採れたて!トレセン情報

第327回&第328回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●サマーシリーズ開幕●

フルゲート割れした今年の函館スプリントS。

やはり中心になるのは昨年、滞在競馬で一気に頭角を現し重賞制覇。2戦続けてG1で3着のストレイトガールだろう。

だが、ここで注目したいのはスマートオリオンとセイコーライコウ。

スマートオリオンの主戦級と言えば、馬柱にあるとおり横山典騎手か三浦騎手になるだろう。

が、7戦前に1度だけ騎乗して2着だった武豊騎手へ乗り替わり。

これは、オーナーの強い希望があるようで、スマート&武豊騎手と言えば、ダート戦線で重賞を連勝していたスマートファルコンが思い出される。懇意にしているオーナーからの希望となれば、また将来有望な馬となれば武豊騎手も函館行きを断ることは簡単にはできない。関係者の話によれば高松宮記念後、早い段階で決まっていたようだ。

一方、セイコーライコウはと言えば、すでに7歳ではあるが通算で22戦と年齢を考えればキャリアが少ない。

これは骨折等による長期休養があり、馬はまだまだ若いようだ。

ここまで6勝を挙げており、そのすべてが主戦の柴田善騎手でのもの。

とくに前走はオークス当日にも関わらず新潟へ遠征。なんとこれはオークスでの騎乗依頼を断って(人気薄の関東馬ではあったが)のもので、それだけこの馬の手綱を他へ渡したくないようだ。

とくにここ2戦は本格化を示す強い内容で、近い関係者によれば、このあと札幌のキーンランドCまですでに予約済みだそうだ。

サマーシリーズ・スプリント第一弾を制するのはベテランなのか、新興勢力なのか。目が離せない。


【関西事情通チョッといい話】

●拘りの騎乗!●

今週の重賞は、函館ではサマーシリーズの開幕戦となる函館スプリントS、そして東京では3歳ダート王を決めるユニコーンSが行われる。

北海道シリーズを主戦場としていない武豊騎手や柴田善騎手も参戦する函館スプリントSも興味深いレースだが、2歳王者のアジアエクスプレスのダートでの復帰戦であるユニコーンSもやはり注目だろう。

そのアジアエクスプレスの走りも楽しみだが、馬券的な注目度で言えば、牝馬ながら牡馬混合のダート戦で4戦3勝2着1回というほぼパーフェクトな走りを見せているコーリンベリーに食指が動く。

というのも、その実績はもちろんだが何より鞍上の意気込みを買いたい。

実はこの馬、当初は土曜阪神メインの天保山Sに出走を予定していた。鞍上はもちろん、そのダート戦の4戦全てで手綱取ってきた松山騎手だ。

ところが、火曜日の朝になって、天保山Sのメンバーが強いこともあって急きょユニコーンSに予定が変更された。騎乗予定だった松山騎手は、当初日曜日は当然阪神で騎乗予定を組んでいたのだが、これを全てキャンセルして東京遠征を決めた。

さらに、先週のマーメイドSの51キロでも減量していた松山騎手だが、今週はこのコーリンベリーのために、2010年の北九州記念以来の50キロ(天保山S出走の場合)の斤量でも乗れる様にずっと減量の準備をしていた。

さらに言えば、実は自らが手綱を取らなかった桜花賞でも、最終追い切りでは跨り「この馬は僕の馬」というアピールをしていた経緯もある。その全てが報われ重賞制覇に結びつくか…前走で負けているだけに人気にはなり難く馬券的にも注目してみたい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●東京へ遠征するワケは!?●

先週取り上げたマーメイドSの藤岡康太騎手はもちろん、東京競馬場のエプソムCも、藤岡康太騎手と同じく本来は函館を主戦場にしているにも関わらず日曜日は拘って東京に遠征していた四位騎手が勝利を挙げた。単純にお目当ての馬のためだけに遠征しているとは限らないが、馬券検討の大きなカギになる事は間違いない。

今週の土曜日、重賞は組まれていない東京競馬場だが、ここにも本来は函館を主戦場としているジョッキーが遠征してきている。そう、池添騎手だ。そのお目当てはリヤンドファミユ、オルフェーヴルの全弟だ。

降級してまだ条件馬の身だが、当然将来は重賞で勝ち負けを期待されている馬、この遠征は「誰にも渡したくない」という気持ちの現れでもある。さらに、実はその先にもう一頭、着々とデビューの態勢を整えている2歳馬、アッシュゴールドの存在も意識の中にある様だ。まさに『オルフェーヴルの兄弟は俺が乗る!』という意思表示に現れなのだろう。そう言った意味も踏まえ、気合の遠征となりそうだ。

そのリヤンドファミユ、前走の都大路ステークスは6着と敗れているが、日本レコードの決着となった快速馬場、やはり骨折で長く休んでいたこともありどうも京都の硬い馬場は合わなかったようだ。東京も決して柔らかい馬場とは言えないが、京都よりは幾分マシ、そもそも馬自身、使う度にトモの張りが良くなり、踏み込みもより力強くなってきている。今後、重賞戦線へ向けどんなレースをしてくれるのか、鞍上共々楽しみでならない。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●16分の12●

今年のユニコーンSは例年に比べて1000万以上の賞金がある馬の出走が少なく、わずか4頭だけ。

16頭のフルゲートから4頭を引いて、残り12の枠が900万(2勝馬)の出走可能頭数となった。

その12枠に申し込んできたのが16頭。つまり除外は4頭。

そして、今回除外されたのが、王者アジアエクスプレスを脅かす最有力の存在だったグレナディアーズ・北村友騎手、東京では抜群の安定感を誇るアナザーバージョン・ウィリアムズ騎手、オープン特別2着の実績があるアスカノロマン・蛯名騎手、好時計で500万を勝ち上がったフィールザスマー・田中勝騎手の4頭、出走していれば間違いなく人気の一角を担った馬ばかり。

アスカノロマンを除く3頭は同日の自己条件戦、青梅特別へ再投票しており、古馬と戦うこととなった。

上記の4騎手の中で1人だけユニコーンSに騎乗しているのが蛯名騎手。

実はレッドアルヴィスがABという制度を用いて、蛯名騎手を本線、補欠が武士沢騎手、で投票して、アスカノロマンが抽選をクリアして、なおかつレッドアルヴィスが抽選をクリアした場合の騎手が武士沢騎手になるという制度。

今回のように、アスカノロマンが除外、レッドアルヴィスが抽選をクリアの場合は蛯名騎手で投票されたことになるため、引きが強かったのが蛯名騎手、引きが弱かったのが武士沢騎手、と明暗がはっきり。

果たして、王者アジアエクスプレスの牙城を崩せる馬はいるのか!?

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