採れたて!トレセン情報

第323回&第324回

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【関西事情通チョッといい話】

●安田記念デーの注目騎手は!?●

日本で最も広い、日本の顔とも言える東京競馬場、ここで開催されるGIはやはり花形。

特に、伝統のGI、オークス・ダービー・安田記念と続くこの3週間は年間を通しても「競馬トップシーズン」、有力関西騎手もこの花形開催のために東京へ遠征する者が多い。

今週日曜日も、武豊騎手を筆頭に、岩田・川田・浜中(本来は福永騎手も)と、関西リーディングベスト5が顔を揃え、東西の有力騎手が凌ぎを削る一日で、安田記念のみならず、他のレースも見応え十分だろう。

そんな騎手の立場から見れば「厳しい」一日なのだが、注目してみたいのは初めて日本で騎乗する、ブラジル生まれのJ.モレイラ騎手だ。

安田記念に出走するグロリアスデイズに騎乗するために来日、今年こそ主戦場を香港としているが、それまではシンガポールが主戦場だったため、日本では全く馴染みが無い。果たしてどんなジョッキーなのか?と思う方は多いだろう。その実績は…

結論から言えば、もの凄いジョッキーだ。

シンガポールを主戦場としていた2012年は、シーズン206勝を挙げブッチぎりのリーディングトップ(因みに2位は72勝)、2013年も179勝(2位は112勝)を挙げリーディングを獲得。

しかも、この年は、1日に8戦8勝のワンデー・エイトも達成している。そして、驚くべくはその勝率、なんと3割を超える超ハイアベレージで、全盛期の武豊をも超える驚異的な数字を叩き出している。

今シーズンは香港を主戦場に騎乗しているが、すでに85勝を挙げ現在リーディング2位、そして勝率は2割を超え、勝率に関してはダントツのトップ。

ハイレベルな香港競馬で初年度からこの数字は破格、その驚異的な騎乗振りは、“マジック”モレイラ(本名はジョアン・モレイラ)と呼ばれている。

今年は、ドバイ・ワールドカップ・デーでもアルクォーツスプリントとドバイゴールデンシャヒーンで国際GIを連勝し、日本での短期免許を取得する規定をクリア、騎乗する日も近いと思われる。

その前に、この安田記念のグロリアスデイズ、過去2年は日本特有の硬い芝に泣かされてきたが、東京競馬は土曜朝から不良馬場での開催で、クッションの利いた芝で走り慣れている香港馬には恵みの雨となりそう。

この他に騎乗する5鞍も当然注目で、サッカー・ワールドカップ開幕直前に、ブラジル出身ジョッキーの大ブレークが見られるかもしれない。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●世界のジャスタウェイ●

外国馬の参戦が1頭のみ、そしてフルゲート割れの17頭で行われる安田記念。

しかし、世界のジャスタウェイを中心に、復活したカレンブラックヒル・ワールドエース・グランデッツァ、実績上位のトーセンラー、勢いのあるフィエロ、3歳王者のミッキーアイル、紅一点ホエールキャプチャなど、脇役陣も実に多彩で豪華メンバーが集結。

やはり、注目はジャスタウェイだろう。

主戦の福永騎手が先週日曜日に騎乗停止となり、関係者は大慌て。

どうやら、柴田善騎手にたどり着くまでに、かなりの道のりがあったことが総力取材から分かった。

まず須貝調教師の意向は、過去にジャスタウェイに騎乗したことがある鞍上、ということだったらしい。

ところが、過去に騎乗したことがある秋山、横山典、柴田善、内田博騎手は全員、すでに安田記念での先約となる騎乗馬が決まっている状態。

ところが、そこは世界のジャスタウェイ。

世界のジャスタウェイなら先約がいてもなんとかなるのでは、というスタンスで最初に声がかかったのがダービーを制したばかりの横山典騎手。

しかし、横山典騎手はたいして悩むことなく依頼をキャンセル。

先約のエキストラエンドを大事にしたということもあるようだが、嘘か本当か、聞こえてきた話では、「エキストラエンドにもチャンスはある。ジャスタウェイの強さは認めているが、そういった強い人気馬を負かした方が面白い」的なニュアンスの発言をしたとか。

まさにマイウェイを行く横山典騎手らしい感覚だろう。

次に声がかかったのが、騎乗が決まった柴田善騎手。

先約は2012年のマイルCSを制したサダムパテック。

当然、サダムパテック陣営が「はい、どうぞ」と譲るわけがなかったが、そこは「持っている」男の力を発揮。

なんと、サダムパテックとジャスタウェイは生産牧場が同じ白老ファーム。

???、と思ったかもしれないが、社台ファーム・ノーザンファームなど、大手オーナーが圧倒的な発言権を持つようになった時代。

とくに今回のように強い馬になればなるほど、騎手と調教師間の話で収まることはなく、むしろ、牧場と馬主間での話し合いで決まることの方が多い。

つまり、須貝調教師は次点ではあったが柴田善騎手に乗ってもらいたい→ただ先約の西園調教師も簡単には譲れない→そこで同じ生産牧場ということで白老Fが両陣営の間に入って調整→結果、乗り替わりが決定、という流れがあったとのこと。

男気をみせた横山典騎手なのか、運が回ってきた柴田善騎手なのか。新チャンピオンの決定を見逃すな!!


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●調教せずにレース!?●

今週は5週連続東京GIの最終週、日曜日にはその春の連続東京GIフィナーレ安田記念が行なわれるが、その前に土曜日には阪神競馬場で宝塚記念の前哨戦という立ち位置のGⅢ鳴尾記念も行なわれる。

このレースがこの時期に移設されて3年目、一昨年の勝ち馬は全盛期のトゥザグローリー、昨年は宝塚記念には参戦しなかったもののココから重賞3連勝を飾ったトウケイヘイローと、その前哨戦にう相応しいレースだった。

しかし、今年は少し形相が違い、「今が旬」「これからピークを迎える」と思われる馬が見当たらず、意外と混沌ムード。

そんな中なら、お馴染みの田所秀厩舎と柴山騎手のコンビ、トウカイパラダイスがいよいよ重賞制覇のチャンスか…とも思われるが、注目してみたいのは、今回「変則調教」で挑んでくるメイショウナルトだ。

この馬、秘めた能力は高いのだが、デビュー当時から気難しさがあり、4歳春の大敗後に去勢された。

5歳の春に復帰し、2戦目以降でその去勢効果と距離を延ばした効果で安定して走る様になり、ついには小倉記念ではレコードのおまけ付きの重賞制覇、続くGⅡオールカマーでも2着と軌道に乗ったかに思われた。

しかし、その後また2桁着順を続けている様に、どうも昔の悪癖が戻ってきてしまっているようだ。

能力を出し切った時のパフォーマンスはその実績が示す通り、ここ数戦でも調教ではもの凄く動くのだが、レースに行って気持ちが途切れてしまっているらしい。

そこで今回は、なんとかきっかけを掴むために通常のパターンを変え、1週前にビッシリと追い切り、レース当週の今週の調教は時計を出さずレースに挑む。

元々能力のある馬が策を講じて来る今回は、ガラっと変わる可能性があり、驚く快走を見せてくれるかもしれない。今年のメンバーならなお注目してみたい。


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