採れたて!トレセン情報

第353回&第354回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●今週もトライアル戦が熱い!●

先週は新潟で秋華賞トライアル・紫苑Sが行なわれた。当欄で取り上げた高野厩舎の2頭、ハピネスダンサーは惜しくも4着だったが、ショウナンパンドラは2着で優先出走権を獲得した。今週は阪神で重賞ローズS、オークス馬ヌーヴォレコルトと阪神JFの覇者で桜花賞2着のレッドリヴェールが始動する。ハープスターが凱旋門賞へ出走のため、現時点での3歳牝馬戦線の主役はこの2頭と言えるだろう。ただ、ここはともに休み明け、秋華賞前のひと叩き、格好を付けて本番へ向かいたいのは確かだが、馬券と言う意味では妙味は無い。

このレース、3着までに優先出走権が与えられるが、現時点で秋華賞出走の賞金ボーダーは500万勝ちが抽選で出走できるかどうかのライン。ゆえに、このレースでの勝負駆け度合いで言えば、既に出走が叶いそうな獲得賞金1000万超では無く、500万勝ちの2勝馬だろう。その中で、関東の田中勝騎手が手綱を取るヒルノマテーラは、今週の追い切りに乗るためにジョッキーがわざわざ栗東まで来ていた。前走の一回だけしか乗っていないのだが、よほど手応えを感じたのだろう。もちろんその過程を考えれば注目と言える。

ただ、ここ一発の魅力はプリモンディアルだ。前走の中京の競馬は、馬場が悪くこの馬の最大の武器である決め手を殺がれてしまったが、元々はチューリップ賞ではハープスターに次ぐ2番人気に推されたほどの素質馬。夏場を休養にあて、秋のココ目標にキッチリ仕上げられてきた。さらに…

実は鞍上の浜中騎手は、先週の紫苑Sで秋華賞の優先出走権を獲得したショウナンパンドラの騎乗依頼を受けている。このプリモンディアルは、ショウナンパンドラが権利を獲る前に依頼を受けていた関係でここで騎乗するが、普通に考えると「もう乗る馬が決まっているのだから目イチでは無いのでは」と思うところ。しかし真意は逆だ。ショウナンパンドラの騎乗依頼を受けてしまっているからこそ、ここは何としても権利を獲らねばならない。ましてや、藤原英昭厩舎と言えば常にリーディング上位を争い、しかも連対率3割を超えるトップ・ステーブル、信用を失う様な中途半端な騎乗は出来ない。

ここだけの一発騎乗だが、それだけにここ一発の、この馬の武器である決め手を最大限に活かした、思い切った勝負駆け騎乗を是非見せて欲しいところだ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●西へ東へ追い切りに行きます●

先週から菊花賞&秋華賞へ向けたトライアルレースが開始。

今週は新潟でセントライト記念、阪神でローズSがそれぞれ行われる。

セントライト記念の中心はやはり皐月賞馬イスラボニータだが、ここで注目したいのはエアアンセムとステファノスとワールドインパクトの3頭。

この3頭に共通していること、それは鞍上を務める騎手がそれぞれ美浦へ、または栗東へ追い切りのために出向いているということ。

まず、エアアンセムに騎乗する松田騎手は先週と先々週の2週続けて美浦で追い切りに騎乗。

前走の五稜郭Sでは直線で外に寄れてしまい他馬の邪魔をしたということで騎乗停止処分を受けており、多くの場合なら次走は乗り替わりになってもいいはずだが、懇意にしているオーナーということで続投が決定。

その期待に応えるためにも、ということで自分仕様にしっかりと調整しにきた、ということらしい。

ステファノスに騎乗する三浦騎手は同日10レースのファントムライトにも騎乗するため、この2頭を管理する藤原英師の「来てほしい」というひと言で栗東へ。

内容次第で菊花賞というステファノスと、確実に勝って重賞へというファントムライト。ともに追い切りの動きは抜群だったようで「勝負になる」という感触を掴めたらしい。

最後にワールドインパクトと横山典騎手。横山典騎手の場合、凱旋門賞へ出走するゴールドシップの国内最終追い切りのために栗東へ、そのついでといった感じでワールドインパクトの追い切りに騎乗したのが実情。

なぜなら、横山典騎手の菊花賞にはダービー馬ワンアンドオンリーがすでに出走を表明しており、セントライト記念での結果は横山典騎手の菊花賞へそれほど大きな影響はなく、いわば代打騎乗ということ。

ただ、代打騎乗だからこそ勝負師の乗り方で魅せてくれる騎手でもあるから、その取捨は非常に難しいところ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●牡馬もトライアル開幕!●

今週は、阪神で3歳牝馬による秋華賞トライアル・ローズSが行われるが、3歳牡馬もいよいよ最後の一冠、クラシック菊花賞に向けたトライアルがスタートする。ダービー馬ワンアンドオンリーは次週の神戸新聞杯から始動となるが、今週の新潟、セントライト記念には、そのダービー2着イスラボニータを筆頭に、3着マイネルフロスト、4着タガノグランパ、5着トゥザワールド、6着ショウナンラグーンと上位入線馬が顔を揃え、例年に無いメンバーレベルの高い、層の厚い一戦となった。

そのダービー5着馬トゥザワールドは、弥生賞を勝ち、皐月賞も2着、ダービーでも1・2着馬と共に主役級の存在だった。しかし、その1・2着馬の壮絶なデットヒートには加わる事が出来ず涙を呑んだ。その敗因は、ダービー当日の真夏の様な暑さが影響したそうだ。全兄トゥザグローリーも暑さに弱かったが、弟のこの馬もやはり暑さには弱く、ダービー当日はパドックの時点からいつもの様に進んで行かなかったそうだ。レースでもスタートしてから思うように進んで行かずいつもよりも後ろの位置取り、しかも先行有利な馬場に加え比較的緩い流れ、終い伸びてきたものの結果的にはその位置取りが明暗を分け5着までだった。もしいつもの様に好位で競馬が出来ていれば勝ち負けに加われた事は確か、ゆえに最後の一冠に賭ける思いは強く、並々ならぬ思いで秋の始動戦を迎える。

このトゥザワールド、元々完成度の高い馬だったが、夏の休養でより芯が入ってシッカリした。最終追い切りもキッチリ乗られ、「秋初戦としては万全の仕上がり」と指揮官もかなりの自信を持って挑んでいる。関西馬でもあり、本来なら神戸新聞杯から始動するのが王道と言えるのだが、新潟内回り2200mという舞台は、器用な脚が使えるこの馬にとっては有利なコース、よりいい結果を得て本番を迎えられる想定でここへの出走を決めた。まずはここで皐月賞馬イスラボニータを撃破し、そして本番の菊花賞でもダービー馬ワンアンドオンリーを破り最後の一冠を手中に収め春のリベンジを果たす、それが陣営の描く最良の青写真だ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●西へ東へ追い切りに行きます②●

先週から菊花賞&秋華賞へ向けたトライアルレースが開始。

今週は新潟でセントライト記念、阪神でローズSがそれぞれ行われる。昨日はセントライト記念について触れたが、一方、ローズSではオークス馬ヌーヴォレコルトのために岩田騎手が一週前追い切りに騎乗。

二週前の段階ではトーンが低かったが、岩田騎手騎乗後は「馬が目覚めた」と一気にトーンアップ。

また、ベテラン田中勝騎手がヒルノマテーラのために栗東へ。

前走でその能力に惚れたらしく、「続けて乗せてほしい」と志願したとのこと。

果たして、春の勢力図のままなのか、新興勢力が台頭してくるのか。注目したい!!


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