採れたて!トレセン情報

第294回&第295回

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【関西事情通チョッといい話】

●日曜日は阪神で騎乗?●

先日も触れたが、昔とは違い最近の競馬はリーディング上位から順に騎乗依頼が多くなる傾向がある。ゆえに、若手ジョッキーや中堅ジョッキーは、例え中央で乗れる実力でも、勝ち星優先で、1つでも多く勝てる様に積極的に裏開催(今なら小倉)へ出向いている。

若手で中堅の松山騎手もそんな一人。その甲斐あって、今年は先週までで10勝を挙げ関西リーディングベスト10に入っている。ただこの辺りは激戦で常に気が抜けないところ。そんな彼が、本来なら小倉で乗るのが普通な日曜日、なぜか阪神で騎乗している。当然理由アリ、お目当ての馬が出走するからだ。

重賞阪急杯のエピセアロームは高松宮記念の前哨戦で重要なレース、そんな馬の騎乗チャンスを貰った。もちろん、お目当ての1頭であることには間違い無いが…

実はもう1頭、どうしても「手放したくない」という馬が出走している。9RすみれSのヤマノウィザードだ。

12月の中京の新馬戦から手綱を取っているこの馬、続く梅花賞も快勝し2連勝を挙げたが、実はデビュー戦当時から、同じく松山騎手が手綱を取っているアズマシャトルを引き合いに出し「先々どちらを選ぶか悩むことになりそう」と話していた。

そのアズマシャトルは、その後メンバーの揃ったラジオNIKKEI賞で2着、次走は次週の弥生賞、もちろん彼が手綱を取ることが決まっている。そのクラシック王道路線を歩む馬を引き合いに出すほど、このヤマノウィザードにも可能性を感じているのだろう。もし勝てば彼自身が悩むことになるが、そういう悩みを出来る様になると言う事は、ジョッキーとしてステップアップした証でもある。ヤマノウィザードの走りも注目だが、彼がさらに上のステージに進めるのか、そこにも注目してみたい。



【美浦の『聞き屋』の囁き】

●勝利には運も必要、その2●

昨年の全国リーディングジョッキー、福永騎手が短期間に2度の不注意騎乗を行ったということで、今週から3週間の騎乗停止処分となった。福永騎手ほどであれば騎乗予定馬は3~4週先まである程度埋まっているもの。2~4週先であれば対応にそれほど急がないだろうが、今週福永騎手に騎乗依頼していた陣営は大慌てだろうし、聞けば実際大変だったようだ。

特に、日曜日の中山記念には昨年の天皇賞・秋を制したジャスタウェイがスタンバイ。

当然、多くの陣営から営業があったようで、中でも中山記念に騎乗予定馬がいなかったリーディング上位騎手は横山典・三浦・リスポリ騎手の3名。そこで選ばれたのは馬柱どおり、ベテラン横山典騎手。テン乗りでどういった手綱捌きを見せるのか。このチャンスを生かせるのか!?



【美浦の『聞き屋』の囁き】

●勝利には運も必要●

今年初のGⅠフェブラリーSは最低人気、16番人気のコパノリッキーが勝利。先週の当欄で記したとおり、コパノリッキーはケイアイレオーネとの2分の1の抽選を突破したことがすべての始まり。そこで今週も先週同様に、運を味方につけて出走にこぎつけた馬を紹介。

その馬は、当週になって繰り上がりで出走にこぎつけたマルカバッケン。

土曜日のメインレース、千葉Sは先週末の特別登録が46頭という異常事態。これは現在のオープン馬の出走制度の弊害でこうなっているわけだが、まあこの話は置いておいて、千葉Sには優先出走権を持った馬が21頭。

フルゲート16頭のレースに対して21頭では優先権を持っていない馬はすでに除外対象。マルカバッケンは出走できれば上位人気必至の実力馬だが、優先権を持っていないため除外対象に。

が、さきほども言った制度の弊害で出走する意思がないのに特別登録だけをする馬が多数いたため、そしてその出走する意思のない馬が案の定回避したため、水曜日の段階では補欠1番手まで繰り上がっていた。そして、最後まで出否を悩んでいた優先権も持った馬が木曜日に回避を表明したため、晴れて出走となったわけだ。

出走にこぎつけたことで運を使い果たしたのか、先週のようにさらなる幸運が待っているのか!?



【関西事情通のちょっとイイ?話】

●今週最も注目のジョッキーは!?●

今週から3月の春競馬に入り、豪華メンバーの揃うGⅡ中山記念、高松宮記念の前哨戦阪急杯、そして土曜日にもNHKマイルCを占うアーリントンCと、注目重賞が目白押し。

そんな豪華なレースが多い週末だが、今週注目したいジョッキーは、その重賞には騎乗せず、しかも土曜日は阪神、日曜日は小倉と開催場を跨いで騎乗する、現時点では決してトップジョッキーとは言えない松田大作騎手だ。

1997年デビューで今年が18年目、もうベテランの域だが、例年良くて20勝そこそこ、悪い時は1桁しか勝てない年もあり、リーディング上位に顔を出すことは無いマイナージョッキーだった。

しかし、2010年から2011年に掛け半年という長い期間イタリアで修行し、その帰って来てからは状況が少しずつ変化していった。周りの関係者からも「本人の意識が変わってきた」と、少しずつ認められ始め、その帰国した年は4月からの騎乗で23勝、翌年は24勝、そして昨年は自己最多となる47勝を挙げ関西リーディング14位にまでのし上ってきた。今年も既に8勝を挙げ昨年を上回る可能性もあるペースで勝ち星を挙げている。

そんな松田大作騎手、海外での重賞勝ちはあるものの、国内ではまだ未勝利、そしてタイトルらしいタイトルもまだ取っていない。しかし、そのタイトル奪取のチャンスがめぐってきている。今週が最終週の1回小倉開催、この開催リーディングを現在6勝でトップを走っている。2位には4勝ジョッキーが7人も並ぶ大激戦なのだが、本人も「タイトルを獲りたい」と意識している。ところが、そんな大事な週末にも関わらず、土曜日は阪神での騎乗、これもまた注目なのである。そう、菊花賞でも手綱を取り、アワヤの競馬を見せたバンデだ。近い内に重賞を勝てるかもしれない手応えもあるのだろう、この馬がいるからこそ土曜日は京都で騎乗する。

もちろん、日曜日の小倉もチャンスのあるラインナップ。イタリア修行から3年が経ち、その成果が漸く身になって来た今の松田大作騎手、ある意味で今週最も注目のジョッキー。バンデを見事勝利に導き、1回小倉リーディングも奪取するならば、それこそ近い内に重賞も手中に収めることだろう。

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