなく、なんと7Rのスピナッチがお目当てらしい。初ダートの前走で楽勝し「乗り続けたい」と思ったようだ。彼もまた、小倉で乗れば勝てそうな馬がいたのだが、この馬のために京都で騎乗する事を決めたクチ。

この若手二人の騎乗振り、そしてこのお目当て2頭のレース振り、注目してみたい。

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