採れたて!トレセン情報

第404回&第405回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●トライアルの見方●

今週からいよいよ東西でクラシックトライアルが開幕する。土曜日阪神ではチューリップ賞、本番桜花賞と同じ舞台でもあり毎年注目の前哨戦。

トライアルとは言え、このレースでもジョッキーの動きがあった。まず、1勝馬ながら阪神ジュベナイルFでも1番人気、前走のクイーンCでも1番人気に推されたロカの鞍上、新馬戦から手綱を取ってきた和田騎手は、師匠の岩元師の管理馬ティーエスクライが前々から決まっていたため先約を優先。替わって騎乗するのは、先週日曜日、日本での通年免許取得初日から重賞制覇を成し遂げたミルコ・デムーロ騎手。

もうご存知の方は多いと思うが、日本での通年免許を取得したミルコとルメールは、社台ファーム系のお抱えジョッキー。このロカは社台は社台でもノーザンファーム系の馬で、実質はライン違い。次週のフィリーズレビューには社台ファーム系の期待の牝馬クイーンズリング(社台F生産で吉田哲哉氏名義)が出走予定、もちろん鞍上はミルコの予定。ここで権利を取れれば本番でもクイーンズリングに乗ると思われる。ゆえに、ロカがここで権利を取ってもミルコはここだけの代打と言えそうだ。(あくまで青写真通りならばの想定で、逆の場合もある)

ここだけの代打と言えば、コンテッサトゥーレに騎乗する北村友一騎手もこのレースだけの騎乗。と言うのも、この馬もまた社台ファーム系の期待馬、ここでルメール騎手が騎乗する予定だったのだが、ご存知の通り先週から騎乗停止処分となって騎乗出来なくなり、北村友一騎手となった。ただ、その北村友一騎手に収まるまでも右往左往していた経緯もある。

実は当初、北村友一騎手は中山のオーシャンSでシゲルカガに乗る予定だった。ただシゲルカガが水曜想定で補欠1番手で除外濃厚となり、切り替えて阪神での騎乗となった。急遽の阪神への変更のため土曜日の騎乗はチューリップ賞の1鞍のみ、しかも本番桜花賞ではルメール騎手に替わる事が濃厚、それでもこの馬に騎乗するのは、日頃お世話になっている安田隆行厩舎の管理馬である事はもちろん、その厩舎への恩返し、そしてオーナーサイドへのアピールの絶好の場でもあるからだろう。ここで結果を出せれば、またひとつ上のステージに上がれるかもしれない、彼にとってターニングポイントになりそうなレースだ。

そういう見方でレースを見てもまた面白いだろう。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●現在、再ブレイク中!?●

昨年の同時期を大幅に上回るペースで今年すでに13勝。

関東リーディング4位につけている柴山騎手。

昨夏以降勝ち星が増加しており、その大きな要因はノーザンファームの大きなバックアップがあるから。

カービングパスやネオルミエールなど、名門藤沢和厩舎の良血馬にも多数騎乗しており、その信頼は厚い。

今年挙げている13勝のうち、なんと8勝がノーザンファーム関連の馬で挙げたもの。

この相乗効果で他の陣営からも依頼が殺到しており、まさに今年は再飛躍の年となりそうな予感。

今週はスプリンターズSのトライアルレース、オーシャンSでベステゲシェンクに騎乗。

この馬は北村宏騎手のお手馬だが、北村宏騎手が3週間の騎乗停止となったため回ってきたようだ。

先週開幕した中山競馬は圧倒的に内枠&逃げ・先行馬有利という基本パターンで、2週目となる今週もその傾向が続くことが予想される。

直線勝負に賭けるベステゲシェンクにはまだ不向きと言える馬場だが、前走で見せた末脚は優に重賞レベルであることを証明しているし、今乗れている鞍上との新コンビで、さらに弾ける、なんてこともあるかもしれない。

他では先週亡くなった後藤騎手が騎乗予定だったショウナンアチーヴには蛯名騎手、内田騎手の騎乗停止でハクサンムーンは元主戦である酒井騎手へ、リトルゲルダは紆余曲折を経て丸田騎手の元へ。

それぞれにそれぞれの思惑が重なって迎えるトライアルレース。

今年の高松宮記念はこれ、という本命馬が不在で混戦ムード。ここで強い勝ち方を見せた馬が一歩リード、となるかもしれない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●やり直し?●

土曜日、阪神で桜花賞トライアルが行われる傍、中山でも高松宮記念の最終トライアルと言えるオーシャンSが行われる。絶対的存在だったロードカナロアが引退した後の昨年、そのロードカナロアと凌ぎを削ったハクサンムーンが台頭しているはずだった…

昨年もこのオーシャンSから始動したが、13着と大敗。続く高松宮記念でも出負けして後方からの競馬で5着。秋はリーディングトップの戸崎騎手を起用するも勝利には届かず、阪神Cでは最下位に終わり、結局、飛躍を誓った昨年は一つも勝てずに年を越すことになってしまった。

実は、昨年の敗戦続きにはひとつの懸念がある。と言うのも、始動戦となった昨年のオーシャンS前に、シルクロードSを使おうかというプランがあり、微妙な調整過程があった。結果的には、その影響で完全にリフレッシュしていなかった可能性がある。

今年もオーシャンSからの始動だが、今年は早くから使い出しはここと決め、目標へ向けてキッチリと仕上げられて来た。奇しくも昨年と同じ2枠4番、まさに「やり直し」だろう。

鞍上は、いろいろな経緯があって酒井学騎手に戻る。彼にとってもハクサンムーンと「やり直し」の一戦になる。そもそも、返し馬に下ろす時にグルグル旋回する儀式に始まり、スピード任せに逃げ、終いで驚異の粘りを見せる、このハクサンムーンの鞍上には彼が一番似合っているし実際に手も合っている。もちろん、今回も作戦はただ一つ、スタートを決めて逃げる、そして逃げ切りを狙うのみ。馬も人も「やり直し」のレース、注目だ!


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●地味でも強いものは強い?!●

皐月賞への王道と言えば弥生賞。

弥生賞への王道と言えば共同通信杯かもしくはラジオNIKKEI賞だが、昨年からホープフルSと変更。

この王道を歩んできたのが、サトノクラウンとシャイニングレイだが、もう1頭忘れていないだろうか。

それはホープフルS2着のコメートだ。

シャイニングレイが上位人気に支持されることはもちろん分かるが、そのシャイニングレイに0秒2差まで迫っての2着でありながら前評判はずいぶんと低い。

主戦を務めるのが中堅の嘉藤騎手、以前ほどの勝ち鞍を挙げていない土田厩舎、父がブラックタイドと、地味ではあるかもしれないが、実績と走りの内容はもっと高いレベルで、もっと評価されるべきだろう。

もちろん競馬を一番盛り上げるのは強い馬、そして良血馬なのかもしれないが、すべてがそれではアンチは面白くないし、大手の牧場生産馬ばかりでは、いつも同じ騎手ばかりのGⅠでは盛り上がりにかけるのも事実。

嘉藤騎手には是非とも、大手牧場を、良血馬たちをに、一泡吹かせてほしいものだ。


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