採れたて!トレセン情報

第370回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●混戦模様のエリ女を制するのは・・・●

関東馬の出走は4頭、対して関西馬は14頭。大きく差をつけられた今年のエリザベス女王杯。

だが、4頭だけとはいえ、そのうち2頭はGⅠ勝ち馬で有力候補。

まずはヌーヴォレコルト。今年の牝馬3冠レースすべてに出走して3・1・2着という世代トップクラスの実力馬。最優秀3歳牝馬という勲章を手に入れるためにはここは負けられない戦いとなる。なぜなら、ライバルとなるハープスターがジャパンカップへ出走、勝利となればエリザベス女王杯とジャパンカップの格からハープスターが最優秀3歳牝馬に選ばれることが濃厚となってしまうからだ。

ただ、誤算というか、予定外のエリザベス女王杯出走となってことは確かなようだ。

どういうことかというと、厩舎サイドとしては秋華賞のあとはできるだけ間隔をあけてハープスター同様にジャパンカップへの出走を目指していた。だから、秋華賞後ヌーヴォレコルトは美浦へ帰厩。

ところが、オーナーサイドの強い希望によってエリザベス女王杯へと路線変更。

ローズS後は栗東へ滞在して秋華賞へ挑んでおり、当初の予定がエリザベス女王杯であるなら美浦に帰厩することはナンセンスで、そのまま栗東へ滞在することの方が断然理に適っている。

つまり、美浦への帰厩と再度京都への輸送、そして間隔が中3週間しかないこと、と予定外だらけではある。

ただ、そこはヌーヴォレコルトのことを知り尽くしている斎藤厩舎。

「状態が戻らない場合はエリザベス女王杯はパスします」とオーナーへ伝えていたようで、つまり今週出走しているということは「納得のいく状態に仕上がった」ということの裏返しでもある。

もう1頭は…《明日に続く》


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●エリ女の裏福島も注目です!●

今週は古馬牝馬と3歳牝馬による統一女王決定戦、エリザベス女王杯が行われる。そのGIの裏で、福島競馬場でも福島開催のフィナーレを飾る重賞、福島記念が行われる。

GIが開催される京都では、関東の主力ジョッキーも遠征してくるため、京都を主戦場としているジョッキーの福島遠征も見られるのだが、和田騎手は、福島記念が目玉と言うよりは、師匠(岩元調教師)の管理馬グランドポピー(福島2歳Sに出走)のための遠征するようだ。というのも、新馬戦を快勝後の函館2歳S、そしてクローバー賞の2戦が流れに乗れずに終わってしまった事で「納得にいくジョッキーを」と、弟子の和田騎手に「行って欲しい」と依頼したそうだ。その遠征が決まった後にアロマカフェの騎乗依頼があった。そのアロマカフェもチャンスのある馬で「良い馬がまわって来てくれた」と色気を持っている。

もう一人、この騎手も注目の福島遠征だ。わずか19歳にしてイギリス・ダービーを勝ち、翌年には、若干20歳でなんとドバイワールドCをも制してしまった、M・バルザローナ騎手だ。

ヨーロッパ競馬通にしても「ヤツは本当に乗れる!」と唸らせるほどの逸材、そしてなんと言っても、クールモアと並ぶ世界の2大勢力のひとつ、ゴドルフィンと専属契約を果たしたジョッキー。そんな世界的ジョッキーが、ローカルの福島競馬場へ参戦となれば、注目せざるを得ないだろう。メインの福島記念では、本来エックスマークに騎乗予定だったが、除外濃厚という事でミトラでA・B投票、結果エックスマークはやはり除外になりミトラでの参戦となった。この他にも、関西馬4頭を含む計8頭に騎乗予定。ビザの関係で今回の来日は2週間のみ、短期間での集中騎乗となるが、今年の福島開催の最終日、競馬好きな人が多いと言われる福島で、是非その世界の腕を披露して欲しい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ハイレベルな一戦だが思惑もそれぞれ●

今週は牝馬のGIエリザベス女王杯。以前は牡馬で言う菊花賞、3歳牝馬限定の3冠最終戦で芝2400mで行われていたが、1996年から古馬牝馬も混合となり、距離も2200mに短縮された。以降、20年近くが経ち、3歳牝馬と古馬牝馬の統一女王決定戦としてすっかり認知されてた。しかし、今年は古馬牝馬NO1のジェンティルドンナ、そして事実上3歳牝馬NO1のハープスターが出走せず、統一女王決定戦とまでは言えない。それでも、古馬混合戦になって初めて、フルゲート18頭全てオープン馬(2010年は1頭取消で17頭立て)という、全体のレベルはエリザベス女王杯史上最高とも言えるメンバー構成、古馬・3歳馬のNO1が居なくとも、十分価値のあるハイレベルな一戦と言えるだろう。
そんな中だからこそか、各陣営の思惑もそれぞれ。

まず昨年の2歳牝馬チャンピオンで、ハープスターのライバル的存在だったレッドリヴェール。距離を考慮し次週のマイルCSも視野に入っていたが、レッドアリオンの存在があるからかオーナーサイドの意向でここへの出走となった。秋華賞から中三週、カイ食いがひといきで木曜日の調教後の馬体重がマイナス4キロ、このローテーションがどちらに転ぶか…。

角居厩舎ディアデラマドレも、距離適性を考えマイルCS出走も考慮されていた1頭。ジョッキーとスタッフが相談し、最終的にはメンバーを考え「やはり牝馬限定戦へ」とここへの出走が決まったようだ。昨年は9着に敗れているが、当時はまだ3歳でキャリアも浅く、スタンド前発走の舞台設定も酷だった。当時よりもかなり成長し、状態も前走の府中牝馬Sよりも「間違いなく良くなっている」との事。昨年以上の走りが期待できそうだ。

関東馬だがオメガハートロックの鞍上、先週まではP.ブドーの予定だったが、先週触れた通り、とりあえずは55キロ以上での騎乗、54キロでも乗れない事はないのだが、大事を取って乗らず、オーナーサイドの意向もあり小牧太騎手に。因みに、前出の2頭いずれかがマイルCSに向かっていれば、小牧太騎手はタガノエトワールでこのレースに出走している事になり、このオメガハートロックの鞍上は幸騎手になる可能性もあった。

各陣営の思惑、そしてそれに伴って鞍上が替っている馬も多いこのレース、果たしてどういう結果をもたらすのか、いろいろな意味でレースが楽しみだ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●混戦模様のエリ女を制するのは・・・②●

関東馬の出走は4頭、対して関西馬は14頭。関東勢にしてみれば大きく差をつけられた今年のエリザベス女王杯。

だが、4頭だけとはいえ、そのうち2頭はGⅠ勝ち馬で有力候補。

昨日お伝えしたヌーヴォレコルトに加え、GⅠ勝ち馬ホエールキャプチャ。

秋の最大目標はこのエリザベス女王杯だったようだが、なんと来週行われるマイルCSにも特別登録があり周りを驚かせた。多くの記者が体調面での不安で回避?となったようだが、実は体調ではなく天気を心配しての予備登録というのだ。

どういうことかというと、ホエールキャプチャは雨で渋った馬場が非常に苦手。濡れた馬場ではノメってしまいまったく力を出せないのだ。つまり、週末の天気予報が雨なら翌週へスライドするため、マイルCSへの登録を行ったというのが真相ということだ。

心配していた天気は17日月曜日は雨予報だが、16日日曜日は晴れ予報。

これで心配事がない状態で勝負に挑める、と自信満々の陣営。

3歳勢の勢い、古馬の意地、上回るのは果たしてどちらか?!


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