採れたて!トレセン情報

第406回&第407回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●同厩舎の2頭出しは人気薄を…●

中京競馬場が改修されてから3年が経過。

その3年間での中日新聞杯の結果は6番人気、5番人気、10番人気が勝利しており、いかにも荒れるハンデ戦といった様相。

トップハンデは57.5キロのミトラとヒットザターゲットの2頭。

ともに7歳と高齢ではあるが、特にミトラは今が最盛期と言えるほどの充実ぶり。

近走は外国人騎手がメインで騎乗していたが、今回は過去にミトラで勝利している蛯名騎手へ。

実は、前走のAJCCでも蛯名騎手が騎乗する予定だったが、当日の落馬による影響で柴山騎手へ乗り替わり。今回こそはと意気込みは並々ならぬものがあるようだ。

もう1頭注目したいのがダノンジェラートだ。

先ほどのミトラとダノンジェラートは同厩舎、美浦のトップステーブルである萩原厩舎所属の僚馬なのだ。

先に予定が決まっていたのがミトラで、ダノンジェラートは東京で準オープンを勝ち上がった後に予定が決定。

昔からの格言で「同厩舎の2頭出しは人気薄を狙え」とある。

人気薄の方になりそうなダノンジェラートは早い時期からその素質の高さは評価されていたが、体質が弱く6歳にしてまだ14戦しか走っていないほど。

名手・横山典騎手がその手綱を他に譲ることなく、また急きょの予定でも対応して中京へ遠征してくるあたり、ミトラの強さは認めるがダノンジェラートも侮れない存在となりそう。

果たして、荒れる重賞は荒れるのか、平穏に収まるのか!?


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●このチャンスを生かしたい!●

今週、日曜日には東西で牝馬の重賞が行われる。桜花賞トライアルのフィリーズレビューについては明日触れるとして、本日は中山牝馬Sについて。

週中の報道でもある通り、アイスフォーリスはこれがラストラン(社台系列の牝馬は規定により現役でいられるのは6歳の3月まで)、ゆえに「なんとしてもタイトルを」と渾身の仕上げが施されているような報道が多い。もちろん有力の1頭なのだが、同じ社台系列で「なんとしても結果が欲しい」馬は他にもいる。社台レースホースの所有馬ブランネージュだ。

社台レースホースと言えば、お抱えジョッキーはミルコとルメール、この二人が日本で通年免許を取得した今期は、よりその色が濃くなる事は間違い無い。このブランネージュも、いつその二人に乗り替わってもおかしくない馬。そう言った意味で、今回騎乗する藤岡佑介騎手も、いくら父親の管理馬だとは言え結果が出なければすぐに替えられてしまう可能性がある。ゆえに、ここはなんとしても勝ちたいレースになる。

藤岡佑介と言えば、以前にも触れたが2013年の根岸S以来JRAでの重賞勝ちは無いのだが、その2013年は根岸S後にフランスへ長期滞在し修行、昨年も7月に遠征と、この2年は彼の成長期とも言えるターニングポイントだった。そして昨秋辺りからその修行の成果が出たようで成績も上がり、周りの関係者からも「リズムが良くなってきた」と言われるほど認められつつある、今年ブレイクする可能性のあるジョッキーの一人。だからこそこんなチャンスも巡って来たのだろう。

騎乗するブランネージュは、昨年の牝馬クラシック戦線で常に上位争いを演じていた素質馬。世代トップのヌーヴォレコルトが先日の中山記念で勝利した事で、世代レベルが高かった事も証明され、この馬も牝馬限定の重賞レベルなら上位の存在と言える。しかも今回の舞台は小回りの中山芝1800m、好位から競馬ができ、しかも一瞬の決め手が武器のこの馬にとって絶好の舞台、まさにビッグチャンスだろう。

勝てばGIヴィクトリアマイルという路線もあり、そこで騎乗できる可能性も出てくる。様々な面でプラスに働く可能性のあるここは、藤岡佑介騎手にとって、今年の大きなターニングポイントになりそうだ。このチャンスを生かし、勝って勢いに乗ってブレイク出来るか、注目したい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●本番よりもココが勝負!?●

先週のチューリップ賞では、阪神JF3着のココロノアイが優勝、2着のレッツゴードンキが3着と、昨秋の勢力図を変えるほどの惑星は現れなかった。阪神JFの覇者ショウナンアデラの戦線離脱は残念だが、牡馬相手に重賞を制したルージュバックを筆頭に、クイーンCを勝ったキャットコインに前述2頭が有力候補となる。

今週の桜花賞トライアル、このフィリーズレビューには、その上位を脅かす可能性のある逸材が存在する。デビューから2連勝、しかもともに味のある連勝でまだまだ全く底を見せていないクイーンズリングだ。

デビュー戦は中山の芝1800m。大外枠から多少行きたがる面は見せながらも、スタートから4F全て13秒台という超スローペースを折り合い、終いはキッチリ伸びて完勝。2戦目の菜の花賞は、不利と言われる中山芝1600mの大外枠からスタートし、また行きたがる面は見せながらも中団で折り合い、またまた横綱競馬で勝利を挙げた。2着のマキシマムドパリが次走強い牡馬相手に3着、3着アイラインが次走快勝とレースレベルが低かったワケでは無く、クイーンズリングの素質の高さが証明された一戦だった。鞍上には社台Fお抱えジョッキーのミルコ、ここで権利を獲って本番でも騎乗予定だ。

ただ、優先権利を獲る必要はあってもクイーンズリングの目標はあくまで先でここが勝負の仕上げと言うわけでは無い。逆に、本番の1600mよりは1400mのここが勝負という馬がいるのもこのフィリーズレビューの特徴でもある。

同じ外国人騎手が手綱を取るラッフォルツァートはまさにそんな1頭だ。ここまで8戦して7戦が1400m、しかも2勝2着4回3着1回と複勝圏内100%の成績。母親も1200m・1400mで活躍したコスモベル、まさにここが勝負だろう。

鞍上にはA・シュタルケ騎手、ワールドエースでマイラーズCを勝つなど活躍した昨年に比べると、今年は騎乗馬のめぐり合わせが悪く成績も出ていないが、前走のラッフォルツァートでも単勝1.6倍の馬を好位から競馬して確実に勝たせる事が出来る様に外国人騎手の中でも腕は確か。そしてこのシュタルケ自身、短期免許は今月一杯で桜花賞は乗れないため、やはりココが目一杯になる。そろそろ存在感をアピールし来年に備えたいところ、ここは是が非でも欲しいタイトルだ。馬・騎手ともの本番よりもここ勝負のコンビ、当然注目だろう。




【美浦の『聞き屋』の囁き】

●日曜日の天気同様に荒れ模様!?●

トップハンデで本命候補だったケイアイエレガントが火曜日に取り消しを発表。

この馬がハンデの基準となっていたので、これでトップハンデが54キロ、もっとも低い馬が50キロ。

その差は4キロだけとなってしまった。

また、人気を集める馬も一長一短で、それぞれに注文がつくタイプばかり。

アイスフォーリスは良馬場が好走の条件となり日曜日の雨予報に不安があり、パワースポットの決め手は魅力だが、中山実績に乏しく直線勝負なので展開に注文がつく。

ブランネージュは4歳世代トップクラスの実力はあるが、今回は4か月振りとなる実戦で鞍上の藤岡佑騎手は同馬に初騎乗。

つまり、上位人気に支持されそうな馬たちも不安材料があり、また雨が降った場合の馬場適性もあり、ハンデ戦でもあり、どの馬にもチャンスがあると思えば展開を読むのがさらに難しくなり・・・。

予想のセンスが試されそうな難解なレースとなりそうだ。



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