採れたて!トレセン情報

第349回&第350回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●先約優先ではあるが…!?●

夏競馬もいよいよ最終日、その最後を飾る重賞は、新潟では新潟記念、小倉では夏の小倉の終わりを告げる小倉2歳Sが行われる。

この両重賞、東西のジョッキーの行き来は川田騎手ぐらいなものだが、実は小倉2歳Sに騎乗する中で、新潟記念の有力馬の騎乗依頼が来ていたジョッキーが居る。しかもその依頼されていた馬は、1番人気になる可能性もあるほどの有力馬、マーティンボロだから驚くところ。

そんな馬の依頼がありながら、結果小倉2歳Sで騎乗という、「もったいない」と言われそうな選択をしたジョッキーは、タガノアザガルに騎乗する藤岡佑介騎手だ。

しかもタガノアザガルは未勝利戦勝ちの馬、夏の間の2歳Sは新馬戦勝ちの馬の方が優先されるため、その依頼があった時点では除外される心配もあった。(実際、9分の6の抽選対象で3分の1で除外される可能性があった)にも関わらず、何故タガノアザガルを選んだのか…答えは意外とアッサリしたもの、単に「先約」だったからだ。

ただ、だからと言って脈が無いわけでは無く、実はマーティンボロと比較しても遜色無いくらいの感触は持っている様子。

そもそもデビュー戦で手綱を取り能力を感じていた馬、2戦目はフランス遠征中で騎乗できなかったが、「現時点での完成度は高く2歳戦で活躍しそう」と代打騎乗した福永騎手もコメントしていた様に、能力には確かなモノがある。

先約優先という義理を通し、新潟記念の有力馬の依頼を断って乗るこのタガノアザガル、恐らく人気は無いが、その経緯からは非常に気になる1頭だ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●新潟で騎乗するにはワケがあります●

夏競馬の締め括りとなる今週末、札幌では土曜日に北海道シリーズの終わりを告げる重賞、札幌2歳Sが行われ、小倉でも、夏の小倉の最後を飾る小倉2歳S、そして新潟では、2年前から新潟2歳Sと施行時期が入れ替わり、新たに風物詩となるであろう新潟記念が行われる。(今年の場合、中山競馬場の改修工事のため10月初週まで新潟で行われるため、新潟に関しては「夏の終わり」と言うより「夏の延長戦に突入」にも思えるが…)

その新潟記念、有力騎手のテン乗りも多い稀な重賞。

今年のダービージョッキーである横山典騎手はダコールに騎乗。実はこの馬は内田博騎手で決まっていたのだが、先週の落馬負傷で騎乗出来なくなってしまい、そこで空いていた横山典騎手にすんなりと決まった経緯。最近、メインレースでも乗鞍が減ってきていた横山典騎手だが、こういうところで回ってくる辺りはさすが。

全国リーディングトップの戸崎騎手もカルドブレッサには初騎乗。これは牧場の方から直接依頼があった様だ。その戸崎騎手のカルドブレッサの騎乗が決まった後、マーティンポロの陣営から騎乗依頼の打診があった。しかし、既に決まっていたため承諾出来ない。しかし、マーティンポロは十分勝ち負けになる馬、ゆえに同じエージェントのN.ローウィラー騎手で決まった。

この夏は札幌を主戦場としているローウィラー騎手、1日早く切り上げ、たった1鞍の騎乗となってしまう新潟へ参戦、実は同じ様なケースが過去にあった。レパードSのクライスマイルだ。元々は戸崎騎手のお手馬だったクライスマイル、しかしアジアエクスプレスがいる関係で騎乗出来ないため、札幌からローウィラー騎手を呼び寄せた。結果はご存知の通り。今回も同じ様な結果になるのか、見物だ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●北海道シリーズもラスト!●

6月の函館から開幕した今年の夏の北海道シリーズも今週の札幌がラスト。

美浦・栗東のトレセンから離れ、孤島の様な競馬開催なゆえに、通常の競馬とは違い、最終週ともなれば使えるなら使ってしまえ!という発想。使った馬はそのまま放牧へ…という馬の出し入れの問題や、出走手当ての思惑なども絡んでくるが、いずれにせよ今週は出走優先権利のある滞在馬は連闘で使ってくる馬も多い。ゆえに、今週の札幌は特に状態の見極めが難しいし大切。

そんな札幌最終週最終日のメインは、3歳以上オープンの丹頂S。オープンとは言え、前述の理由もあり条件馬の格上挑戦も多い。そんな中、サクラボールドも格上挑戦の1頭。しかし格上挑戦とは言え、この北海道シリーズで3戦し2着・3着・2着と、いつ勝っていてもおかしくない際どい競馬をしており、もし勝っていれば必然的にココへ出走していたはずで、ある意味予定通りとも言える。

ただ実は、水曜日の時点でこのサクラボールドは補欠一番手の除外候補だった。それが木曜日の朝、メイショウジンムの回避が決まり繰り上がって出走が叶った経緯がある。冒頭でも触れている通り、北海道シリーズ最終週の今週は連闘などの出走も多く除外ラッシュ、そんな中で幸運にも出走が叶ったこの馬、「折り合いに全く心配の無い馬だし距離は大丈夫」と、距離への対応には自信を持っており、格下で人気も無いかもしれないが、その強運を活かし北海道シリーズラストのメインを勝利で飾ってしまうシーンがあるかも知れない。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●乗り替わりあれこれ●

今週は、日曜日の東西重賞に加え、札幌でも2歳Sがあり週末3重賞。特に札幌2歳Sが土曜日に行われる関係で、ジョッキーの動きも多い。

まず、その札幌2歳Sには普段は新潟を主戦場としている蛯名騎手を筆頭に北村宏騎手、田辺騎手、柴田大騎手が参戦。それぞれにそれぞれの思いがある。

中でも、蛯名騎手のフォワードカフェは、コーナー4回のレースが良い事もあるのだが、自らの進言もあってここへの参戦が決まった。それほどこの馬に手応えを掴んでいるのだろう。今週の追い切りでも手綱を取りに札幌競馬場まで出向いている。

因みに、柴田大騎手、北村宏騎手も札幌へ出向き調教に跨っていた。その北村宏騎手は、実は当初、新潟のメイン長岡Sに出走しているベスケデシェンクの騎乗が決まっていた。しかし、ミッキーユニバースが札幌2歳Sへ参戦する事が決まり、師匠の鶴の一声(北村宏騎手は藤沢和雄厩舎からのデビュー。さらにベスケデシェンクの管理厩舎である古賀慎明師も藤沢和雄厩舎で長い間従事し修行ていた)で札幌参戦が決まった様だ。

そんな経緯があったが、「行かされる」という雰囲気では無く、勝ち負けを意識して参戦する。追い切りの感触も相当良かった様だ。

因みに田辺騎手は、新馬勝ちさせた馬が2頭出走しているが、いつもの彼らしく選んだワケでは無く先約優先でブライトエンブレムに騎乗する。

それぞれの思いがどう決着するのか見物だ。

ところで、これだけの上位騎手が札幌へ出向いていると、当然土曜日の新潟はジョッキーが手薄になる。

実はその影響を受けたのは岩田騎手。土曜新潟メインでは先約だったアトムに騎乗するが、本来は前走、自らのミスで敗れ、しかも騎乗停止となってしまったカオスモスに、リベンジを果たす意味でも騎乗したかったようで、代わりのジョッキーを探していたのだが、有力騎手が少ない関係で見つからず、結局アトムに騎乗する事になった。

そのカオスモスには戸崎騎手が騎乗、全国リーディングトップのジョッキーながら池江泰寿厩舎の依頼は非常に少なく、今年もまだ一回だけ。この2頭の対決もいろいろな意味で面白い。

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