採れたて!トレセン情報

第424回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●この馬の為に遠征 その1●

今週も東京競馬場でGIヴィクトリアマイルが行われるが、土曜日の東京でも注目の重賞が組まれている。安田記念の前哨戦、GⅡ京王杯SC。例年有力馬が多く出走するが、今年も高松宮記念で2番人気に推されたダイワマッジョーレを始め、目下4連勝中で東京新聞杯を勝ったヴァンセンヌ、先週のNHKマイルCを勝ったクラリティスカイの半兄クラリティシチー、安定した決め手が魅力で上位人気必至のサトノルパンなど既成勢力、実績馬、良血馬、上り馬など多彩な役者が揃った。

そんな中、まだ準オープンを勝ったばかりという事もあってか印は薄いのだが、ダンスディレクターには注目してみたい。と言うのも、前述通りこのレースは有力馬が多く出走してくることで当然、賞金ボーダーも高くなりやすく、準オープンを勝ったばかりのダンスディレクターでは賞金が足りず除外の心配があった。実際、特別登録の段階では20番目の除外対象だった。そんな可能性が高いにも関わらず、鞍上の浜中騎手は早い段階からこの日は「この馬のために東京」で騎乗することを決めていた。

リーディング上位の騎手が、除外濃厚な馬のためにわざわざ遠征をするのは、それだけ期待をかけている証でもある。

そもそも、今回が初重賞挑戦だが、並ぶ間もなく差し切り勝ちを収めた前走の2着馬テイエムタイホーが、その後六甲Sでサトノルパンに快勝している事を考えても、ここで勝ち負け出来る能力は備わっている事も判る。とにかくその決め手は非凡、やや乗り難しく掛かったりする面を見せることもあるが、1枠2番という内枠なら、前に壁を作って上手く折り合えるだろう。人気の盲点となっているが、侮ってはいけない存在どころか、実は最有力とも言えるほどの1頭、注目してみたい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●伏兵の戦いについて●

今週は春のGⅠ5週連続の第2弾となるヴィクトリアマイル。

断然の1番人気はハープスターと戦ってきたヌーヴォレコルト。久々のマイル戦に加えて追い切りの動きがピリッとしなかったようだが、これだけの実績を積み上げてきた馬だけに、そのパフォーマンスに大きく影響するとは考えにくいところ。

ここで取り上げたいのは伏兵陣。

まずはアルマディヴァン。今年に入ってからの成績は4戦2勝。重賞初挑戦となった前走も不向きな展開を考えれば悪くない内容での6着。

主戦を務める勝浦騎手は当初、京都で栗東Sと葵Sでお手馬に騎乗するため遠征の予定だった。

ところが、ヴィクトリアマイルの早い段階での想定でアルマディヴァンが出走可能になることが分かると、大急ぎで栗東Sと葵Sの依頼馬をキャンセル(結局その2頭は体調が整わずに回避)。

アルマディヴァンは想定どおりに17番目での出走。「地力では劣るかもしれないが、瞬発力勝負ならの期待は持っている」と勝浦騎手はコメント。

福島牝馬Sで重賞初制覇となったスイートサルサ。

実は福島牝馬Sは勝負態勢だったとのこと。

どういうことかと言うと、陣営はスイートサルサのもっとも力を発揮できる舞台が東京だと考えており、なんとしてもヴィクトリアマイルへ出走させたかった。

ただ、福島牝馬S出走前の賞金ではボーダーラインにもかからない状況だったので、福島牝馬Sで賞金を加算すること(2着以内)がどうしても必要だった。

結果は先に書いたとおりで、最高の形で本番へ臨めると気合と色気十分。

展開のカギを握りそうなのはケイアイエレガント。

京都牝馬Sを制したあとは中山牝馬Sを目指していたが一頓挫あり回避。

一時は春全休かも、という話があったほどだったが、無事に出走へとこぎつけてきた。

ただ、どれだけ立ち直っているのかという点では不安が残る調整過程ではあるし、また京都と東京のマイルでは質がまったく違うことは確か。

先週のNHKマイルCは比較的平穏な決着となったが果たして今週はどうなるのか。

安田記念へと続く重要なレースになることは間違いないだけに注目だ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●この馬の為に遠征 その2●

今週も東京競馬場でGI、日曜日には古馬牝馬の春の女王決定戦ヴィクトリアマイルが行われる。やはり国内一の競馬場、東京で行われるGIとあって関西から遠征する騎手も多く、関西を主戦場としているルメール・ミルコを含めれば出走している半数以上が関西ジョッキーの手綱で争われる。

そんな中、メインのヴィクトリアマイルには乗っていないが、何故か準メインの10R青竜Sで騎乗している関西ジョッキーがいる。和田竜二騎手だ。よく考えれば、ヴィクトリアマイルを補欠一番手で除外されたダンスアミーガの鞍上が和田騎手だっただけに、それで納得は出来るのだが、実のところはこの青竜Sのアポロケンタッキーのために東京遠征を決めたようだ。

と言うのも、前走は中山で500万条件を勝ったが、とにかくコーナリングがもう一つの馬で、コーナーでハミを取らないところがあり、コーナー4回のレースではなかなかエンジンが掛からない現状。それでいて勝ち切っている辺り、能力は間違いなく上のモノがある。今回は、コーナーは2回のみの東京ダート1600m、しかも直線の長い東京と言うのは大きなプラスで、この馬のポテンシャルをフルに活かせるコース、だからこそ和田騎手もこの馬のために遠征を決めたのだろう。この中間の動きも「走りが弾んでいる!」と言うほど凄い動きで絶好調、手応えを掴んでいる。

余談にはなるが、実は前走は皐月賞の日の競馬だったのだが、同じ様に皐月賞で騎乗予定だったアダムスブリッジが回避し、よりこの馬に目イチとなったが、奇しくも同じ様な状況、和田騎手の渾身騎乗が見られそうだ。改めて注目してみたい。


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