採れたて!トレセン情報

第387回&第388回&第389回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●馬名の小ネタ●

近年、大手クラブの馬は冠をつけることなく、世界各国の単語などから馬名を決定することが主流。

昨年からは「マイネル」で知られるラフィアングループも、牝馬に限って「マイネ」だったものを、例えば「アフェクシオン」、フランス語で愛情という意味、などに変更している。

そんな中、今週は個人オーナーの馬で2頭、驚いた馬名があったので紹介したい。

まずは土曜日の3レース、メイショウフェイク。

「メイショウ」と言えばダービー馬メイショウサムソンなどで知られる松本好雄オーナーの冠名だが、実はメイショウフェイクは個人オーナーの内田玄祥氏の馬で、メイショウフェイクは「メイショウのフェイク」、つまり「メイショウではありませんよ」という馬名なのだ。

もう一頭は月曜日の4レース、ニシノアンジュ。

「ニシノ」と言えば「セイウン」と併せて知られる西山茂行オーナーの冠名だが、実はニシノアンジュは個人オーナーの西村亮二氏の馬で、西村の「西の」からその名前を付けたということらしい。

変わった珍名は多くあるが、この2頭もある意味で珍名だろう。しかも、この2頭ともに調教でそれなりの動きを見せておりある程度の人気を集めることが予想されている。

こういった馬がいい結果を残すと、それはそれで注目されそうだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●不思議なコンビです!?●

2015年の中央競馬も2週目、変則3日間開催となる今週の重賞は、日曜京都ではダイワスカーレットやジェンティルドンナ、あのオルフェーヴルも参戦していた出世レースとも言えるシンザン記念、そして月曜日には中山、こちらは3歳牝馬によるフェアリーSが行われる。フェアリーSについては明日触れるとして、本日はシンザン記念について。

真冬の芝のレース、ましてやマイル戦とあって少頭数で行われることも多いのだが、今年も12頭と少頭数、しかも2勝以上挙げている実質のオープン馬は3頭のみという、例年に比べればやや寂しいメンバー構成となった。

そんな中で、年末のクリスマスローズSを勝ったレンイングランドもその数少ないオープン馬の1頭。管理するのは昨年最多勝利調教師に輝いた矢作厩舎、その昨年の最後の勝利を挙げたのがこの馬だ。

地方交流・海外競走も含めれば2位角居厩舎と2勝差ではあったが、JRAに限定すると藤沢和雄厩舎とは1勝差、2着の数は断然藤沢和雄厩舎のほうが上、ゆえに、もしレンイングランドが勝っていなければJRAに限れば藤沢和雄厩舎に負けていた事になる。

さらに、実はこのレンイングランドは1週前の朝日杯FSに出走を予定していたのだが、なんと5分4が通る抽選で唯一1頭の除外の憂き目にあっていた。朝日杯FSに出走していたら絶対勝てないとは言えないものの、厳しい戦いにはなっていただろう。勝負事と言うのは本当に紙一重だ。

今回の鞍上には浜中騎手が跨るが、この浜中騎手はシンザン記念の申し子とも言える成績を残している。昨年はミッキーアイルで、一昨年はエーシントップで勝利し連覇中。さらに4年前は7番人気レッドデイヴィスで勝利し波乱を演出、このレース初騎乗となった5年前は10番人気のセレスロンディーで3着し高配当の片棒を担いだ。初騎乗の2010年から5年間で3勝3着1回、まさに申し子といえる驚くべき好成績を残している。

矢作厩舎の最多勝利調教師賞に不思議な経緯で貢献したレンイングランドに、シンザン記念の申し子と言える浜中騎手が鞍上、否が応にも注目してみたくなる1頭だ。結果は如何に!?


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●義理と期待が半々●

昨年、全国リーディングトップとMVJ賞に輝いた戸崎騎手。

MVJ賞には4部門があり戸崎騎手はそのうちの勝利度数と騎乗回数で1位、また勝率では4位、獲得賞金では2位と、まさにリーディングトップに相応しい活躍振りだった。

年明けの先週こそ未勝利だったが、今週も3日間で23鞍に騎乗して、当然有力馬も多数。

日曜日はシンザン記念でサトノフラムに騎乗するため京都に遠征。

デビュー戦を馬なりのまま圧勝して、次走の重賞では断然に人気に推されたが、まさかの惨敗。

立て直された前走もとくに見せ場がないまま大敗。

そして、今回は前走から中一週という過密ローテーション。

現状の成績ではリーディングトップがわざわざ遠征してまで乗る馬とは思えないが、そのあたりについて戸崎騎手に話を聞いてみると、「確かに近走の内容は物足りないですが、年末の時点からシンザン記念で騎乗する約束をしていたので、前走が走っていないからと言って断るわけにはいきません。それにデビュー戦のパフォーマンスを考えればこんなに負ける馬ではないですし、きっかけひとつで変われる馬だと思っています」とのこと。

話した印象から半分は先約だからという義理という感じだが、残り半分はサトノフラムへの期待もあり、ここでダメなら次は・・・、といった感じだった。

つまり、ここで結果を出さなければシンザン記念以降、戸崎騎手が騎乗するシーンはない、のかもしれない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●願っても無い助っ人!●

変則3日間開催の最終日、月曜日は中山で重賞フェアリーSが行われる。 ハッピーパスの仔でコディーノの半妹のカービングパスを始め、オースミハルカ・オースミグラスワンの半妹ローデッド、ブロードアピールの孫テンダリーヴォイスなど良血牝馬が多く出走しているが、ストロングリターン・レッドオーヴァルの半妹のコートシャルマンも負けず劣らずの良血牝馬。さらに、前走の阪神JFでも3番人気に推された様に、西での評価は非常に高い馬でもある。

その前走は外枠で好スタートを切ってしまったため前にカベが作れず折り合いを欠いてしまったが、溜めれば弾ける馬、折り合いさえ付けば重賞でも勝ち負けできるだけの器であることはまず間違いない。

今回は折り合いは付けやすい内枠を引き巻き返しに期待がかかるが、それ以上に鞍上クリスチャン(デムーロ)と言うのが何より強い味方。先週の中山金杯でも、同じ社台ファーム系列のロゴタイプを、好位で上手く折り合いを付け、絶妙のタイミングで追い出し終いまでキッチリ伸ばして来た。

結果的にはF・ベリーに完全にマークされてしまい2着に敗れたが、その騎乗技術は流石の内容だった。

今回も折り合いを付けることが大きなカギになる馬、コートシャルマンにとっては願っても無い助っ人、そのレース振りはとにかく注目。もちろん勝つ様ならクラシック戦線を賑わす可能性も高い1頭だ。

余談だが、このレースが年末の12月開催から年明けの1月開催に移設された2009年以降、その2009年の勝ち馬ジェルミナル他、ダンスファンタジアやトーセンベニザクラなど阪神JFで敗れた馬の巻き返しが目立つレースでもある。

さらに言えば、前述2頭のオーナーはコートシャルマンと同じ社台レースホースでもある。


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