採れたて!トレセン情報

第390回&第391回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●騎乗停止の影響で・・・●

昨年末にあったホープフルSに続いて皐月賞と同じ舞台で行われる京成杯。

変わった点といえば例年であれば16頭のフルゲートが17頭になったこと。

変わらない点といえば今年も中心になってくるのは関西馬ということ。

ただ、今年の3歳は関東馬優勢の傾向が続いているので侮ってはいけない。

まず注目したいのはコスモナインボールとマイネルシュバリエ。

ともにマイネル軍団の主戦である柴田大騎手のお手馬で、主戦の特権でどちらに騎乗するか選ぶことができて選んだのがマイネルシュバリエ。

近2走は大敗が続いているマイネルシュバリエだが、選んだということは手綱を取り続けている人にしか分からないなにかがあるのかもしれない。

一方のコスモナインボール。

当初の予定では丹内騎手の予定だったが2日間の騎乗停止となり鞍上が空欄に。

そこで空いていた騎手の中から選ばれたのが三浦騎手というわけだ。

騎乗停止といえば先週は北村宏騎手もその処分を受けることになり関係者は大慌て。

やはり関東リーディング上位だけに騎乗予定馬が多く代役探しに悪戦苦闘したようだ。

京成杯で北村宏騎手が予定していたのはバルビエール。

2連勝したタケルラムセス陣営からも依頼があったようだが、1勝馬のバルビエールを選択。

普通に考えれば1勝馬よりも2勝馬の実績を重視したくなるが、やはりこのあたりもマイネルシュバリエ同様に騎手にしか分からない感覚というものがありそうだ。

空いていた騎手の中から選ばれたのが柴山騎手。

昨年からノーザンファームとの関係が密になり騎乗数の増加に伴って当然、勝利数も増加。

三浦騎手、柴山騎手ともにこの大きなチャンスを生かせるのかどうか。



ところで、土曜日のニューイヤーSでも北村宏騎手が騎乗予定だったサトノギャラントは蛯名騎手へ乗り替わりとなっている。

リーディング上位の蛯名騎手だが、このレースだけは依頼が一切なくぽっかりと空いていたとのこと。

そのタイミングで北村宏騎手が騎乗停止となり、蛯名騎手に予定馬がいないとなればどの陣営も間違いなく依頼するだろうし、またこういったいい馬が最後の最後に回ってくるあたりが、やはり持っている騎手なのかもしれない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●その経緯は複雑ですが…!?●

今年の競馬も3週目。1週目は日・月開催、2週目も土・日・月開催と2週連続で月曜日の競馬だったが、今週から漸く通常の土・日開催に戻る、ただ開催は戻るものの、トレセン関係者にとってはまだ通常では無い。

通常は月曜日は全休日、そして火曜日は全休日明け、翌水曜日が追い日(馬の調整も一日休日の後はハードな調教はせず運動程度にして翌日に追い切る)なのだが、月曜日が競馬開催の場合、火曜日が全休日、水曜日は全休日明け、そして翌木曜日が追い日となるため、今週もまだ通常には戻っていない。


そんな木曜日の追い切り後、その動きを確認し急遽日経新春杯への出走を決めたアドマイヤフライト。一部の報道でもあった通り、本来は2週後の東京開幕週の白富士Sを予定していたのだが、思いのほか調整が進み、1週前の段階で「来週(15日)の調教次第で使おう」となり特別登録も済ませた。そして今週の追い切りが良かった事もあってGOサインとなった。

但し、こういう場合は鞍上の確保が難しい。最終的には藤岡佑介騎手で落ち着いたが、それまでの経緯は複雑。実は藤岡佑介騎手は、この日経新春杯でシャドウダンサーの依頼を受けていた。ところが、水曜日の想定で出走優先順位が補欠2番手だった事が判明。その後、木曜日に1頭が回避したが出走が叶わないと判り中山の自己条件に切り替えた。そのタイミングで丁度アドマイヤフライトの出走が決まりお鉢が回ってきた。

藤岡佑介騎手と言えば、2013年の根岸S以来重賞勝ちが無いのだが、その2013年は根岸S後にフランスへ長期滞在し修行、昨年も7月に遠征と、この2年は彼の成長期とも言えるターニングポイントだった。そして昨秋辺りからその修行の成果が出たようで成績も上がり、周りの関係者からも「リズムが良くなってきた」と言われるほど認められつつあり、それがアドマイヤフライトの騎乗に結びついていることも確か。この馬は、昨年のこのレースで1番人気に推され2着の実績馬。昨夏はトモの状態など今ひとつだったようだが、立て直して今は本当に良くなっている。

様々な経緯が好転している様に思えるこの馬と鞍上には、なんとも注目してみたくなる。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●それぞれにそれぞれの思いが!?●

今週は京都でG2日経新春杯が行われるが、中山でも注目の3歳重賞京成杯が行われる。先週のシンザン記念ほど後のGI馬を輩出するレースでは無いものの、皐月賞と同じ中山芝2000mの舞台で争われることもあり、毎年関西からも有力馬が多く参戦する。

まずは上位人気に推されるベルーフ。新馬戦を快勝後、秋の東京百日草特別でも評判のルージュバックの2着に好走、そして出世レースと言われる素質馬が揃ったエリカ賞でも内から差し切るという味な競馬で快勝し能力の高さを示している。ただ管理するトレーナー曰く「まだまだ幼く破天荒」と、決して完成されているわけではなく、まだ子供で成長途上という感触を持っている。あのステイゴールドの血(母が全妹)が入っていることもあるのだろう。この成長途上で好走し賞金加算できる様なら、よりリアルにクラシックが見えてくる。

もう1頭のハービンジャー産駒クラージュシチーも注目の1頭だ。前々走の未勝利戦は、後続を1秒6も千切る圧勝劇、その勝ち方と鞍上に戸崎騎手の起用とあって前走の東京スポーツ杯では2番人気に推されていたが、結果は決め手比べで劣り5着と敗れてしまった。改めて東上となる今回、ソエ気味だったその前走よりも調整過程は順調、そして何より鞍上、未勝利戦で圧勝劇を演じた時に跨っていた菱田騎手に戻る。また、直線に坂のある阪神コースは、中山コースと通ずるところもあり、より魅力を感じる1頭だ。菱田騎手と言えば、昨年は日本ダービーを始め、菊花賞や有馬記念などでも騎乗チャンスを貰い経験を積んできた。その経験を糧に初重賞制覇も近いだろうと言われている。ここで成し遂げる可能性も十分ありそうだ。

もう1頭、関西馬=関西騎手のコンビで挑むダノンリバティだが、実は鞍上の和田騎手は、本来は10Rの初富士Sにミヤジタイガで出走を予定し、それがメインで中山遠征を予定していた。ところが、日経新春杯を予定していたラングレーとシャドウダンサーがここへ回ってきたために抽選となり、なんと1頭だけ除外の憂き目にあってしまい、結局日曜日は京成杯のみの騎乗となってしまった。

そんな経緯があったダノンリバティ、鞍上の和田騎手はこれがメインだった訳では無いが、こうなった以上は目一杯の騎乗になる。意外とこういう時の方が好結果を生む可能性はあり、ある意味で注目となりそうだ。それぞれにそれぞれの思いがある京成杯、結果は如何に!?


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