採れたて!トレセン情報

第408回&第409回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●優先出走権は3着以内まで●

フルゲート16頭のところ12頭立てで行われるスプリングS。

2歳王者ダノンプラチナの始動戦であり、2戦2勝のリアルスティール、ミュゼスルタン、キタサンブラック、そして京成杯を制したベルーフと頭数は揃わなかったが弥生賞に劣らない好メンバーが集結。

人気上位はダノンプラチナとリアルスティールということになりそうだが、ここで注目したいのはベルーフとブラックバゴとマイネルシュバリエ。

ダノンプラチナとリアルスティールとミュゼスルタンはスプリングSから皐月賞ともに鞍上は主戦を務める蛯名騎手と福永騎手と柴田善騎手の予定。ところが、獲得賞金ですでに皐月賞出走が当確しているベルーフ、このレースで3着以内が皐月賞出走の絶対条件になるブラックバゴとマイネルシュバリエは、皐月賞での鞍上が未定、もしくは乗り替わりがすでに決まっているというのだ。

まずベルーフ。ここまで主戦として手綱を取ってきた川田騎手は弥生賞で断然の人気となったシャイニングレイとコンビ続投が決まっている状況。

ただ、もちろんシャイニングレイがなんらかの理由で回避を表明するようなことがあればベルーフに騎乗することはあるかもしれないが、現時点ではベルーフの皐月賞は川田騎手以外が騎乗予定。

ブラックバゴはというと、現在の獲得賞金では皐月賞のボーダーラインをかなり下回っているので優先権獲得が命題だが、今回2度目の騎乗となる戸崎騎手は3着以内で優先権を得た場合でも、すでに現時点で皐月賞出走の内定を決めている馬とのコンビが決定しているとのこと。

これはマイネルシュバリエに騎乗している三浦騎手も同じで、すでにベルラップとのコンビ結成が発表されている。

つまり、川田騎手と戸崎騎手と三浦騎手はスプリングSで3着以内に入らなくても皐月賞で騎乗馬に困ることはないということ。

だからといってこれだけの騎手で人気になる馬に乗っている時点で本気にならない、ということはないはずだが、なんとしても3着に入らないと皐月賞での騎乗馬がいなくなる、という騎手とではモチベーションが違うはず。

では、どうしても3着以内が必要な騎手はというと、それは北村宏騎手とキタサンブラック、津村騎手とタケデンタイガー、田中勝騎手とフォワードカフェ、松田騎手とベストミックス、柴山騎手とマイネルサクセサーの5組。

精神的にも馬のローテーション的にも余裕のある実績馬なのか、追い詰められている格下馬が一矢報いるのか。混戦模様の皐月賞はこのトライアル次第では、さらに混戦になりそうだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●注目のトライアル!●

クラシック・トライアル真っ只中、今週も東西で3歳牡馬・牝馬の前哨戦が行われる。中でも日曜中山メインのスプリングSでは、2歳チャンプのダノンプラチナが始動、さらに新馬勝ち後に即、東京の重賞を制覇し一躍クラシック候補、ダービー候補に名乗りを挙げたリアルスティールも出走、この2頭の走りに注目が集まっている。

ただ、実績的にはベルーフも遜色無い存在だ。重賞京成杯勝ちを含め4戦3勝2着1回、その唯一の敗戦が、今や「世代NO1では」とも言われているルージュバックの2着、ある意味リアルスティール以上の実績とも言える。

この馬については京成杯当時も触れたが、あのステイゴールドの血(母が全妹)が入っていることもあってか、まだまだ子供っぽさを残し、調教でもフラフラしたり、追い出してもフワフワしたり、さらにバカ付くところなどもあり、併せ馬でも平気で遅れたりもする。それでも、新馬戦、百日草特別、エリカ賞、そして前走の京成杯と一戦ごとに成長は見せ、実際結果も出している。もちろん今回もまた成長した姿を見せてくれる事だろう。

鞍上の川田騎手は、皐月賞ではシャイニングレイがいるため本番では乗れない可能性がある。通常、このパターンは「買いにくい」材料になるのだが、先日の弥生賞でも本番では乗れない福永騎手騎乗のサトノクラウンが勝利、高松宮記念の前哨戦オーシャンSでも本番では他の馬の騎乗馬が決まっていた戸崎騎手鞍上のサクラゴスペルが勝利、同じくアネモネSではテンダリーヴォイスが勝利と、この春の中山の前哨戦は「本番で乗れないからこそ」勝利を掴んでいる傾向がある。人気と注目度はダノンプラチナ、リアルスティールに譲るが、このベルーフは馬券的にも将来的にも、先の2頭以上に注目だろう。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●そろそろ勝ってもイイ!●

日曜日、中山のG2スプリングSも注目だが、阪神でもスターホース・ゴールドシップが出走するG2阪神大賞典が行われる。そのゴールドシップ、圧倒的人気を集めた前走のAJCCでよもやの敗退。しかも実績的に格下の相手に掲示板さえも外してしまった。超スローペースや展開など運の無かったこともあるが、超トップレベルの馬はそれでも勝たなければいけないところ、相も変わらず気性の問題を抱えている様だ。

今回は、断然の実績を持つ阪神コースの長距離戦、しかも今の力を要する阪神の馬場を考えれば言い訳出来ない状況でもある。もしここでも結果が出ない様だと衰えを疑われても仕方ないかもしれない。

そんな危ういところがありながらも圧倒的支持を受けるであろうゴールドシップをよそに、虎視眈々と勝利を狙っている馬がいる。ラストインパクトだ。この馬、ゴールドシップとの直接対決では、昨年の天皇賞(春)、そして有馬記念と2戦2敗なのだが、実はその2戦とも僅かコンマ1秒差、少しの事で逆転できる位置ではあった。

今回はゴールドシップに利のある阪神芝3000mという舞台ではあるものの、相手には前述の心配は付きまとうため逆転の可能性はあるだろう。

鞍上は若手の菱田騎手。4年目を迎えるが、元々騎手としての意識が高く、今の若手では「間違いなく伸びてくるジョッキー」と言われている。後は経験と実績が付いてくればすぐにブレイクしてもイイ。

昨年は日本ダービーという大舞台も経験、そして菊花賞・マイルCSの騎乗を経て年の瀬の有馬記念でこのラストインパクトに騎乗。初めての中山競馬場への参戦という困難な状況ながら、結果は7着も勝つために腹を括ってインで我慢した競馬は大きな経験になったはず。今年はまだ6勝と不本意な成績ながらも、先々週には弥生賞をタガノエスプレッソ(10番人気)で3着、先週のフィリーズレビューではペルフィカ(7番人気)で2着と、堂々とした騎乗で結果も出てきている。「ヤツもそろそろ重賞を勝ってもイイのでは」そう言う者も多くなってきた今週、このラストインパクトは大きなチャンス。ここで結果を出せれば、一気にブレイクする可能性もあるだろう。是非、頑張って欲しいところ。


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