採れたて!トレセン情報

第313回&第314回

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【関西事情通チョッといい話】

●彼に流れが来ている?●

土曜日の青葉賞でも、京都での騎乗予定を全てキャンセルしてまで代打騎乗したワールドインパクトを、日本ダービーの出走権利を獲得する2着にキッチリと持ってきたA・シュタルケ騎手。日曜日はいよいよウインバリアシオンで盾獲りに挑む。

彼の日本でのGIと言えば、2011年のデインドリームで参戦したジャパンC6着が最高着順でまだ国内での実績には乏しい。しかし、この天皇賞で騎乗するまでの経緯は、競馬の神様が「チャンスを与えてあげよう」と言わんばかりの巡り合わせだった。

事の始まりは、前走でバンデの騎乗依頼を受けたところからスタートする。このバンデ、阪神大賞典から天皇賞のローテーションを予定していたが、賞金的に出走が微妙になった関係で、前走の大阪ハンブルクCを使うことになった。

ここで最初のターニングポイント、もし勝っていれば賞金的に問題なく天皇賞には出走できていたためウインバリアシオンとのコンビは有り得なかった。

そして、天皇賞の2週前、特別登録が出た段階で出走馬決定順で19番目の補欠一番手、何か1頭回避が決まれば出走が叶う状況。これがもし、20番目以上の「まず出走出来ない」状況ならば、他の馬の騎乗依頼を受けていただろう。補欠1番手だからこそ受けずに待っていた。

そして1週前の日曜日、なんと岩田騎手が制裁を受け騎乗停止、このギリギリな状況では有力騎手は残っていない。そこで、補欠1番手のAシュタルケ騎手に白羽の矢が立ち、武幸四郎とのA・Bで投票することになった。

これももし、1週前の段階で他に回避馬が出ていればA・B投票になる事は無く、ましてや直前でも回避馬が出ればジュタルケはバンデの騎乗、ウインバリアシオンには武幸四郎騎乗となるところ。それが奇跡的に回避馬が出ず、ウインバリアシオンに騎乗する事が決定した。

こんな流れは中々無いが、ここ数週のAシュタルケは、先週の土曜日には東京でラブリーデイに騎乗しメインを勝利、さらに日曜日は阪神のマイラーズCをワールドエースで初重賞制覇と自らも良い流れを掴んできていた。その良い流れの中で掴んだチャンス、一気に盾獲りも実現してしまう可能性も十分あるだろう。果たして!?



【美浦の『聞き屋』の囁き】

●3強に割って入る事ができるのは●

キズナ、ゴールドシップ、ウインバリアシオンの3強が中心となる今年の天皇賞・春。

すべて関西馬で、鞍上も武豊&外国人騎手で、関東勢は劣勢の状況。

関東馬5頭と関東騎手5名で挑む天皇賞・春の主力は、やはり昨年の覇者フェノーメノと蛯名騎手。

ところが、前哨戦の日経賞ではウインバリアシオンに並ぶ間もなく交わされてしまい5着を確保することが精いっぱい。この中間も「馬は使った上積みはある…」と言いながらも、近い関係者によればトーンは上がってこないとのこと。

4年前に天皇賞・春を制したジャガーメイルも今年で10歳。往時の勢いが感じられないだけに期待を寄せるのは酷かもしれない。

残るはサイレントメロディ、フェイムゲーム、ホッコーブレーヴ、そして関西馬デスペラードに騎乗する横山典騎手。強力な3強にどこまで迫ることができるのか。関東勢の頑張りに期待したい。



【関西事情通のちょっとイイ?話】

●岩田からの乗り替わりは…!?●

先週日曜日の東京10Rの出来事で岩田騎手が騎乗停止になり、有力馬の騎乗が多い人気ジョッキーなだけにその事によって色々な動きがあった。

中でも今週のGI、天皇賞・春で上位人気の有力馬と目されているウインバリアシオンと、土曜日のGⅡ、日本ダービーへ向けて重要なトライアルの青葉賞ではワールドインパクト、特にこの2頭の鞍上起用には注目が集まっていた。

ウインバリアシオンの話は日曜版でするとして、土曜日のワールドインパクト、鞍上のA・シュタルケ騎手は、実は京都で騎乗予定だったが、急きょ全てをキャンセルして東京遠征を決めた。オーナーサイドからの希望があったこともその理由だが、ワールドインパクトが有力馬である事が大きな決め手となったことは言うまでもあるまい。

先週、ワールドエースで日本での初重賞勝ちを決め、勢いのあるジョッキー、流れも来ており注目だろう。

ただ、岩田騎手からの乗り替わりという馬が、実はこの青葉賞にはもう一頭出走している。本来は来週の京都新聞杯で岩田騎手が手綱を取る予定だったファーガソンだ。

未勝利を勝ったばかりだが、ヒルノダムールの全弟で元々素質もあり、厩舎では期待されていた一頭。気性的な幼さがあって能力を出し切れず敗退していたが、ブリンカーを着けてその能力を出せるようになり、前走では直線楽に抜け出す強い競馬を見せた。

次週も岩田騎手が乗れない事と、同厩舎のハギノハイブリッドが先週快勝し京都新聞杯へ向かう事も考慮して今週出走を決めた。

ワールドインパクトはもちろん注目だが、実はこの馬も岩田騎手からの乗り替わり、こちらも注目してみたくなる。



【美浦の『聞き屋』の囁き】

●ダービートライアル始まる●

ダービーに直結しないと名高い青葉賞。一昨年にフェノーメノが2着と健闘したが、翌年に天皇賞・春を勝ったことからも、それだけの下地があったということで青葉賞自体のレベルが高かったというわけではない。

今年はフルゲート18頭中、オープン馬は10頭。残り8頭が1勝馬という低調なメンバー構成。

この18頭の騎手の中でダービーでの騎乗予定馬が決まっているのはイスラボニータの蛯名騎手、ワンアンドオンリーの横山典騎手、プレイアンドリアルの柴田大騎手。

つまり、青葉賞で騎乗する馬はお手馬がダービーを回避した場合の保険、予備候補、もしくは他の騎手の代打として権利を取るための騎乗ともいえる。

ということは、この3騎手のモチベーションと、ダービーでの騎乗馬が決まっていない残りの15騎手のモチベーションははっきりと違うはず。

中でも注目したいのが1勝馬ファーガソンに騎乗する武士沢騎手だ。

今年で18年目のシーズンとなり、そろそろベテランの域に達しようとしている。

ファーガソンは翌週のプリンシパルSか、京都新聞杯を予定していたらしいが、木曜日になって急きょ出走を表明。騎乗馬のなかった武士沢騎手が選ばれたということだが、来週の京都新聞杯の場合はデビューから手綱を取り続けている岩田騎手で参戦する予定だったということからも、厩舎サイド&鞍上の期待度がうかがい知れる。果たして、ダービーへの切符を掴むのは新星なのか、ベテランなのか!?

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