採れたて!トレセン情報

第402回&第403回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ジョッキーの異動はヒントになる?●

今週から春の連続開催、阪神・中山が開幕する。その開幕重賞にはトップホースも始動し春のGIシーズンが近づいて来た事を感じ取れる。

土曜日の阪神アーリントンCは、3歳馬による争いのためトップホースの参戦とは言えないものの、昨年はミッキーアイル、一昨年はコパノリチャード、3年前にはジャスタウェイが勝利と、3年連続で後のGI馬を輩出している出世レースになっており、そういう意味では日曜の重賞、中山記念・阪急杯と並び注目の一戦。

ところで、クラシック前の若駒の争いの場合、ジョッキーの異動が馬券のヒントになる場合も多い。

それは、トップジョッキーが「よりクラシックで好走する可能性のある馬」を選んでいく事が多いからだ。ただ、100%「クラシックの可能性」で選んでいるワケでは無い。

例えばこのレースの福永騎手。当初はここ数戦手綱を取りシンザン記念でも見せ場十分のレースをしたナヴィオンに騎乗する予定だったが、このレースではナリタスターワンに騎乗する。

2戦2勝、しかもともに快勝で、一見は「ナヴィオンではなくナリタの方が可能性が高いので選んだ」様に見える。しかし、実のところの理由はナリタスターワンを管理する調教師が同期の高橋亮師だった事が大きな要因の様だ。厩舎の初勝利を挙げたのも、厩舎の初重賞制覇も鞍上は福永騎手だった様に、この同期の絆は深い。その同期の管理馬で期待の3歳馬だからこそ、名門橋口厩舎をも断って騎乗する様だ。ナヴィオンについても「阪神コースの方が良さそう」と語っているそうで、こちらには同じエージェントの岩田騎手を手配。どちらが先着してもおかしくないだろう。

ジョッキーの異動と言えばもう一人、出走表を見ても判らない出来事があった。

先週、フェブラリーSを制し今年のJRAGIジョッキーの一番星となった武豊騎手。実は、当初はキッズライトオンで収まりかけていた。しかも、元々小倉の萌黄賞を予定していたところを逆オファーしての騎乗予定だったが、北村宏司騎手が騎乗停止になった事でナイトフォックスの鞍上が宙に浮き、そのナイトフォックスの陣営から武豊騎手に騎乗を依頼。結局、オープン勝ちという事もありナイトフォックスに騎乗することを決めた武豊サイド、キッズライトオンは元々の予定通り萌黄賞への出走となった。

同期の為に選んだ福永騎手、重要な代打を依頼された岩田騎手、この二人も注目なのだが、依頼されたナイトフォックスの陣営のためにも、そして断ったキッズライトンの陣営のためにも、勝って全てを丸く収めたいのは武豊騎手だろう。もちろん、それが可能なジョッキー、注目だ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●4歳世代は強いのか、それとも?!●

過去の勝ち馬にヴィクトワールピサ、ジャスタウェイなど一流馬たちが名を連ねる伝統のGⅡ中山記念。

今年は皐月賞馬イスラボニータ、オークス馬ヌーヴォレコルトの4歳牡馬と牝馬のトップクラスに加えて、富士Sを制したステファノス、古豪ロゴタイプなど少頭数ではあるが見ごたえのあるメンバーが激突。

中でもヌーヴォレコルトを管理する斎藤調教師の意気込みは並々ならぬものがあるようだ。

どうしてかというと、ヌーヴォレコルトが最優秀3歳牝馬のタイトルを獲得できると思っていたが、やはりインパクトと人気で上回るハープスターに奪われてしまったことが悔しくて仕方がないというのだ。

過去の対戦成績では2勝1敗でハープスターが上回っているが、ヌーヴォレコルトはローズSを制して秋華賞とエリザベス女王杯でともに僅差の2着。国内の牝馬路線でもっとも活躍していたのに対して、ハープスターは凱旋門賞、ジャパンカップともに上位からは離された敗戦。

少なくともタイトル争いは僅差になるだろうと思っていたが、結果はハープスターの圧勝。

ハープスターが今年初戦の京都記念で5着に敗れたことを受けて、「うちは牡馬相手でも負けない」と自信満々にコメント。

その自信をより深めたのが主戦の岩田騎手が先約だったステファノスを断って、ヌーヴォレコルトに騎乗することになったことのようだ。

どういうことかというと、当初ヌーヴォレコルトはドバイワールドカップやオーストラリアなど海外の主要GⅠを使うというプランがあり国内初戦がどことはっきりと決まっていない状況だった。

その時点で岩田騎手は中山記念でステファノスに騎乗となっていたようだが、ヌーヴォレコルトの予定が一転、国内専念となり中山記念となったことで予定が重なることに。

ステファノスを管理する藤原英師が譲ってくれた、という面はあるようだが、岩田騎手がどちらに乗りたかったかと言えば、やはりヌーヴォレコルトだったとのこと。

ハープスターの敗戦で4歳世代のレベルに疑問符がつくムードがある中、果たしてイスラボニータとヌーヴォレコルトのタイトルホースたちはどんな競馬を見せてくれるのか!?


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ミルコでもルメールでも無く…●

今週日曜日は、イスラボニータ・ヌーヴォレコルトといった昨年の3歳牡馬・牝馬クラシック戦線の主役を張った2頭の始動戦となる中山記念ももちろん注目だが、阪神で行われる阪急杯も、昨年はコパノリチャード、一昨年もロードカナロアと2年連続で後の高松宮記念の優勝馬を輩出しており、ある意味で中山記念以上に注目の一戦と言える。

出走メンバーも、その注目するに相応しい好メンバー、昨秋のマイルCSを勝ったダノンシャークを筆頭に、前述のコパノリチャード、昨年のNHKマイルCの優勝馬で、マイルCS、阪急杯でも1番人気に推されたミッキーアイル、牝馬ながらGI馬のローブディサージュや桜花賞2着、昨秋のスプリンターズS3着のレッドオーヴァルなど、多彩なメンバー構成で白熱した戦いが拝めそうだ。

ところで、この日の阪神競馬場のもうひとつの注目と言えば、やはりミルコ・デムーロとクリストフ・ルメールの日本の騎手としての初めての騎乗だろう。

もう半ば周知の事実であるが、二人とも「社台ファーム」が全面的にバックアップしているお抱えジョッキー。初日から有力馬揃いだが、この阪急杯で騎乗するダイワマッジョーレ(社台ファーム生産)とオリービン(社台ファーム生産で吉田照哉氏名義)も、出走させている社台ファーム生産馬5頭の中で最も脈のある2頭なのだろう。その騎乗振りはもちろん注目だ。

ただ、お抱えジョッキーとは言ってもそれぞれ体は一つ、二人で2つしかなく全ての馬に騎乗することは不可能。その2頭以外のプリムラブルガリス、アミカブルナンバー、レッドオーヴァルにもそれぞれチャンスはある。

そして社台ファームの生産では無いが社台レースホース所有のエールブリーズも、1200mではやや急がしく1600mではやや長く、1400mという距離がベストというタイプの馬。ゆえに高松宮記念や安田記念よりは「ここが勝負」のタイプでもある。

鞍上には、先週フェブラリーSに出走のお手馬カゼノコを手放し、小倉大賞典のカレンブラックヒルを選び見事勝利に導いた秋山騎手。この選択は本当にお見事だったが、今週も本来ならミルコやルメールが跨っていてもおかしくない馬が巡って来た。まさにいい流れの中でのビッグチャンス、このタイミングでの騎乗は目が離せない。


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