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第372回&第373回&第374回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●不屈のエンターテイナー復活●

約7か月振りに後藤騎手が落馬負傷から復帰。

夏の終わりごろから美浦の乗馬苑で体を慣らしていき、1か月前ぐらいから追い切りに騎乗。

一時は普通の生活も困難で、当然騎手への復帰は難しいという診断だったようだが、医師も驚く驚異の回復力を示して今週は3日間で19頭に騎乗。

驚異の回復と書いたが、これには先日引退されて佐藤哲騎手との会話が大きなきっかけとなったようで、佐藤哲氏に「俺の分まで頑張ってほしい」という言葉をかけられて、これが大きなきっかけとなり、よりリハビリに力が入ったとのこと。

つまり、今回の復帰は後藤+佐藤哲=ニュー後藤、となっているとのこと。

通算勝利1400勝以上を誇る名手の復帰は関東勢を刺激してくれるはずだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●またまた注目の外国人騎手来日!●

先週取り上げたM・バルザローナ騎手、わずか19歳にしてイギリス・ダービーを勝ち、翌年には、若干20歳でなんとドバイワールドCをも制してしまった世界的ジョッキーが裏開催の福島競馬場へ参戦、その期待に応え6Rでは5番人気のロードグリッターを勝利に導き、メインの福島記念でも6番人気ミトラで鮮やかな勝利を挙げ、その世界の腕を披露してくれた。ただ6Rの騎乗で制裁を受け、今週の3日間開催のうち土日の2日間は騎乗停止となってしまった。GIマイルチャンピオンシップで騎乗予定だったのはエキストラエンド、今年の京都金杯を勝ち、東京新聞杯でも2着、レコード決着だったマイラーズCでも3着と、十分チャンスがある馬だっただけに本当に残念だろう。

その、鞍上が空白となったエキストラエンドには、今週から短期免許を取得し日本で騎乗するW.ビュイック騎手に決まった。以前にもお伝えしたが、彼は欧州の競馬事情通が「本当にアイツが日本に行くんですか?」と囁かれるほど、そして、日本に来日している他の外国人騎手からも「よくアイツが来ましたね」と言われるほど、その腕は世界に轟いている天才ジョッキー。来シーズンにはゴドルフィンとの契約も決まり、順風満帆での来日。やはり流れがいい時には好循環になるようで、当初乗り馬の無かったマイルチャンピオンシップで前述通り参戦が叶った。

最終追い切りでは、騎乗停止となったバルザローナ騎手が跨り最終調整しバトンタッチ、状態はすこぶる良い様だ。

今年も混戦と言われるメンバー構成のマイルチャンピオンシップ、最終的には「時の運」でもある。先週のバルザローナ騎手のように、勝つときというのは本来の予定ではなかった馬が向こうからやってくるもの。終わってみれば「急遽回って来た馬で勝ってしまうのだから強運」と言われる可能性が、このエキストラエンドとビュイックのコンビにはありそうだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●勢いでトップステーブルに挑む!●

3日間開催の今週は、日曜日には秋のマイル王決定戦マイルチャンピオンシップ、そして月曜日にも素質馬揃いの注目重賞、東京スポーツ杯2歳Sが行われる。

この両レースに管理馬を出走させている厩舎は、関西リーディング1位の矢作厩舎、同5位の藤原英昭厩舎、関東リーディング2位の堀厩舎、そんなGI・重賞常連のトップステーブルに並び、重賞制覇は今年が初という高橋義忠厩舎も両レースに出走させている。

父はメイショウサムソンも管理した高橋成忠元調教師、その父の引退した2011年に開業し、その年は11勝、翌年も9勝止まりだったが、昨年は20勝を挙げた。それもあって、今年の年頭には、年間30勝と重賞制覇を目標に掲げていた。重賞制覇はクリノスターオーで5月に達成、そして年間30勝(年間30勝を挙げるとだいた全国リーディング20位内に入るのでAクラスと言える様になる)も秋口には「ギリギリか…」という雰囲気もあったのだが、10月以降でなんと10勝の固め撃ちをし現在29勝と、目標達成はほぼほぼ確定と言える状況となった。

そんな今勢いのある新興厩舎、前述のトップステーブルに迫る存在になっても良いだろう。マイルチャンピオンシップに出走のサンレイレーザーは、鞍上に先週エリザベス女王杯を制した川田騎手を迎え、勢いのある厩舎・騎手のコンビで出走、その勢いには注目。そして月曜日の東京スポーツ杯にはクラージュシチー。新馬戦ではいちょうS2着のネオルミエールに迫る決め脚を見せ、2戦目の前走ではその決め脚で2着を10馬身千切る圧勝劇、クラシック戦線を狙っていける勝ちっぷりだった。

その後、ソエ気味だったため放牧に出たが、どこから復帰するか、始動戦をどこにするか、自己条件から手堅く行くか、京都2歳Sか、それとも東スポ杯か、選択肢は分かれていた。その結果、いずれは“通る道”ということで東京遠征が決まった。もちろん、いろんな選択肢の中でも「一番メンバーが揃う」と、このレースの出走メンバーが手強くなるという情報は事前に知っていたが、クラシックを意識する馬だからこそ、力試しの意味もあってあえてブツけてきた形。とにかく勢いのある厩舎なだけに、今後も含めて注目したい1頭だ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●クラシックへ向けての戦い●

フルゲート割れの東京スポーツ杯2歳Sだが、来年のクラシックに直結する素質馬が集結。来週行われるラジオNIKKEI杯京都2歳Sと併せて、クラシックを占う意味でも大事な一戦。

1番人気が予想されるアヴニールマルシェはその状態の良さに北村宏騎手も太鼓判を押す。

「新潟2歳S当時よりも精神的に余裕があって落ち着いているし、なによりも順調にここまでこれたことが大きい」と順調でさえあればなんとかなる、そんな自信を覗かせていた。

このあとは朝日杯FSではなく、皐月賞と同じ舞台で今年からGⅡとなるホープフルSへと向かう予定。目の前のGⅠではなく、さらに先を見据えてクラシックへと続く道を逆算したローテーション。名門藤沢和厩舎、悲願となるクラシック制覇へ期待は高まるばかりだ。

札幌2歳Sで11番人気という低評価に反発する形で2着と好走したマイネルシュバリエ。

札幌2歳S組も例年どおりハイレベルで3着だったレッツゴードンキは次走アルテミスSで2着。6着だったアルマワイオリはすでに500万を勝ち上がりデイリー杯では僅差の4着に好走。10着だったスワーヴジョージは次走オープン特別で2着。東京スポーツ杯2歳Sにも出走しており上位人気を集めることは間違いない。

この強い馬たちを抑え込んだマイネルシュバリエの先行力と持久力は、やはり高く評価されるべき。マイネルシュバリエもアヴニールマルシェ同様に、朝日杯FSではなくホープフルSから皐月賞へと向かう予定。

新潟2歳S組か、札幌2歳S組か、未勝利を勝ち上がったばかりの素質馬たちか。

クラシックへの戦いはすでに始まっている!!


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