採れたて!トレセン情報

第298回&第299回

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【関西馬事情通チョッと良い話】

●勢いのあるジョッキーは注目●

先週、土曜日のチューリップ賞ではハープスターが人気に違わぬ圧勝劇を演じ、日曜日の弥生賞では、着差は僅かも内容は完勝のトゥザワールドがやはり1人気に応える走りを見せた。この両頭とも、鞍上は今年全国リーディングをひた走る川田騎手。

重賞で圧倒的1人気の馬を勝たせるのは、簡単な様で実は非常に大変な事。その人気に対する重圧はもちろん、他馬から集中マークされレースでのプレッシャーも相当キツくなる。ゆえに、経験の少ない騎手が取りこぼしてしまう事も多々ある。それを土日ともに務め上げたこともあり、川田騎手のトレセンでの評価はさらに上がってきている。

そんな人気騎手なだけにお手馬もかち合い、土曜日の中日新聞杯ではラキシス、マーティンポロ、ラブリーデイのお手馬3頭が出走、結果この3頭で1・2・3着という、まさに「ノッている勢いのあるジョッキー」だからこその、皮肉とも取れる現象だった。

日曜日、桜花賞トライアルのフィリーズレビューでの騎乗馬はいない。それは当然、ハープスターの存在があるため騎乗依頼が無い。ところが、実は1頭、場合によっては騎乗する可能性のあった馬がいた。実際のレースではミルコ・デムーロが手綱を取るダンスアミーガだ。

実は、ミルコは登録の段階ではベラフォレスタに騎乗予定だった。ただ1勝馬なゆえに想定の段階で出走できる確率は13分の4、抽選で除外される可能性は高かった。そこで同じ社台RHがオーナーのダンスアミーガをミルコと川田のAB投票とした様だ。

結果的に、想定通りベラフォレスタが除外され、ダンスアミーガにミルコが騎乗することになったが、ミルコのリザーブとして川田がダンスアミーガの騎乗依頼を受けたのは事実。今ノリにノッて勢いのあるジョッキーが騎乗依頼にOKを出したこの馬、注目しなくてはいけないのは言わずもがなだろう。



【美浦の『聞き屋』の囁き】

●素質馬、完全復活なるか!?●

最近のオープン特別は次走優先権を持った馬で溢れており、優先権を持っていない馬はオープン特別への出走が難しい状況が続いている。今週の東風Sでは優先権を持った馬がフルゲート16頭に対して17頭、優先権がありながら除外が1頭出るという状況になった。

除外の対象になったのがカオスモスとゴットフリートの2頭。ともに近1年以内に勝ち星がなく、オープン馬としては最も下といってもいい本賞金しかない。2分の1の抽選を突破したのは馬柱にあるとおり、カオスモス。

前走で復調を示しており人気は必至。運を味方に出走できたことを考えれば中心に考えていいのかも!?



【関西事情通のちょっとイイ?話】

●トライアルだから期待できる!?●

先週からクラシックトライアルも開幕、チューリップ賞ではハープスターが単勝支持率70%以上という断然人気に応える快勝劇を見せ、弥生賞でも1人気トゥザワールドが勝利し、いよいよクラシック戦線も面白くなってきた。

今週は牝馬のクラシック、桜花賞トライアル第二弾のアネモネSが土曜日の中山で、そして第三弾のフェリーズレビューが日曜阪神で行なわれる。

この阪神フィリーズレビューには、現時点での実績では横綱ハープスター・レッドリヴェールの次、大関・関脇クラスと言えるホウライアキコ、ベルカント、アドマイヤビジンが出走してくる。ただ、この3頭はみな既に桜花賞へ出走できるだけの獲得賞金があり、マイル戦で行なわれる本番へ向けて「結果よりは内容を問う」一戦と言えるだろう。

そう、より勝負度合いが高いのは2勝馬、しかも「本番のマイル戦よりは1400mのココがベスト」という陣営だ。

まずはグランシェリー、オープン特別の中京2歳Sを勝っており、場合によってはそのままの賞金でも桜花賞へ出走は叶うが、レースを使っていってよりスピード色が濃くなってきているらしく、「1400mまでなら」とここで一発勝負を賭ける様だ。

前走、勝つには勝ったが、あの長時間輸送もあり決して万全な状態とは言えなかったヤマノフェアリーも、その状態で勝つように能力は相当。少し気性が勝ったタイプでもあり1400mの方が競馬はしやすいはずだ。

この2頭も注目してみたいが、最も気になるのは、前走のエルフィンSは掛かって大敗を喫したが2勝はともに1400m、今週の坂路でもテンからビシビシ乗られ5ハロン51.1秒を叩き出し、如何にも「ここが目イチ勝負」の雰囲気を感じるリアルヴィーナスだ。

鞍上にはD.バルジュー、昨年の来日時は1勝しか出来なかったが、今年は既に9勝を挙げ、周りの関係者からも信頼を得はじめている。もともとイタリアでリーディングジョッキーに輝いた実績。近年もコンスタントに100勝以上を挙げる、いわば“結果を残せる”ジョッキー。日本でも勝ち鞍が出てきたことで余裕が生まれ、自信を持って乗れる様になったようだ。勝てば2003年のフェアリーS以来の約十年ぶりのJRA重賞制覇、本人も意識しているだろう。

トライアルだからこそ期待できる穴馬、鞍上も含み注目してみたい。



【美浦の『聞き屋』の囁き】

●チャンスを掴むのは!?●

ヴィクトリアマイルの前哨戦の前哨戦といった位置づけの中山牝馬S。勢いのある4歳勢と古馬陣との戦い、世代間のレベルが見えてくる重要な1戦だろう。

レース展開の大きなカギを握るであろう逃げ馬2頭、セキショウとケイアイエレガント。

両馬の主戦と言ってもいいのが関東のベテラン吉田豊騎手。

両馬ともに前走後、この中山牝馬Sでと打診されてどちらに乗るか相当悩んだそうで、最終的に選んだのがケイアイエレガント。ともに積極的な競馬で持ち味が生きる馬で、その長所と短所を知り尽くしている吉田豊騎手。

一方、吉田豊騎手がケイアイエレガントを選んだことで、再びチャンスが回ってきたのがセキショウに騎乗する横山和騎手。昨年の函館以来となる騎乗で、このチャンスを生かそうと相当な気合が入っていることは簡単に想像できる。

横山和騎手もセキショウは逃げてこそ、と考えているようで、彼の性格からも簡単にハナを譲るとは思えないし、吉田豊騎手も気が強いことで知られており、こちらも簡単にハナを譲らないはず。逃げてこその馬同士、若手とベテランの駆け引きがどうなるのか楽しみだ。

また、ここには復活を期すエバーブロッサムも出走。

昨年のフラワーC、フローラS、オークスと3戦続けて2着に好走。が、秋になると見せ場もないまま大敗。当初は福永騎手で予定していたようだが、騎乗停止になったため、未勝利戦で勝ち星を挙げて以来となる石橋騎手へ。石橋騎手もまた横山和騎手同様にこのチャンスを生かすため、期するものがあるはず。

春のG1へ向けてベテラン、中堅、若手の熱い戦いに注目してほしい。

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