採れたて!トレセン情報

第337回&第338回

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【関西事情通チョッといい話】

●良い流れが来ている!?●

今週は札幌でダートの重賞エルムS、夏の中京最終週にはサマー・マイルシリーズ第1戦の中京記念が行なわれる。

昨日もお伝えした通り、この両重賞ともに関東・関西それぞれジョッキーの動きがあったが、中京記念の有力の1頭、クラレントも様々な経緯のあった馬だ。

2012年の富士Sを勝った後、当時手綱を取っていた岩田騎手が「この馬は相当なモノになる」と、能力を高く評価していた馬。

その後マイルCSを運無く除外され、翌年東京新聞杯を勝つもまた運無く安田記念を除外、スライド出走となったエプソムCで勝ち、漸くGI出走に問題ない賞金を加算する事が出来た。

その後は、川田騎手にスイッチし、GIでは残念な結果も東京新聞杯、京王杯SCなどではその存在を示してきた。

馬場に泣いた安田記念から立て直し、この中京記念は巻き返しの場。当然鞍上も川田騎手で出走を予定していた。

ところが、またも不運がこの馬を襲った。まず、主戦である川田騎手が2週前に騎乗停止処分を受け中京記念での騎乗が出来なくなってしまった。

その代打には、賞金的に除外濃厚のマウントシャスタに騎乗を予定していた武豊騎手が乗る事になり一旦は丸くおさまった。

しかし、先週の競馬で武豊騎手が怪我をしてしまい、クラレントの鞍上はまた白紙になってしまった。

そんな折、同じ橋口厩舎のオリービンに騎乗を予定していた小牧太騎手が、想定の時点で補欠一番手という事が判り、同じ厩舎という事もありスライド騎乗する事で一件落着した。

急きょチャンスが巡ってきた小牧太騎手、そもそもはクラレントを新馬戦から手綱を取っていた元主戦、久しぶりの愛馬の騎乗にモチベーションが上がらぬワケが無い。

折りしも、今週月曜日には同じ橋口厩舎のナイスミーチューで交流重賞マーキュリーカップを制し流れも良い。最も注目の復活コンビだろう。

因みに余談とはなるが、木曜日になって急きょトーセンレーヴが回避したことにより、当初小牧太騎手が騎乗を予定していたオリービンも出走が叶った。その鞍上には武豊騎手の弟、幸四郎騎手。

前走の米子Sでは負けはしたが1番人気に推されたほどの馬、ハンデ55キロならノーチャンスでは無いはず。もし勝つ様な事があれば、最も幸運を掴んだのは幸四郎だったことになるが…。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●ベテランのイタリアン●

蛯名、北村宏、田中勝騎手が中京へ。田辺、大野騎手が札幌へ。

一気に手薄になってしまった日曜日の福島開催。当然、関東リーディング上位の戸崎、内田博騎手に勝負になりそうな馬が集まっている中、注目したいのが福島2週目から来日し騎乗しているイタリアのベテラン、マリオ・エスポジート騎手だ。

なんとエスポジート騎手の10頭は江田騎手と並んで日曜日の福島では最多騎乗数。

先週初勝利を挙げたこともあるようだが、どうやらエスポジート騎手の人柄も騎乗数に大きく影響しているようだ。

どういうことかというと、一般的に短期免許で来日する外国人騎手は、騎乗している国でリーディング上位しか来日できないという規定があるので、当然トップクラスばかり。

ある程度のわがままは許される立場の騎手が多い中、例えば調教をつけるのは水曜日だけ、一日の騎乗数は7鞍までなどなど制約が多いものだが、エスポジート騎手は水・木・金曜の調教、依頼されればどんな成績の馬でも乗るという、今までにいない外国人騎手のスタイル。

世界レベルの腕と、日本人受けする真摯な振る舞いで人気上昇中のエスポジート騎手。

アピールするには絶好のチャンスの福島最終日。手綱捌きに注目したい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●最も良い流れで挑むのは!?●

今週は、リニューアルしてグランドオープンの札幌ではダートの重賞エルムS、夏の中京最終週にはサマー・マイルシリーズ第1戦の中京記念が行なわれる。

この両重賞ともに、関東・関西それぞれジョッキーの動きがあった。

まず中京を主戦場としている松山騎手、北村友一騎手がスポットで札幌に参戦。お目当てはもちろんエルムSの騎乗馬、松山騎手は前走の平安Sで手綱を取り2着、もうお手馬として離したくないソロルに。

北村友一騎手は、お世話になっている安田隆行厩舎のグレープブランデー、今やこの厩舎の主力ジョッキーとも言える存在でもあり今回は白羽の矢が立たれた様だ。

そして、逆に北海道シリーズを主戦としている柴山騎手、田中博康騎手、さらに藤岡康太騎手が中京へスポット参戦。

もちろんお目当てはメインの中京記念、柴山騎手は懇意にして貰っている田所秀孝厩舎の管理馬クロフネサプライズの手綱を取る為にスポット遠征。

田中博康騎手は少し話しが長くなるが、昨年6勝、一昨年は2勝と泣かず飛ばずの成績だったのだが今年は既に6勝、しかも、その全てが5月4日のクッカーニャでの勝利以降だ。

そう、このクッカーニャでの勝利をきっかけに流れが変わり、函館でも4勝を挙げ注目される存在となった。そんなきっかけを与えてくれた思い入れある馬だからこそ中京までスポットでも参戦するのだろう。

そしてもう一人、先週急遽の代打で函館2歳Sを制し「やっぱりアイツは何かモッてる!」と言われた藤岡康太騎手、いろいろな流れを持って挑む騎手が多い中、最も注目なのは彼かもしれない。

手綱を取るブレイズアトレイルは、昨夏も3連勝した様に暑い時期に強いタイプ、前走の米子Sではその暑さに強いところを見せた。さらに調子を上げてきているならば、今週もアッと言わせる可能性もありそうだ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●関東から3騎手も遠征●

サマーマイルシリーズの第一弾、中京記念。

出走賞金のボーダーラインが高く除外になる馬が多数。新旧合わせたハイレベルなメンバーが集結。

今回注目したいのは関東から遠征する蛯名騎手と北村宏騎手と田中勝騎手。

昨年の3月からずっと手綱を取り続けているダイワマッジョーレのために蛯名騎手は中京へ。

先週までの時点で夏の福島リーディング首位を独走している最中で、この日曜日を空けることは戸崎、内田騎手に追いつかれる可能性が出てきてしまう。

それでも乗りにいくのは、やはりダイワマッジョーレがそれだけのレベルの馬ということ。

また、近い関係者には「土曜日で勝ち星を挙げて逃げ切る」と話しているようで、福島リーディングも諦めていない様子。リーディングも重賞も両方狙うモチベーションの高さが蛯名騎手の持ち味のひとつ。

先週の函館記念のバウンスシャッセに続き、藤沢和厩舎の主戦となった北村宏騎手はサトノギャラントで中京へ。

近走は重馬場と展開のアヤで勝ち切れない競馬が続いているが、その素質の高さは疑いようのないもの。「とにかく順調。良馬場でさえ走れれば、後はうまく直線まで誘導してあげるだけ」と自信を覗かせていた北村宏騎手。

このあたりで賞金を加算しないと秋のマイルCSへの出走が微妙な状況。あくまで状態次第だが、次走は関屋記念とサマーシリーズ制覇への意気込みは十分。

2年前のマイルCSの勝ち馬サダムパテックだが、その後は勝ち星から遠ざかっている厳しい現状。

が、しかし、結果は出ていないながらも近2走手綱をとった田中勝騎手はなにか感じるものがあったようで、次も乗りたいと志願してこの中京記念へ参戦。

こちらもあくまで状態次第としながら次走は関屋記念へ出走予定。復活の夏となるか。

サマーシリーズ制覇へ名乗りを挙げるのは一体!?


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